『現代の演劇』 千田是也、田中千禾夫監修/三笠書房
 第1巻:演劇の創造 -戯曲と舞台- (1965)千田是也、田中千禾夫監修/月報付 小口少ヤケ、函背ヤケ帯アセ有  500円

  ● 戯曲と舞台の表現と理論
    ・「演劇の本質」(山本修二)
    ・「舞台の表現」(千田是也)
    ・「戯曲の表現 -初心者のために-」(田中千禾夫)
    ・「戯曲の理論 -ドイツ-」(小宮曠三)
    ・「戯曲の理論 -フランス-」(岩瀬孝/小場瀬卓三校閲)
    ・「戯曲の理論 -英・米-」(山内登美雄)
    ・「戯曲の理論 -日本-」(青江舜二郎)

  ● 戯曲から舞台へ
    ・「シェイクスピア -その演出について-」(福田恆存)
    ・「ブレヒト -その舞台化について-」(内垣啓一)
    ・「フランス古典劇 -ラシーヌ『プリタニキュス』-」(矢代静一)
    ・「フランス古典劇 -モリエール『守銭奴』-」(鼎談:矢代静一/安堂信也/中村真一郎)
    ・「フランス古典劇 -モリエール『タルチュフ』-」(田中千禾夫)
    ・「カミュとサルトル -その演出をして-」(早野寿郎)
    ・「オニールとミラー」(菅原卓)
    ・「三島由紀夫 -その特質-」(松浦竹夫)
    ・「岸田国士と久保田万太郎」(加藤新吉)
    ・「チェーホフ -主として『ワーニャ伯父』に関する一考察-」(阿部広次)
    ・「久保栄とリアリズムの戯曲」(村山知義)
    ・「田中千禾夫 -『マリアの首』を中心に-」(石沢秀二)
    ・「アヌイとジロドゥ」(浅利慶太)
    ・「アンチ・テアトル」(安堂信也)
    ・「木下順二戯曲 -一つの視角-」(竹内敏晴)

  ● 新劇の現状
    ・「演出家論」(菅原卓)
    ・「作家論」(岩瀬孝)
    ・「俳優論 -演技と芸-」(戸板康二)
    ・「舞台美術論」(伊藤憙朔)

 第2巻:演劇の理論と歴史 木下順二、鈴木力衛監修(1966)/月報付 小口少ヤケ、函背ヤケ帯アセ有 600円

  ● 理論篇
    ・「演劇の本質 -戯曲の面から-」(木下順二)
    ・「現代演劇学」(河竹登志夫)
    ・「日本演劇理論史」(郡司正勝)
    ・「現代西欧の演劇理論」(岩瀬孝)
    ・「近代戯曲理論序説」(木村鈴吉)

  ● 歴史編
    ・「演劇史をどうとらえるか」(小場瀬卓三)
    ・「ギリシア・ローマの演劇」(有田潤)
    ・「中世宗教劇の理論と実際」(永野藤夫)
    ・「コメディア・デル・アルテ」(野上素一)
    ・「スペインの『コメディア』」(会田由)
    ・「エリザベス朝演劇を中心として」(小津次郎)
    ・「フランス古典劇、理論と歴史」(鈴木力衛)
    ・「市民劇」(小場瀬卓三)
    ・「ローマン派の演劇 -ドイツを中心に-」(加藤衛)
    ・「近代劇の成立」(菅井幸雄)
    ・「アジア演劇の伝統とその発展」(印南喬)
    ・「日本芸能の発生と本質」(本田安次)
    ・「中国古典劇の歴史」(黎波)

  ● 伝統芸能と現代
    ・「現代演劇と歌舞伎との交流」(戸部銀作)
    ・「現代演劇における能の役割」(観世寿夫)
    ・「狂言」(野村万作)

 第3巻:演技 -戦後新劇上演リスト- 宇野重吉、芥川比呂志監修(1967)/月報付 小口少ヤケ、函背ヤケ帯アセ有 1000円

  ● 演技の基礎
    ・「戯曲を読む」(芥川比呂志)
    ・「セリフの解釈」(滝沢修)
    ・「身振りと表情(一)」(小沢栄太郎)
    ・「身振りと表情(二)」(北林谷栄)
    ・「扮装(一) -衣裳を中心に-」(清水将夫)
    ・「扮装(二) -メイク・アップを中心に-」(賀原夏子)
    ・「日常訓練」(東野英治郎)
    ・「稽古」(宮口精二)

  ● 俳優の形成
    ・「俳優と演出家 -雑談風な-」(小沢栄太郎)
    ・「俳優の倫理 -いましめ-」(宇野重吉)
    ・「俳優の生活(一)」(三島雅夫)
    ・「俳優の生活(二)」(丹阿彌谷津子)
    ・「俳優、この大それた仕事」(高橋昌也)
    ・「俳優の教育」(杉山誠)

