『月刊言語(1993年)』 大修館
 通巻254号(1993年01月):転換期の日本語教育 -どうするべきか、その未来像を探る-  300円

 (1)「何のための日本語教育」(水谷修)
 (2)「日本語教育の実態を探る」(柳沢好昭)
 (3)「日本語教授法はいかにあるべきか」(西原鈴子)
 (4)「日本語教育における文法の役割」(菊地康人)
 (5)「言語研究の成果をどう利用するか」(中田清一)
 (6)「日本語と日本文化の輸出」(小塩節)
 (7)「『日本語教育学』の確立にむけて」(田中望)
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  ・「詩人と酒 -ギリシア飲酒詩閑話(上)-」(沓掛良彦)
  ・「言語学の最新情報 -神経言語学-」(萩原裕子)
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  ・「新連載・認知科学の新しい動向(1)」(佐々木正人)
  ・「新連載・アイヌ語を訪ねて(1)」(中川裕)
  ・「新連載・ケミカル・コミュニケーション(1)」(山岡亮平)
  ・「新連載・言語マンダラ(1)」(松枝到)
  ・「新連載・読書日記(1)」(柏木博)

 通巻255号(1993年02月):日本語の変遷 -何が消え、何が生まれたか-  400円

 (1)「P音は『復活』したのか」(伊吹淳一)
 (2)「『アハレ』の意味の変遷」(蜂谷真郷)
 (3)「消えた形容詞・生まれた形容詞」(吉見孝夫)
 (4)「擬態語・擬音語の変遷」(出雲朝子)
 (5)「時間表現の変遷」(鈴木泰)
 (6)「推量表現の変遷」(近藤泰弘)
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  ・「詩人と酒 -ギリシア飲酒詩閑話(中)-」(沓掛良彦)
  ・「言語的植民地にける言語の問題 -アフリカの場合-」(宮本正興)
  ・「言語学の最新情報 -統語論-」(高見健一)

 通巻256号(1993年03月):ことばの力 -人を動かすための戦略とは何か-  400円

 (1)「言葉・会話・愛」(左近司祥子)
 (2)「FBI の戦略・弁護士の戦略」(今井邦彦)
 (3)「アジテーションの不思議」(岡部朗一)
 (4)「『うそ』の力」(岩崎稔)
 (5)「相互行為のなかの曖昧さ」(西阪仰)
 (6)「レトリックの力」(池内紀)
 (7)「広告のコトバの力」(山川浩二)
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  ・「詩人と酒 -ギリシア飲酒詩閑話(下)-」(沓掛良彦)
  ・「最近のシンガポール言語事情」(大高博美)
  ・「言語学の最新情報 -計算言語学-」(佐藤理史)
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  ・「新連載・『生成文法』再入門(1)」(中島平三)

 通巻257号(1993年04月):ことば以前のことば -コミュニケーションの始源を探る-  300円

 (1)「ことばを準備するもの」(無藤隆)
 (2)「くちびるは赤ちゃんの心の窓である」(正高信男)
 (3)「顔の模倣」(池上貴美子)
 (4)「『手差し』と『指差し』」(麻生武)
 (5)「知覚からことばへ」(川村久美子)
 (6)「場所・場面の認識」(山下清美)
 (7)「ことばの始まり」(やまだようこ)
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  ・「認知言語学の考え方」(辻幸夫/坪井栄治郎/西村義樹)
  ・「ユーモア学入門」(高下保幸)
  ・「言語学の最新情報 -日本語学-」(金水敏)
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  ・「新連載・『生成文法』再入門(2)」(中島平三)

 通巻258号(1993年05月):辞書新時代 -語学辞典の未来を切り拓く-  400円

   ・「新時代の辞書に望む」(紀田順一郎)
  ●電子辞書をめぐって
 (1)「電子辞書入門 Q&A」(井出清)
 (2)「国語電子辞書引き比べ」(矢沢真人)
 (3)「英語電子辞書の活用法」(道端秀樹)
 (4)「こんな電子辞書がほしい」(小畑信夫)
 (5)「IPAL - 新時代の日本語辞書データーベース」(橋本三奈子)
 (6)「電子辞書カタログ」(井出清)
  ●こんな辞典がほしい
 (7)「ドイツ語電子学習辞典」(米井巌)
 (8)「<マニュアルつき>フランス語学習辞典」(柏岡珠子)
 (9)「<想像力を解放する>西和辞典>(牛島信明)
 (10)「中国語歴史的発音字典」(佐藤進)
 (11)「五十音引き漢和熟語辞典」(日下恒夫)
 (12)「外国人のための日本語辞典」(ピーター・シャープ)
 (13)「<機械・人間兼用>国語辞典」(国広哲弥)
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  ・「自他動詞の認定をめぐる序論」(鳥飼浩二)
  ・「言語学の最新情報 -語用論-」(西山佑司)
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  ・「新連載・日本語教育における中間文法(1)」(鎌田修)
  ・「新連載・あづましいねさ津軽のことば(1)」(佐藤和之)

 通巻260号(1993年07月):ことばとコミュニケーション -語用論の未来を探る-  400円

 (1)「座談会:日本の語用論研究に望む」(井出祥子/辻幸夫/橋元良明)
 (2)「ことばによる分類基準の文化的差異 -文化人類学の視点から-」(井上京子)
 (3)「認知言語学と語用論 -抽象的変化表現をめぐって-」(松本曜)
 (4)「国際政治ディスコースに現われたメタファー」(野村菜穂子)
 (5)「社会的ネットワークにもとづいた言語分析 -オーストリアにおける二言語併用の実態-」(阿部圭子)
 (6)「言語と文化のダイナミズム -言語人類学の視点から-」(松木啓子)
 (7)「文化価値からみたスピーチ・アクト -新しいクロス・カルチュラル・プラグマティクス-」(岩田祐子)
 (8)「面接における異文化理解 -『共生・共働の時代』を考える-」(川村よし子)
 (9)「イデオロギーと暗示された意味 -テクスト批評の新しい視点-」(鈴木健)
 (10)「ことばとジェスチャー」(喜多壮太郎)
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  ・「英和辞典が見逃している語句」(飛田茂雄)
  ・「ドイツの日本語研究」(福島邦道)
  ・「言語学の最新情報 -記号論-」(山中桂一)
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  ・「新連載・マケドニア語を訪ねて」(中島由美)

 通巻265号(1993年12月):ことばの経済学 -言語はすべて等価か?-  400円

 (1)「言語の評価」(フロリアン・クルマス/村上和賀子訳)
 (2)「ことばの知的価値と情的価値」(井上史雄)
 (3)「プーシキン対マクドナルドの苛烈な戦い」(沼野充義)
 (4)「コミュニケーションと効率」(橋元良明)
 (5)「経済性からみた漢字」(佐竹秀雄)
 (6)「言語と貨幣の間を往復する」(大澤真幸)

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