『日本認知症ケア学会誌』 日本認知症ケア学会
 第9巻1号 (2010) 1800円

   ・巻頭言:スケープゴーティングを超えるグループの可能性(野村豊子)
  ● 論文
   (1)『高齢者デイサービスの利用者を対象とした園芸療法の効果』(豊田正博/牧村聡子/天野玉記/曽賀佐代子)
   (2)『アルツハイマー型認知症患者の日常認知・行動測定尺度(施設版)の作成;
        介護つき高齢者住宅に入居中の高齢者を対象として』(鈴木千絵子/横手芳恵/中村祐)
   (3)『認知症の人を抱える家族を対象とした電話相談の役割;
        認知症の人と家族の会愛知県支部が行う電話相談5,300件の分析から』(湯原悦子/尾之内直美/伊藤美知予/鈴木亮子/旭多貴子)
   (4)『認知症高齢者の家族が行う意思決定過程と影響要因に関する研究;
        家族介護者の語りの介護開始時期からの分析』(杉原百合子/山田裕子/武地一)
   (5)『認知症予防講座・研修後の自主活動選択の要因に関する研究;認知症予防の地域づくりの方法の開発』(多賀努/矢冨直美)

  ● 実践・事例報告
   (1)『地域における特定高齢者に対するタッチエムを用いた認知機能評価の効果の検討』(木島輝美/林裕子)
   (2)『若年認知症の人の家族を支援するうえでの課題』(鈴木亮子/森明子/小長谷陽子)

  ● 資料
   (1)『アルツハイマー型認知症患者の精神神経免疫学的指標に関する予備的研究』(百々尚美)
   (2)『認知症高齢者を対象とした音楽療法に関する文献的検討;介入頻度と効果の関係』(山口理恵/河野直子/梅垣宏行)
   (3)『認知症キャラバン・メイト活動を支援する教材作成を試みて』(伊藤薫)

  ● その他(総説)
   (1)『認知症高齢者における家族介護者の介護認識の変容に関する研究の動向』(布元義人/竹本与志人/長安つた子/香川幸次郎)

  ● 研究の技術1
   (1)『研究するための技術』(古谷野亘)

  ● 文献紹介
    ・「ホスピスケアを受けている重度認知症患者の介護のポートレート』(渡辺裕一)

 第9巻2号:第11回日本認知症ケア学会プログラム・抄録集 (2010) 2400円

  ● 大会長講演・特別講演
   (1)『大会長講演:認知症の人のケアマネジメント』(白澤政和)
   (2)『特別講演1:「認知症の人と家族とともに」の大会テーマに想うこと』(高見国生)
   (3)『特別講演2:ケアの本質が問われる認知症介護』(奈倉道隆)
   (4)『特別講演3:レビー小体型認知症の臨床と介護』(小阪憲司)

  ● シンポジウム
   (1)『若年認知症を考える』(中西誠司/古川浩之)
   (2)『認知症ケアにおけるチームアプローチ』(白木裕子/諏訪さゆり/山本繁樹)
   (3)『認知症ケア専門士の地域での役割と今後の課題』(今井幸充/大久保幸積/長田久雄/荒井浩道)
   (4)『認知症ケアのためのまちづくり』(足立啓/池田昌弘/小山剛/勝部麗子/出井訓)

  ● 研究事業報告:『認知症ケア専門士の現状と展望』
  ● 実践研修会:『介護予防のための太極拳ゆったり体操』
  ● 企業共催セミナー:ドネペジル塩酸塩;治療意識の再考と課題
  ● 企業協賛セミナー:認知症高齢者の排泄ケア
  ● 第11回日本認知症ケア学会大会ポスター発表プログラム
  ● 第11回日本認知症ケア学会大会ポスター発表抄録

 第9巻3号:認知症の人への虐待の防止 (2010) 2000円

   ・巻頭言:認知症の人のケアプラン(白澤政和)
  ● 特集:認知症の人への虐待の防止
   (1)『在宅における高齢者虐待の実態と今後の課題』(中西三春/中島民恵子)
   (2)『在宅における高齢者虐待防止の取り組み』(赤石澤久子)
   (3)『人を大切にする組織を目指して;職員がプライドをもってご利用者とかかわるために』(佐々木勝則)
   (4)『施設・事業所における高齢者虐待の実態と防止のための教育』(古川悠貴)

