『月刊言語(1997年)』 大修館
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通巻303号(1997年01月):"手紙" -手紙文化の明日を考える- 300円
- (1)「コミュニケーションとしての手紙」(橋元良明)
- (2)「手紙の文法・手紙のスタイル」(前田富祺)
- (3)「電子メール時代の手紙作法」(内田保廣)
- (4)「初めての"お手紙"-文字教育としての手紙-」(無藤隆)
- (5)「消えたパリの速達便」(鹿島茂)
- (6)「書館術の時代 -中世からルネサンスへ-」(月村辰雄)
- (7)「手紙から何を読みとるか -日本近代作家の手紙から-」(長島裕子)
- (8)「手紙文化の変遷とその背景」(紀田順一郎)
- (9)「候文のすすめ」(内田保廣)
- (10)「江戸の書館指導 -馬場佐十郎と蘭学者-」(岡田袈裟男)
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- ・「脳生理学から言語処理を見る」(高沢悟/中込和幸/中島平三/萩原裕子)
- ・「お金を使うチンパンジー」(鈴木修司/松沢哲郎)
- ・「<日本言語学会第113回大会>報告」(籾山洋介)
- ・「<ラテンアメリカ言語学・文献学会>報告」(高垣敏博/上田博人)
- ・「インタヴュー:言語学フロンティア25 -中村桃子-」
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- ・「新連載・日本語の構造(1)」(長谷川信子)
- ・「新連載・ディベート講座(1)」(中沢美依)
- ・「新連載・<図説>二十世紀末日本人の言語意識(1)」(米田正人)
- ・「新連載・空の歳時記(1)」(水沢周)
- ・「新連載・池田清彦の虫の目・人の目(1)」(池田清彦)
- ・「新連載・漢字の履歴書(1)」(川嶋秀之)
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通巻304号(1997年02月):例解日本語文法 -「魚は鯛がいい」-「愛だろ、愛っ。」- 500円
- (1)「『魚は鯛がいい』-主語をもつ文の構造-」(野田尚史)
- (2)「『伊達さん、結婚するだろうか』 -<問いかけ>と<疑いの表明>-」(仁田義雄)
- (3)「『富士山は昨日太郎に登られた』 -受身文の適格性条件-」(高見健一)
- (4)「『あの人は奥さんが三回変わりました』 -回数表現と術語の関係-」(定延利之)
- (5)「『魚の焼ける匂い』 -因果関係を表す連体修飾表現-」(益岡隆志)
- (6)「『患者が注射をする』 -動詞の意味的焦点と事態の結果のコントロール-」(佐藤琢三)
- (7)「『うどんにマヨネーズかけたりして』 -並立の意味-」(森山卓郎)
- (8)「『もしもし、切符を落とされましたよ』 -終助詞『よ』を使うことの意味-」(井上優)
- (9)「『愛だろ、愛っ。』 -推量と確認要求-」(三宅知宏)
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- ・「アジア研究 -ネットワーキングの可能性-」(松枝到)
- ・「有史以前の外来語」(伊東紀)
- ・「テレビ番組にみる音声言語の行方」(多和田さち子)
- ・「<第1回"アジア諸民族の文字"国際会議>報告」(石塚晴通)
- ・「インタヴュー:言語学フロンティア26 -三浦信孝-
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通巻305号(1997年03月):ことばの技法 -いま最も必要な発信型日本語とは- 400円
- (1)「大学生に日本語を教える -必修『日本語技法』新設の顛末-」(吉倉紳一)
- (2)「『論理的な』表現と『ロジカルな』表現」(西村肇)
- (3)「ルポルタージュを書く」(杉山康彦)
- (4)「マニュアルづくりの現場から」(雨宮拓)
- (5)「ニュース報道の効率的な表現法」(最上勝也)
- (6)「ディシジョンメーキングの方法」(関口一郎)
- (7)「数学の式を日本語で表現する」(細井勉)
- (8)「口頭発表のコツ」(植村研一)
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- ・「関口文法と現代言語学」(江沢建之助)
- ・「CHILDESの日本語化 -言語習得研究のための情報処理システム-」(杉浦正利/中則夫/宮田Susanne/大嶋百合子)
- ・「様態論 -統語論を中心に-」(加藤雅人)
- ・「連用用法の数量詞が表す数量について -非対格性の仮説からの検討-」(北原博雄)
- ・「<国際体系機能言語学会>報告」(龍城正明)
- ・「インタヴュー:言語学フロンティア27 -定延利介-
