『日本の原爆記録 全20巻』 家永三郎、小田切秀雄、黒古一夫編/日本図書センター(91)
 第01巻::天大いなる声/長崎二十二人の原爆体験記/原爆体験記 (1991)/函ヤケ函口少破れ有 売切れ

    ・序にかえて:原爆投下の責任(家永三郎)
  ● 『天大いなる声』(日本基督教青年同盟編)
  ● 『長崎二十二人の原爆体験記』(長崎文化連盟)
  ● 『原爆体験記』(広島市原爆体験記刊行会)

   ○ 解説:「記録の生命力・禁圧をかいくぐって」(小田切秀雄)
   ○ 解題(黒古一夫)

 第02巻:長崎の鐘/長崎精機原子爆弾記/雅子斃れず (1991)/函ヤケ有 売切れ

  ● 『長崎の鐘 -付・マニラの悲劇-』(永井隆)
  ● 『長崎精機原子爆弾記』(三菱重工長崎精機製作所編)
  ● 『雅子斃れず -長崎原子爆弾記-』(石田雅子)

   ○ 解説:「究極の兵器にも敗北しなかった人間の尊厳」(黒古一夫)
   ○ 解題(黒古一夫)

 第03巻:白夾竹桃の下/原爆に生きて (1991)/函背ヤケ有 売切れ

  ● 『白夾竹桃の下 -女学生の原爆記-』(吉松祐一編)
  ● 『原爆に生きて -原爆被害者の手記-』(原爆被害者の手記編纂委員会編)

   ○ 解説:「原子野の実相を凝視する魂」(石川逸子)
   ○ 解題(黒古一夫)

 第04巻:花の命は短かくて/もういやだ (1991)/函背ヤケ有 3500円

  ● 『花の命は短かくて -原爆乙女の手記-』(小島順編)
  ● 『もういやだ -原爆の生きている証人たち-』(長崎原爆青年乙女の会編)

   ○ 解説:「"原爆乙女"を中心にして」(小田切秀雄)
   ○ 解題(黒古一夫)

 第05巻:星は見ている/純女学徒隊殉難の記録 (1991)/函背ヤケ有 3500円

  ● 『星は見ている -全滅した広島一中一年生父母の手記集-』(秋田正之編)
  ● 『純女学徒隊殉難の記録』(純心女子学園編)

   ○ 解説:「想像力をこえる悲惨・全滅した二つの学園」(黒古一夫)
   ○ 解題(黒古一夫)

 第06巻:ヒロシマ日記/中国地方総監府誌・原爆被災記録 (1991)/函背ヤケ有 2500円

  ● 『ヒロシマ日記』(蜂谷道彦)
  ● 『中国地方総監府誌・原爆被災記録』(中国地方総監府誌刊行会編)

   ○ 解説:「やがて形成されるであろう"ヒロシマ神話"の貴重な証言」(中野孝次)
   ○ 解題(黒古一夫)

 第07巻:千羽鶴/黒い蝶 (1991)/函背ヤケ有 3000円

  ● 『千羽鶴 -原爆の子の像の記録-』(豊田清史)
  ● 『原爆前後の手記』(松岡鶴次)

   ○ 解説:「"記憶"を越えて」(黒古一夫)
       :「娘への愛と平和希求の結晶」(石川逸子)
   ○ 解題(黒古一夫)

 第08巻:原爆の実相/われなお生きてあり (1991)/函背ヤケ有 売切れ

  ● 『原爆の実相』(柴田重暉)
  ● 『われなお生きてあり』(福田須磨子)

   ○ 解説:「"私"の動機と"支配"の立場と」(中野孝次)
   ○ 解題(黒古一夫)

 第09巻:あの日から今もなお/炎と影/長崎原爆記 (1991)/小口少シミ函背ヤケ有 2600円

  ● 『あの日から今もなお -母のヒロシマ原爆戦史-』(副島まち子)
  ● 『炎と影 -被爆者20周年の手記-』(長崎被爆者の手記編纂委員会編)
  ● 『長崎原爆記 -被爆医師の証言-』(秋月辰一郎)

   ○ 解説:「地獄図の中のきらめき」(山田かん)
   ○ 解題(黒古一夫)

