『吉田健一著作集』 集英社
 第01巻:英国の文学/シェイクスピア (1978)/函ヤケ有 月報帯付 1000円

 ●『英国の文学』
   ・「英国と英国人」             ・「チョオサアとマロリイ」
   ・「エリザベス時代の文学の成立」      ・「シェイクスピア」
   ・「形而上学派の詩人達」          ・「英国の宗教文学」
   ・「十八世紀の文学、英国の小説」      ・「浪漫派の詩」
   ・「十九世紀の文学」            ・「その後」

 ●『シェイクスピア』
   ・「エリザベス時代の演劇」         ・「『ロメオとジュリエット』」
   ・「『真夏の夜の夢』」           ・「フォルスタフ」
   ・「『十二夜』」              ・「十四行詩」
   ・「『ハムレット』」            ・「『オセロ』」
   ・「『リヤ王』」              ・「『マクベス』」
   ・「アントニイとクレオパトラ』」      ・「『嵐』」

 第02巻:東西文學論/三文紳士 (1978)/蔵印、小口少ヤケ、函背ヤケ少傷み有 月報付 800円

 ●『東西文學論』
     ・「日本で文學が占めてゐる位置」      ・「日本文學とヨオロツパ」
     ・「文學で何が新しいか」          ・「文學の實感」
     ・「小説といふ観念」            ・「森鴎外のドイツ留学」
     ・「永井荷風とフランス」          ・「夏目漱石の英國留学」
     ・「横光利一とヨオロツパ」         ・「中村光夫のフランス留学」
     ・「結論」

 ●『三文紳士』
     ・「序に代へて」(河上徹太郎)
     ・「母に就て」               ・「蓬来山荘」             ・「仲間」
     ・「酒と議論の明け暮れ」          ・「或る時代の横光利一」        ・「我が青春記」
     ・「師走の酒、正月の酒」          ・「中村光夫」             ・「満腹感」
     ・「櫻に錨のボタン」            ・「八月十五日」            ・「乞食時代」
     ・「晩年の牧野伸顕」            ・「貧乏物語」             ・「世にも不思議な新聞社の話」
     ・「福田恆存」               ・「父のスケツチ」           ・「食べる話に飲む話」
     ・「昔の思ひ出」              ・「家を建てる話」           ・「駅と廣い道と」
     ・「ラヂオに就て」             ・「初めと終り」            ・「小休止」
     ・「日本管見」               ・「暑さを忘れる為の妄想」       ・「新年の預想」
     ・「行つたことがない場所」         ・「飲食行」              ・「十年目の年末」
     ・「最後のレジスタンス」          ・「商売」               ・「本の話」
     ・「恐しい時代」              ・「『聲』雑記」

 第03巻:乞食王子/文學人生案内 (1979)/函背ヤケ有 月報付 売切れ

 ●『乞食王子』
     ・「発端」                 ・「銀座風景拾遺」           ・「拾遺」
     ・「おせっかい」              ・「傍観者」              ・「無常ということ」
     ・「銀座界隈」               ・「田舎もの」             ・「東京」
     ・「田舎と都會」              ・「理想郷」              ・「贅澤」
     ・「貧乏」                 ・「再び理想郷に就て」         ・「天國往来」
     ・「天國相手國民外交」           ・「もう一つの天國」          ・「天國から帰った男」
     ・「人の親切」               ・「ロンドンの乞食」          ・「スコットランドの乞食」
     ・「宮廷」                 ・「京都の御所」            ・「死ぬことに就て」
     ・「安心の種」               ・「口舌の徒」             ・「文士」
     ・「水増し文化」              ・「思ひ出」              ・「汎水論」
     ・「水の音」                ・「武器よ、さらば」          ・「退屈」
     ・「せつかち」               ・「宴會」               ・「バアの話」
     ・「地方色」                ・「日本的」              ・「戦争の想ひ出」
     ・「放射能雨」               ・「文明と野蛮」            ・「日本の首府」
     ・「都會の憂鬱」              ・「旅」                ・「平和論」
     ・「國會と相撲」              ・「色」                ・「食べもの屋」
     ・「乞食の思想調査」            ・「戦後の日本に来たアメリカの中佐」  ・「天下國家のこと」
     ・「爐邊の幸福」              ・「家」                ・「没談國事」
     ・「海坊主」                ・「沖縄」               ・「獨立といふこと」
     ・「琉球料理」               ・「戦艦『大和』」           ・「城」
     ・「残虐行為」               ・「色々と華やかだつた頃」       ・「英國の今昔」
     ・「今の英國」               ・「今の日本」             ・「アチラ」
     ・「唐天竺」                ・「二人の友達」            ・「主に瀬戸内海に沿つて」
     ・「日本のどこでも」            ・「橋の下で」             ・「地下室に降りて行く乞食」
     ・「夏と出版と小説」            ・「講義をする文士」          ・「ものの見方」
     ・「再び東京に就て」            ・「昔の銀座」             ・「昔の方々」
     ・「乞食王子」