  ● 論文
   (1)『介護老人保健施設における脳血管性認知症高齢者の転倒状況と関連要因の検討』(安藤純子/岩永誠)
   (2)『アルツハイマー病患者におけるもの忘れの自覚と他覚;
        主観的気分と認知機能との関連を中心に』(荒井佐和子/片山禎夫/兒玉憲一)
   (3)『認知症グループホームの高齢者終末期ケアに影響を及ぼす要因;
        管理職の認識に焦点を当てた質的分析』(平松万由子/大渕律子)
   (4)『若年認知症の患者が診断を受けるまでの家族の行動プロセス;
        早期診断につなげるために必要な支援の考察』(田中晴佳/武地一/杉山博通/藤本理恵子/木下彩栄/櫻庭繁)
   (5)『新転倒・認知症予防プログラムが地域在住高齢者の認知・身体機能に及ぼす影響;
        脳機能を賦活を意図した「スクエアステップ」エクササイズの検討』(大蔵倫博/ 智暎/真田育依/村木敏明/重松良祐/中垣内真樹)
   (6)『任意後見制度の利用に至るプロセスの検討;専門家後見人と契約している利用者に対する質的調査』(早川三津子/杉澤秀博)
   (7)『特別養護老人ホーム初任介護職員の認知症高齢者ケアにおける困難内容の分析』(鈴木聖子)

  ● 実践・事例報告
   (1)『グループホーム入居の認知症高齢者への園芸活動の試み』(増谷順子)
   (2)『普通型車いすからいすへの変更による認知症高齢者の座位姿勢と
        その修正に関連する行動の変化』(白井みどり/佐々木八千代/北村有香/長畑多代/荻野朋子/山内加絵/今川真治/臼井キミカ)

  ● 研究の技術2
   (1)『量的研究の技術』(古谷野亘)

 第10巻1号:認知症の診断と疾患別にみたケアのポイント (2011) 2000円

   ・巻頭言:地域包括ケアシステムに思う(今井幸充)
  ● 特集:認知症の診断と疾患別にみたケアのポイント
   (1)『認知症はどのようにして診断されるか』(数井裕光/武田雅俊)
   (2)『アルツハイマー型認知症の特徴とケアのポイント』(水上勝義)
   (3)『レビー小体型認知症の臨床的特徴と対応および介護上の注意点』(小田原俊成)
   (4)『前頭側頭型認知症の特徴とケアのポイント』(品川俊一郎)

  ● 論文
   (1)『短期間で改善しやすい認知症ケアのアウトカム評価に影響する因子;看護学生の実習前後の評価分析から』(内田陽子)
   (2)『認知症高齢者の消費者被害に対する成年後見制度の活用;日常生活支援から被害回復支援までの一体的支援の推進に向けて』(鵜浦直子)
   (3)『ショートステイを利用する認知症高齢者が安定した暮らしを維持するための要素;
        暮らしにおいて定常化されている要素に着眼して』(木島輝美/出井訓)
   (4)『ユニット型介護老人保健施設で働く介護職員の認知症ケア実践と仕事満足度の関連』(原祥子/實金栄/太陽好子/中嶋和夫)
   (5)『認知症高齢者の家族が高齢者をもの忘れ外来に受診させるまでのプロセス;受診の促進と障壁』(木村清美/相場健一/小泉美佐子)

  ● 実践・事例報告
   (1)『グループ回想法を実施したケアスタッフへの高齢者ケア実践における効果』(内野聖子/浅川典子/橋本志麻子/三好理恵)
   (2)『食事場面における熟練介助者の認知症高齢者に対するかかわりの行動分析の試み』(爲近岳夫/木下遥/石附智奈美/宮口英樹)

  ● 資料
   (1)『認知症サポーター養成講座受講者における認知症受容度の追跡調査』(金高 /鄭小華/増井香奈名子/黒田研二)
   (2)『認知症家族介護者におけるストレス反応と家族構造の関連』(平泉拓)

  ● 研究の技術3
   (1)『質的研究の技術1:基本編』(山崎浩司)

