『月刊言語(1973年)』 大修館

 通巻010号(1973年01月):日本語の諸相 /小口背ヤケ有 300円

 (1)「日本人と日本語」(鈴木孝夫)
 (2)「日本語の修辞力」(由良君美)
 (3)「哲学の日本語」(茅野良男)
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  ・「ある断章(上)-言語と人間」(三宅鴻)
  ・「ボローニャ国際言語学者会議に出席して」(国広哲彌)
  ・「日本文化研究国際会議ルポ -分科会『日本語』」(川本茂雄)

 通巻013号(1973年04月):なぜ"言語"を問うか /小口背ヤケ有 400円

 (1)「途の灯しとしての言葉」(井上忠)
 (2)「人間論の新しい地平」(中村雄二郎)
 (3)「言語論の基礎」(長谷川欣佑)
 (4)「リアリズムと言語意識」(川端香男里)
 (5)「意識の壁」(外山滋比古)
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  ・「日本の伝承的『しるし』」(高橋正人)
  ・「ニューイングランドの民話(上)」(加藤恭子/J・ハーヴェイ)
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  ・「新連載・言語学異聞(1)」(千野栄一)
  ・「新連載・言語の諸相(1)」(林四郎)

 通巻014号(1973年05月):人間的表出について /小口背ヤケ有 400円

 (1)「歴史とことば」(小倉芳彦)
 (2)「人間の身体表現」(江口隆哉)
 (3)「音楽学と言語学」(ニコラ・リュウェ/井上和子訳)
 (4)「文芸への文体論的アプローチ」(中村明)
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  ・「詩神について」(吉田一穂)
  ・「吉田一穂のこと」(窪田般彌)
  ・「海と魚」(清水康雄)
  ・「ニューイングランドの民話(中)」(加藤恭子/J・ハーヴェイ)

 通巻015号(1973年06月):認識と言語について /小口背ヤケ有 400円

 (1)「数学とことば」(矢野健太郎)
 (2)「論理学とことば」(吉田夏彦)
 (3)「工学とことば」(中野道夫)
 (4)「遺伝と情報」(国井利泰)
 (5)「ことばと心理学」(藤永保)
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  ・「日本語の特徴」(角田忠信)
  ・「ニューイングランドの民話(下)」(加藤恭子/J・ハーヴェイ)

 通巻017号(1973年08月):沖縄の言語と文化 /小口背ヤケ有 400円

 (1)「言葉のかげ」(仲程昌徳)
 (2)「南島の抒情歌について」(比嘉実)
 (3)「太陽を意味する沖縄の古語」(外間守喜)
 (4)「急を要する琉球諸方言の記述的研究」(服部四郎)
 (5)「沖縄の方言について」(屋比久浩)
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  ・「中国社会の言語的諸問題」(M・B・ソフロノフ/山中一郎訳)
  ・「タローカードのすすめ(下)」(吉田正俊)

 通巻018号(1973年09月):ことばの獲得と喪失 /小口背ヤケ有 500円

 (1)「言語獲得のしくみ」(神尾昭雄)
 (2)「非音声系による言語行動」(鹿取廣人)
 (3)「失語症の言語症状」(笹沼澄子)
 (4)「失語・失認・失効」(宮本忠雄)
 (5)「言語危機の病理」(宮本忠雄)
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  ・「詩と哲学」(W・シブルズ/石井正之助、古谷千里訳)
  ・「言語図式の理解」(三嶋唯義)
  ・「幼児のことばと認識の発生」(伊藤克敏)

 通巻019号(1973年10月):ことばの迷宮 /小口背ヤケ有 300円

 (1)「時の迷路」(大森荘蔵)
 (2)「『なぞなぞ』の構造と変形」(池上嘉彦)
 (3)「文学言語における虚偽」(篠沢秀夫)
 (4)「魔術言語の復権」(種村季弘)
 (5)「迷宮にいたる道」(吉田正俊)
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  ・「ヨーロッパにおけるメタファー概念の変遷」(H・ヴァインリヒ/井口省吾訳)
  ・「『不思議の国のアリス』について」(W・シブルズ/石井正之助、福島治訳)
  ・「芝居言語(上)」(郡司正勝)

 通巻020号(1973年11月):出版の現状をどう考えるか /表紙少シミ、小口背ヤケ有 300円

 (1)「出版雑感」(外山滋比古)
 (2)「パブリッシュ」(渡部昇一)
 (3)「書物の顔」(轡田収)
 (4)「読者に本が届くまで」(西谷能雄)
 (5)「翻訳出版の現状」(宮田昇)
 (6)「Energy 編集雑話」(高田宏)
 (7)「『虚在』のくりごと」(中野幹隆)
 (8)「アンケート『出版の現状をどう考えるか』」
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  ・「ルビの美学(中)」(由良君美)
  ・「芝居言語(中)」(郡司正勝)

 通巻021号(1973年12月):仏教とことば /表紙少ヤケ、小口背ヤケ有 400円

 (1)「禅問答」(古田紹欽)
 (2)「日常語の中の仏教用語」(前田専学)
 (3)「念仏について」(早島鏡正)
 (4)「真言について」(宮坂宥勝)
 (5)「論理と表現 -東と西-」(中村元)
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  ・「日本語と私 -イスキエルド氏の巻-」(F・R・イスキエルド)
  ・「現代文学批評の諸相」(岡本靖正)
  ・「芝居言語(下)」(郡司正勝)
  ・「ドイツにおける音声学・言語学の現況」(H・ブレーメ)

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