 ●『文學人生案内』
     ・文學に現れた男性像            ・森鴎外の『雁』            ・夏目漱石の『坊つちやん』
     ・志賀直哉の『暗夜行路』          ・武者小路實篤の『友情』        ・川端康成の『雪國』
     ・横光利一の『旅愁』            ・小林多喜二の『蟹工船』        ・シェイクスピアの『ハムレツト』
     ・モリエェルの『守銭奴』          ・スタンダアルの『赤と黒』       ・ドストエフスキイの『罪と罰』
     ・フロオベルの『ボヴァリイ夫人』      ・モオパツサンの『女の一生』      ・ジイドの『狭き門』
     ・ヘツセの『漂白の人』           ・ロレンスの『チャタレイ夫人の恋人』

 第04巻:日本に就て/甘酸つぱい味 (1979)/蔵印、小口少ヤケ、函背ヤケ有 月報付 4400円

 ●『日本に就て』
     ・知識人批判                ・二十年後の日本文學          ・文士稼業
     ・チャアチルと文學             ・新書判が意味するもの         ・軽評論
     ・英國の風景                ・或る田舎町の魅力           ・女と社交
     ・女子大學の問題              ・保守黨の立場             ・牧野伸顕

 ●『甘酸つぱい味』
     ・「書き出しの言葉」            ・「季節季節」             ・「懐古の情」
     ・「新しいもの」              ・「中古のもの」            ・「規格品」 
     ・「食べもの」               ・「高級なこと」            ・「日本の小説」
     ・「地を這ふ文化」             ・「眼の前にあること」         ・「平凡」
     ・「浪漫主義」               ・「紙の世界」             ・「言葉の力」
     ・「歯と耳」                ・「足」                ・「再び食べものに就て」
     ・「飲むこと」               ・「理想」               ・「人間であることに就て」
     ・「おでん屋」               ・「東京と大阪」            ・「都市」
     ・「家」                  ・「古い家」              ・「庭」
     ・「自然」                 ・「我々の體」             ・「彫刻」
     ・「博物館」                ・「バア」               ・「飲み屋」
     ・「カフェ」         ・「日本の場合」            ・「生きて行くことと仕事」
     ・「暇潰し」                ・「一本の酒」             ・「我々の場合」
     ・「他所の場所」              ・「ここ」               ・「昔通り」
     ・「機械文明」               ・「未來園」              ・「時代」
     ・「近代」                 ・「或る時代」             ・「その頃」
     ・「煙草の煙」               ・「戦争」               ・「戦争の跡」
     ・「亂世」                 ・「年月」               ・「日本」
     ・「昔話」                 ・「歴史の教へ方」           ・「採集」
     ・「思ひ出」                ・「縁日」               ・「我々の生活」
     ・「趣味」                 ・「縮圖」               ・「暇」
     ・「現實」                 ・「重箱の隅」             ・「技巧」
     ・「距離」                 ・「帰郷」               ・「執着」
     ・「住居」                 ・「アパアト」             ・「楽天主義」
     ・「暗黒面」                ・「笑ひ」               ・「負け惜み」
     ・「眠ること」               ・「お談義」              ・「そつぽを向く」
     ・「小事件」                ・「軍部」               ・「海軍」
     ・「漸進主義」               ・「明治調」              ・「校長の禿げ頭」
     ・「地理」                 ・「古人の月」             ・「チンドン屋」
     ・「今日のこと」              ・「拙速」               ・「観點」
     ・「釣り合ひ」               ・「暇な人間」             ・「言葉遣ひ」
     ・「自分の國の言葉」            ・「まだまだの精神」          ・「傅統」
     ・「この一筋の道」             ・「名稱」               ・「息抜き」
     ・「おしまひ」