 第10巻2号:第12回日本認知症ケア学会プログラム・抄録集 (2011) 2500円

  ● 大会長講演・特別講演・基調講演
   (1)『大会長講演:認知症の医療・介護に新しい幕を拓こう』(時田純)
   (2)『特別講演1:認知症の人に対する24時間巡回サービスと地域ケア』(堀田力)
   (3)『特別講演2:新たな3つのアルツハイマー型認知症治療薬』(繁田雅弘)
   (4)『特別講演3:新しい抗認知症薬』(中村祐)
   (5)『特別講演4:これからの認知症ケアの担い手を育成する -看護基礎教育の実際-』(三重野英子)
   (6)『特別講演5:認知症ケアの原点と介護保険制度』(岡田進一)
   (7)『特別講演6:認知症と高齢者虐待』(和田忠志)
   (8)『特別講演7:レビー小体型認知症の治療』(河野和彦)
   (9)『特別講演8:認知症の人に対するケアマネジメント』(白澤政和)
   (10)『特別講演9:海外における認知症ケアの現状』(中島民恵子/中西三春)
   (11)『特別講演10:高齢者の不眠とその対応』(石束嘉和)
   (12)『特別講演11:共に考えよう! -介護領域における外国人労働者-』(塚田典子)
   (13)『基調講演:口から食べると元気になる!-認知症高齢者の摂食・嚥下障害への対応を中心として-』(田中靖代)

  ● シンポジウム
   (1)『疾患別に診た BPSD の特徴とケア』(永田久美子/諏訪さゆり/小田原俊成/横田修)
   (2)『地域包括ケアとはなにか』(上島幸隆/松岡洋子/土井直子/大谷るみ子/池田昌弘)
   (3)『コミュニケーションとアクティビティの可能性』(安川緑/大武美保子/長坂剛夫/福島廣子/本間萌)
   (4)『摂食・嚥下への支援』(若林秀隆/小山珠美/船橋庄司/安達美佐/赤羽重樹)
   (5)『夜間頻尿等排泄障害と対応』(今西里佳/西村かおる/木暮貴政/中川晴夫)
   (6)『地域における夜間介護の現状』(秋山正子/岡村大記/堀越ひろみ/青木潤一)
   (7)『虐待;まず気付くことから』(池田恵利子/宮原栄子/大野篤志/川端伸子/高橋美奈子)
   (8)『東日本大震災被災状況等特別報告会』(田辺毅彦/杉山尚子/安村誠司)

  ● 特別企画・自主企画
  ● リレートーク
  ● ワークショップ
  ● 施設・団体パフォーマンス/作品展示・紹介
  ● 第12回日本認知症ケア学会大会演題発表プログラム
  ● 第12回日本認知症ケア学会大会ポスター発表抄録

 第11巻1号:第13回日本認知症ケア学会プログラム・抄録集 (2011) 2000円

  ● 大会長講演:理念を実践に
  ● 特別講演
   (1)『非薬物療法を考える』(朝田隆)
   (2)『家族のサポート』(矢吹知之)
   (3)『ケアマネジメントの基礎』(神部智司)
   (4)『認知症に生きる生活支援工学』(井上剛伸)
   (5)『人材育成』(柴田範子)
   (6)『認知症の診断をめぐって』小阪憲司)
   (7)『認知症予防』(竹田徳則)
   (8)『認知症ケアの理念と実践のめざすところ』(高橋幸男)
   (9)『認知症に対する包括的アプローチ』(鳥羽研二)
   (10)『高齢者施設における感染対策』(島崎豊)
   (11)『介護保険事業所(施設系)における介護職のストレス軽減と雇用管理』(堀田聰子)
   (12)『施設ケアから在宅ケアへ』(森一彦)
   (13)『チームアプローチに求められるコミュニケーションとコンフリクトマネジメント』(松岡千代)
   (14)『DCM(認知症ケアマッピング)法を実践に生かす』(鈴木みずえ)

  ● シンポジウム
   (1)『特別シンポジウム:認知症ケアの理念を実践へ』(宮島渡/岡田進一/安原耕一郎/大渕律子)
   (2)『転倒予防』(高原昭/東畠弘子/村山明彦/岸本譲太/望月浩一郎)
   (3)『各種アセスメントの効果と実践』(沖田裕子奥村典子/山口喜樹桑原陽)
   (4)『地域におけるグループホームケアの実態』(内出幸美/喜井茂雄/宮崎直人/伊藤妙)
   (5)『行動・心理症状』(長田久雄/杉山尚子/藤本直規/福島富和/谷川良博)
   (6)『認知症の人の終末期ケア』(飯島節/中澤純一/松本栄二/武藤とみ子)
   (7)『認知症ケアにおける倫理』(柴尾慶次/大薮元康/池田恵利子)
   (8)『認知症の人を地域で支える』(西元幸雄/堀尾慎彌/丸山法子/栗林孝得/八森淳)