  ● 演技の記録
    ・「『桜の園』(ラネーフスカヤ夫人)」(東山千栄子)
    ・「『夕鶴』(つう)」(山本安英)
    ・「『鹿鳴館』(影山朝子)」(杉村春子)
    ・「『マリアの首』のまわり」(渡辺美佐子)
    ・「『漁船天佑丸』(クニェルチェ)」(細川ちか子)
    ・「『令嬢ジュリー』(召使ジャン)」(仲代達矢)
    ・「『夏の夜の夢』の初演にあたって」(神山繁)
    ・「『アルトナ』に寄せて」(小山田宗徳)
    ・「聖女ジャンヌ・ダーク」(岸田今日子)
    ・「ジロドゥ」(日下武史)
    ・「"しの"との出会い」(吉行和子)
    ・「ブレヒトの演技術について」(入江洋佑)
    ・「『オットーと呼ばれる日本人』」(内藤安彦)

  ○ 付録:戦後新劇上演リスト

 第4巻:世界の演劇 -ヨーロッパ篇- 福田恆存、岩瀬孝監修(1965)/月報付 小口少ヤケ、函背ヤケ帯アセ有 600円

  ● イギリス篇
    ・「ショオとその時代」(菅泰男)
    ・「両大陸間の戯曲」(倉橋健)
    ・「新しい動向」(小田島雄志)
    ・「近代アイルランド劇」(飯島小平)
    ・「現代イギリスの劇壇」(喜志哲雄)

  ● ドイツ篇
    ・「表現主義前後」(原田義人)
    ・「叙事劇」(小宮曠三)
    ・「戦後ドイツの作家と作品」(加藤衛)
    ・「ベルリーナー・アンブルとブレヒト」(岩淵達治)
    ・「戦後ドイツの演出と俳優 -西独を中心に-」(宮下啓三)

  ● フランス篇
    ・「近代劇の誕生 -コポー以前-」(本庄桂輔)
    ・「コポーと『カルテル』-第一次大戦後-」(鈴木力衛)
    ・「今日のフランス演劇 -実存主義から反演劇まで-」(岩瀬孝)
    ・「コメディー・フランセーズとルノー=バロー劇壇」(渡辺守章)
    ・「T. N. P. と地方演劇」(大久保輝臣)

  ● 各国篇
    ・「スペイン演劇の今日と明日」(会田由)
    ・「イタリア近代劇」(野上素一)
    ・「北欧劇の歩み」(山室静)
    ・「オーストラリアの演劇」(岩淵達治)
    ・「東欧の演劇」(加藤衛)
    ・「現代イタリアの劇団・演出・俳優」(白沢定雄)

 第5巻:世界の演劇 -米・ソ・中・日篇- 倉橋健、河竹繁俊監修 (1966)/月報付 小口少ヤケ、函背ヤケ帯アセ有  600円

  ● アメリカ篇
    ・「オニール以後 -二〇年代に登場した作家たち-」(杉山誠)
    ・「一九三〇年代」(倉橋健)
    ・「現代アメリカ演劇 -第二次大戦後-」(内村直也)
    ・「現代アメリカ演出論」(菅原卓)
    ・「ミュージカル」(倉橋健)
    ・「オフ・ブロードウェイの演劇 -その過去と現在-」(荒川哲生)
    ・「オフ・ブロードウェイの作家たち」(松浦竹夫)

  ● ソ連篇
    ・「革命以前」(牧原純)
    ・「ソヴェートの劇作家」(野崎韶夫)
    ・「ソヴェートの演出家」(佐藤恭子)

  ● 中国篇
    ・「中国の話劇 -その歴史・傾向・作家・作品のあらまし-」(黎波)
    ・「中国の劇場・演出・俳優」(奥野信太郎)

  ● 日本篇
    ・「新劇史」
      1. 文芸協会と自由劇場のころ(河竹登志夫)
      2. 小山内薫と築地小劇場(村山知義)
      3. 岸田・岩田から文学座へ(北見治一)
      4. 再編成と分布(尾崎宏次)
    ・「新劇の展望と将来」
      1. 演出家群像(尾崎宏次)
      2. 作家(藤木宏幸/岩瀬孝)
      3. 俳優(日下令光)
      4. 新劇の舞台美術(伊藤寿一)
    ・「近代歌舞伎」(河竹繁俊)
    ・「歌舞伎と文楽の現況」(戸部銀作)
    ・「歌舞伎・文楽の課題」(内海繁太郎)
    ・「能楽界の現状」(丸岡明)
    ・「大衆演劇論」(印南喬)
    ・「マス・コミと新劇 -演劇の観客心理-」(南博)

