『女と男の時空 -日本女性史再考 第2巻』河野信子他編/藤原書店(96.初帯)/小口少ヤケ有
 第2巻:おんなとおとこの誕生 -古代から中世へ-

       刊行にあたって(河野信子)
       序 (伊東聖子/河野信子)

     第一部 表象への視線
      ・「<聖なるもの>と女性 -トラン尼伝承の深層-」(阿部泰郎)
      ・「遊女幻想」(鈴鹿千代乃)
      ・「王朝文学の女性」(津島佑子/藤井貞和)
      ・「嘲笑する絵画 -『男衾三郎絵巻』にみるジェンダーとクラス-」(千野香織)
      ・「合戦絵の中の女性像 -『性』を印された身体-」(池田忍)

     第二部 関係存在の変容の過程
      ・「性愛の変容 -中世成立期を中心に-」(服藤早苗)
      ・「鎌倉武士の『家』 -父系集団から単独的イエへ-」(明石一紀)
      ・「中世前期における女性の財産権 -家族・村落の中で-」(田端泰子)
      ・「天皇家における皇后の位置 -中国と日本との比較-」(梅村恵子)

     第三部 宗教のいとなみから
      ・「平安時代の内侍と祖先祭祀」
      ・「十三世紀における妻と夫の宗教活動 -親鸞の結婚説話『坊守縁起』の世界-」(遠藤一)
      ・「密教系女神・その光と呪性 -茶枳尼護法女神の両義性を中心に-」(伊東聖子/河野信子)

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