  ● 特別企画:アセスメントを現場に生かす
  ● ワークショップ:高次脳機能障害とその可塑性を考える
  ● 市民公開講座:パーソン・センタードな認知症ケア
  ● 第13回日本認知症ケア学会大会演題発表プログラム
  ● 第13回日本認知症ケア学会大会ポスター発表抄録
  ● 第13回日本認知症ケア学会大会口頭発表抄録

 第11巻2号:認知症におけるターミナルケア (2012) 売切れ

   ・巻頭言:アルツハイマー病を治療するということ(本間昭)
  ● 特集:認知症におけるターミナルケア
   (1)『住宅における認知症のターミナルケア』(堀内ふき)
   (2)『認知症の終末期ケアにおける倫理的視点』(箕岡真子)
   (3)『最期まで尊厳ある暮らしを支援しよう;グループホームでの看取り支援』(武田純子)
   (4)『末期認知症の緩和ケア』(平原佐斗司)
   (5)『特別養護老人ホームにおける終末期ケア実践と他職種協働の課題』(島田千穂)

  ● 論文
   (1)『介護老人福祉施設の職員における認知症高齢者に対する終末期ケアのガイドへの評価;
        認知症高齢者の緩和ケアに対する考え方に関する調査』(中西三春/中島民恵子/Marcel Arcand/Cees M. P. M. Hertogh/Jenny T. van der Steen)
   (2)『認知症高齢者の在宅介護者が抱く介護の肯定的な認識と特性に関する研究』(梶原弘平/小野ミツ)
   (3)『住民の自主的な地域活動を促す講座運営の研究;認知症予防の地域づくりの方法の開発その2』(多賀努/矢冨直美)
   (4)『独居等認知症高齢者に対する成年後見制度申立て支援に関する研究;地域包括支援センター社会福祉士による支援プロセス』(松崎吉之助)
   (5)『認知症高齢者家族の意思形成過程の経時的変化に関する研究』(杉原百合子/山田裕子/武地一)
   (6)『認知症高齢者のグループホームにおける「なじみの環境」形成の影響に関する検討』(浪花美穂子/横山正博)

  ● 実践・事例報告
   (1)『認知症の早期発見システムを考える;街ぐるみ認知症相談センター利用者アンケートから』
       (野村俊明/石井友香/松本聡子/根本留美/岩松直樹/石綿明子/北村伸/川並汪一)
   (2)『実施者が発揮しているグループ回想法実践能力』(内野聖子/浅川典子/橋本志麻子/三好理恵)
   (3)『地域における認知症ケアマッピング(DCM)を用いた施設間相互評価の効果と課題』(鈴木みずえ/桑野康一/下山久之/遠藤英俊)
   (4)『園芸活動における軽度-中等度の認知症高齢者の個人特性を生かした支援方法の検討』(増谷順子)

  ● その他(研究報告)
   (1)『非装着型アクチグラフィによる認知症高齢者の睡眠状況と離床パターンの把握』(木暮貴政/井上智子)

 第11巻3号 (2012) 2000円

   ・巻頭言:認知症ケアの環境と地域づくり(足立啓)
  ● 論壇
   (1)『認知症の一次予防に着目した取り組みと可能性』(竹田徳則)
   (2)『認知症ケアと義歯』(貞森紳丞)
   (3)『認知症ケアにおける利用者の生活世界へのアプローチ』(鈴木聖子)

  ● 論文
   (1)『認知症高齢者の周辺症状軽減とQOL向上における作業療法の効果』(和久美恵/野垣宏/児玉理恵)
   (2)『認知症サポーター養成講座終了者の活動実態と活動意欲』(荒川博美/加藤基子/長島きぬ子)
   (3)『介護老人福祉施設における認知症ケア指針の開発』(原祥子/吉岡佐知子/實金栄/太湯好子)

  ● 実践・事例報告
   (1)『高齢者大学に集う健康な高齢者の認知症予防に関する認識と予防行動の実態』(田中敦子/内田有紀/大塚真理子)
   (2)『対応困難なBPSDに対しライフレヴューが有効であった認知症の1例;心理的要因への新たな取り組み』(草壁利江/安原耕一郎)

  ● 資料
    ・「ケア提供者が重度認知症高齢者の感情をとらえる視点とその解釈』(池内彰子/堀内ふき)
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