『フランス文学講座』 福井芳男、阿部良雄、神沢栄三他編/大修館(77)/小口少ヤケ、函スレ有
第4巻:演劇 (1977)

   ・まえがき(渡辺守章)

  (1)『中世演劇 -その発生と展開-』(長谷川太郎)
      ・はじめに
      ・中世演劇のあけぼの(12世紀まで)
      ・世俗劇創造の時代(13世紀)
      ・信心と教化の劇(14世紀)
      ・中世の夕焼けのなかで(15世紀-16世紀中葉)

  (2)『ルネサンス』(戸張智雄)
      ・中世からルネサンスへ
      ・古典劇の復権 -悲劇-
      ・喜劇の伝統と革新

  (3)『バロックと演劇』
      ・16世紀末の演劇(1580-1610年)(伊藤洋)
      ・17世紀初頭の演劇(1610-40年)( 〃 )
      ・コルネイユとロトルー( 〃 )
      ・スペイン喜劇の流行(鈴木康司)

  (4)『古典主義とその対部』
      ・古典主義とその対部(渡辺守章)
      ・17世紀中葉の劇団状況(鈴木康司)
      ・喜劇( 〃 )
      ・悲劇(渡辺守章)
      ・演劇理論(戸張智雄)

  (5)『演劇美学の拡大』
      ・18世紀パリにおける劇団状況(鈴木康司)
      ・理論的反省(小場瀬卓三)
      ・マリヴォーとボーマルシェ(鈴木康司)

  (6)『変革運動としてのロマン派劇』(篠沢秀夫)
      ・未来のロマン派が夢みたもの
      ・理論の構築
      ・作品の展開
      ・ミュッセの影

  (7)『芝居の楽しみ -近代風俗劇の成立、ならびに<聖なる怪物>の系譜-』
      ・近代風俗劇の成立 -第二帝政下の演劇-(渡辺守章/中條忍)
      ・<聖なる怪物>の系譜 -第三共和国初頭の演劇状況-(渡辺守章)

  (8)『世紀末の演劇』(中條忍/渡辺守章)
      ・演劇における自然主義
      ・象徴派と演劇
      ・シラノ対ユビュ王
      ・クローデルの演劇的宇宙

  (9)『演出家の世紀』(安堂信也)
      ・舞台の詩から民衆演劇へ
      ・幻想の復権
      ・前衛と実験

  (10)『第二次大戦後の演劇』(利光哲夫)
      ・カルテルの弟子たちと新しい演劇人
      ・戦中戦後にかけての文学的戯曲の上演
      ・ブールヴァール劇の変質と中間演劇
      ・ブレヒトの導入とプランション

  (11)『演劇についての問い』(渡辺守章)
      ・五〇年代前衛劇
      ・祭り、廃虚、そして ...

  ○ 索引(人名索引/作品索引)

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