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通巻306号(1997年04月):命名の世界 -「ことば」から読む民族の世界観- 500円
- (1)「分類と命名」(松井健)
- (2)「命名とメタファー」(山田孝子)
- (3)「命名と禁忌」(小馬徹)
- (4)「<名づけ>の現場から -命名とホピの宇宙論-」(北沢方邦)
- (5)「雑読字カタログ -中国神怪命名考-」(中野美代子)
- (6)「子どもの名づけ -現代フルベ人の命名法-」(小川了)
- (7)「雅号とペンネーム」(金文京)
- (8)「テンボ語の植物名」(梶茂樹)
- (9)「料理・食材の命名法」(塚田孝雄)
- (10)「空間のカテゴリー化」(井上京子)
- (11)「宇宙の呼び名」(池内了)
- (12)「ナポリは『新しい町』」(下宮忠雄)
- (13)「平民、苗字差し許され候事」(清水康行)
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- ・「選択体系機能言語学における基本概念と主要術語 -transititivity の解釈を中心に-」(龍城正明)
- ・「メトニミーと敬語」(中園篤典)
- ・「インタヴュー:言語学フロンティア28 -成田一-」
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通巻307号(1997年05月):言語学の楽しみ -人間科学の原点- 400円
- (1)「鳥の目で見る言語学」(金子亨)
- (2)「虫の目で見る言語学 -文字・文献言語研究-」(吉田豊)
- (3)「足で学ぶ言語研究 -フィールド言語学-」(渋谷勝己)
- (4)「語彙研究の楽しみ」(国広哲弥)
- (5)「対話研究の楽しみ」(岡田美智男)
- (6)「意味研究の楽しみ -対話把握論-」(田中茂範)
- (7)「コンピュータと対話する楽しみ」(伝康晴)
- (8)「生成文法はここがおもしろい」(今井邦彦)
- (9)「認知言語学のおもしろさ」(池上嘉彦)
- (10)「地球規模で日本語を研究する楽しみ」(徳川宗賢)
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- ・「往復書簡:生成理論と認知言語学の接点を求めて(1)-西村義樹様-」(中島平三)(
- ・「『方言主流社会』の方言意識」(上野智子)
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通巻313号(1997年10月):アジアの言語事情 -公用語・少数民族語・言語政策・言語教育...- 300円
- (1)「韓国」(塩田今日子)
- (2)「中国」(鈴木裕子)
- (3)「香港」(吉川雅之)
- (4)「台湾」(月田尚美)
- (5)「フィリピン」(赤嶺淳)
- (6)「インドネシア」(柴田紀男)
- (7)「マレーシア」(東川繁)
- (8)「シンガポール」(大原始子)
- (9)「ベトナム」(出井富美)
- (10)「カンボジア」(岡田知子)
- (11)「タイ」(坂本比奈子)
- (12)「ラオス」(上田玲子)
- (13)「ミャンマー」(薮司郎)
- (14)「ブータン」(糸永正之)
- (15)「バングラディシュ」(丹羽京子)
- (16)「インド」(内藤雅雄)
- (17)「スリランカ」(中村尚司)
- (18)「モンゴル」(上村明)
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- ・「日本『アジア英語』研究会第一回全国大会報告」(久保田信一)
- ・「日本語数量詞に見る認知とテキスト戦略」(加藤重広)
- ・「助詞『も』の一用法について -基本的用法との関連」(竹林一志)
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通巻315号(1997年12月):"忘却" -人はなぜ忘れるのか- 500円
- (1)「もの忘れはなぜ起こるのか」(宇野正威)
- (2)「アルツハイマー型痴呆の言語」(中村光)
- (3)「加齢現象としての喚語困難」(辰巳格)
- (4)「ボケバエに見る記憶の進化的起源」(山元大輔)
- (5)「意味記憶のカテゴリー構造 -精神心理学からの考察-」(加藤元一郎)
- (6)「高齢化社会のコミュニケーション環境整備のために」(宇佐美まゆみ)
- (7)「『忘却』と『忘れる』の言語学」(下宮忠雄)
- (8)「アルツハイマー対策講座」(中西雅夫)
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- ・「国語学と認知言語学の対話(2)-モダリティをめぐって-」(尾上圭介/西村義樹)
- ・「97年度大学院入学試験問題より」