 第7巻:ラジオ・テレビのドラマと芸能 内村直也、坂本朝一監修(1967初)/月報付 小口少ヤケ、函背ヤケ帯アセ有 1000円

  ● 作劇法
    ・「ラジオドラマの書き方」(中川忠彦)
    ・「作劇法 -テレビドラマ-」(内村直也)

  ● テレビドラマができるまで
    ・「『私は貝になりたい』について -針金と折れ釘-」(橋本忍)
    ・「『私は貝になりたい』の演出について」(岡本愛彦)
    ・「『私は貝になりたい』の演技について」(フランキー堺)
    ・「私の歩む道」(桜むつ子)
    ・「『私は貝になりたい』の技術」(高橋和彦)

  ● 作者の発現
    ・「前衛」(岩間芳樹」       ・「ホームドラマ」(林秀彦)
    ・「詩劇」(寺山修司)       ・「映画とテレビ」(松山善三)
    ・「リアリズム」(福田善之)
    ・「TVにおける『ミュージカル』と『バラエティ』」(永六輔)
    ・「脚色について」(山下与志一)  ・「ディスク・ジョッキーとコメディ」(キノトール)
    ・「この見えないもの」(伊藤海彦) ・「放送のなかの詩」(安水稔和)
    ・「コメディ」(名和青朗)     ・「児童のためのドラマ」(横光晃)
    ・「ラジオドラマの課題」(寺島アキ子)

  ● ラジオ・テレビ・ドラマ史
    ・「ラジオドラマ史 -NHK-」(坂本朝一)
    ・「ラジオドラマ史 -民間放送-」(小池一郎)
    ・「テレビドラマ史 -NHK-」(井上博)
    ・「テレビドラマ史 -民間放送-」(加藤守雄)
    ・「海外のラジオドラマ」(宮川淳)
    ・「海外のテレビドラマ」(後藤和彦)
    ・「国際コンクールの現状」(豊田銀之助)

  ● 演出概論
    ・「ラジオドラマ演出概論」(山口淳)
    ・「テレビドラマ演出概論」(畑中庸生)

  ● 演出者の発言(テレビ)
    ・「わたしのテレビジョンドラマ」(和田勉)
    ・「必要な事は」(井上博)
    ・「恋愛ドラマ」(岡田太郎) 
    ・「法廷劇」(八橋卓)
    ・「反省期」(石川創一)
    ・「テレビドラマの義務と運命」(河野宏)
    ・「やはりテレビジョンドラマを創らねばならない」(大山勝美)
    ・「TVにおけるミュージカル雑感」(井原高忠)
    ・「日曜劇場の過去十年をふりかえって」(蟻川茂男)
    ・「ドキュメンタリーという方法」(吉田直哉)
    ・「演技を大事に」(辰巳嘉則)
    ・「テレビ・ミュージカルへの一つの提言」(川口幹夫)
    ・「魅力ある映像とイメージを求めて」(田甫一郎)

  ● 演出者の発言(ラジオ)
    ・「過去、現在、未来」(島地純)
    ・「意欲的なドラマを」(近藤良夫)
    ・「私なりのラジオ・テレビ・ドラマ演出心得」(三枝嘉雄)
    ・「ラジオドラマを作るには」(武敬子)

  ● 演技概論
    ・「ラジオ演技概論」(橋本忠雄)
    ・「テレビ演技概論」(梅本重信)

  ● 演技者の発言
    ・「歌舞伎、映画、テレビ」(尾上松緑)
    ・「私の演劇」(三国連太郎)
    ・「あるポイント」(加藤道子)
    ・「テレビドラマについて」(三橋達也)
    ・「テレビ -この逆境の天才児、ラジオ -この盲目の捨子」(小山田宗徳)
    ・「場数をふむこと」(草笛光子)
    ・「観る側の立場にたって」(奈良岡朋子)
    ・「あるむなしさ」(津川雅彦)
    ・「地方演技者」(山田昌)
    ・「マスコミの中で」(小林千登勢)
    ・「舞台と映画とテレビ」(北大路欣也)
    ・「努力ということ」(亀井光代)
    ・「私事雑感」(富士真奈美)

  ● 技術
    ・「ラジオ技術」(田中茂良)
    ・「テレビジョン技術」(栗田稔)
    ・「テレビ映画の制作」(中道定雄)
    ・「民放におけるテレビ映画制作の課題 -その現状および将来-」(岡本良介)
    ・「ラジオ・テレビの音楽」(紙恭輔)
    ・「美術」(佐久間茂高)

表現
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