 第10巻:証言は消えない・広島の記録(1)/炎の日から20年・広島の記録(2) (1991)/函ヤケ有 売切れ

  ● 『証言は消えない・広島の記録(1)』(中国新聞社)
  ● 『炎の日から20年・広島の記録(2)』(中国新聞社)

   ○ 解説:「ヒロシマ二十年の体験と思想の集大成」(鎌田定夫)
   ○ 解題(黒古一夫)

 第11巻:長崎の証言- 1-10集 - (1991)/函ヤケ有 売切れ

  ● 『長崎の証言』(長崎の証言刊行会)

   ○ 解説・解題:「歴史の証言から歴史の変革へ」(鎌田定夫)

 第12巻:ナガサキの被爆者/被爆韓国人 (1991)/函背ヤケ有 8600円

  ● 『ナガサキの被爆者 -部落・朝鮮・中国-』(西村豊行)
  ● 『被爆韓国人』(朴秀馥/郭貴勲/辛泳洙)

   ○ 解説:「"差別"という暗い闇の中で」(石川逸子)
   ○ 解題(黒古一夫)

 第13巻:煉瓦の壁/天の羊 (1991)/函背ヤケ有 3800円

  ● 『煉瓦の壁 -長崎捕虜収容所と原爆のドキュメント-』(田島治太夫/井上俊治)
  ● 『天の羊-被爆死した南方特別留学生-』(中山士朗)

   ○ 解説:「国境をこえる被害のうめき」(黒古一夫)
   ○ 解題(黒古一夫)

 第14巻:被爆二世/原爆が遺した子ら (1991)/函背ヤケ有 売切れ

  ● 『被爆二世 -その語られなかった日々と明日-』(広島記者団被爆二世刊行委員会編)
  ● 『原爆が遺した子ら -胎内被爆小頭症の記録-』(きのこ会)

   ○ 解説:「"核"の反人間性を明示 =時間をこえる人間破壊」(黒古一夫)
   ○ 解題(黒古一夫)

 第15巻:原爆孤老/沖縄の被爆者 (1991)/函背ヤケ有 売切れ

  ● 『原爆孤老』(原爆孤老刊行委員会編)
  ● 『沖縄の被爆者 -癒されぬ三六年の日々-』(福地曠昭)

   ○ 解説:「極限的な場合」(小田切秀雄)
   ○ 解題(黒古一夫)

 第16巻:原子力と文学(抄)/原爆文学史/原爆とことば(抄) (1991)/函背ヤケ有 売切れ

  ● 『原子力と文学(抄)』(小田切秀雄編)
  ● 『原爆文学史』(長岡弘芳)
  ● 『原爆とことば(抄)-原民喜から林京子まで-』(黒古一夫)

   ○ 解説:「絶滅の可能性に対峙する文学」(黒古一夫)
   ○ 解題(黒古一夫)

 第17巻:原爆歌集・句集 広島編 (1991)/函背ヤケ有 売切れ

  ● 『原爆歌集・句集 広島編』(早川雅之編)

   ○ 解説:「詠み継ぎたい広島原爆歌群」(栗原貞子)
       :「慟哭を凝集する広島の句集」(吉波曽死)
   ○ 解題(黒古一夫)

 第18巻:原爆歌集・句集 長崎編 (1991)/函背ヤケ有 売切れ

  ● 『原爆歌集・句集 長崎編』(早川雅之編)

   ○ 解説:「凝縮した訴えの重さ」(早川雅之)
   ○ 解題(黒古一夫)

 第19巻:原爆詩集 広島編 (1991)/函ヤケ有 売切れ

  ● 『原爆詩集 広島編』(栗原貞子/伊藤真理子編)

   ○ 解説:「絶滅の原イメージ」(栗原貞子)
       :「核時代にうたいつぐため」(伊藤真理子)
   ○ 解題(黒古一夫)

 第20巻:原爆詩集 長崎編 (1991)/函背ヤケ有 売切れ

  ● 『原爆詩集 長崎編』(山田かん編)

   ○ 解説:「長崎における原爆詩の系譜をたどる」(山田かん)
   ○ 解題(黒古一夫)
   ○ 跋として:"核の時代"とこの記録集成(小田切秀雄)
   ○ 原爆記録文献年表(黒古一夫)

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