 第05巻:酒宴/作法無作法 (1978)/蔵印、小口少ヤケ、函背ヤケ有 月報付 1000円

 ●『酒宴』
     ・「逃げる話」             ・「マクナマス氏行状記」        ・「夏は暑い」
     ・「アドニスとナスビ」         ・「マッチ売りの少女」         ・「沼」
     ・「百鬼の會」             ・「酒宴」               ・「ロッホ・ネスの怪物」
     ・「國籍がない大使の話」        ・「春の野原」

 ●『作法無作法』
     ・「作法無作法」            ・「しなとポオズと演技」        ・「わが人生處方」
     ・「酒を道連れに旅をした話」      ・「旅の道連れは金に限るといふ話」   ・「酒は旅の代用にはならないといふ話」
     ・「旅と食べもの」           ・「羽越瓶子行」            ・「一夜漬けの新年」
     ・「お芽出たい幻想」          ・「屠蘇が飲めるまで」         ・「忙中の閑」
     ・「のんきな話」            ・「文學と文學と文學」         ・「外人向きの日本文化」
     ・「日本文學の海外紹介の問題」     ・「文化といふもの」          ・「『陽気なドン・カミロ』」
     ・「批評は衰へつつあるか」       ・「藝術の實状」

 第06巻:舌鼓ところどころ/英國の文學の横道 (1979)/蔵印、小口少ヤケ、函背ヤケ有 月報付 1000円

 ●『舌鼓ところどころ』
     ・「食べものあれこれ」         ・「舌鼓ところどころ」         ・「胃の話」
     ・「女房コツク論」           ・「饗宴」               ・「當て外れ」
     ・「仕事をする気持」          ・「駅辨の旨さに就て」         ・「東京の食べものや」
     ・「飲み食ひの思い出」         ・「酒と人生」             ・「酒の飲み方に就て」
     ・「飲む話」              ・「文學に出てくる食べもの」

 ●『英國の文學の横道』
     ・「英國の詩に就ての一考察」      ・「ハツクスレイに就て」        ・「シェイクスピアの喜劇」
     ・「イィヴリン・ウォオの近作に就て」  ・「オォデンの『不安の時代』」     ・「今日の英國の文學」
     ・「二十世紀初頭の英國の文學」     ・「スティヴンソンに就て」       ・「ロレンスの思想」
     ・「裏返しにされたユトオピア文學」   ・「エリオットに就て」         ・「グリインの小説」
     ・「ボウェンの『日ざかり』に就て」   ・「シェイクスピアの十四行詩に就て」  ・「オスカア・ワイルド」
     ・「ハツクスレイ」           ・「ロレンスとミラア」         ・「シェイクスピアの悲劇」
     ・「ポオの詩に就て」          ・「シェイクスピアの『不死鳥と鳩』」  ・「イィヴリン・ウォオ」
     ・「アンガス・ウィルソン氏のこと」

 第07巻:英國の近代文學/ひまつぶし (1979)/蔵印、小口少ヤケ、函背ヤケ有 月報付 1000円

 ●『英國の近代文學』
     ・「ワイルド」             ・「シモンズ、ヒュウム」        ・「エリオット」
     ・「リチャアヅ、エムプソン、リイヴィス」・「ストレエチェイ」          ・「イエイツ」
     ・「エリオット」            ・「ホツプキンス」           ・「トオマス、ルイス」
     ・「ロレンス」             ・「ジョイス」             ・「ウォオ」

 ●『ひまつぶし』
     ・「ひまつぶし」            ・「毛竝」               ・「日本人であることの不安」
     ・「日本語に就て」

 第08巻:日本の現代文學/頭の洗濯 (1979)/蔵印、小口少ヤケ、函背ヤケ有 月報付 1000円

 ●『日本の現代文學』
      ・「森鴎外」    ・「夏目漱石」    ・「志賀直哉」    ・「石川淳」
      ・「梶井基次郎」  ・「小林秀雄」    ・「河上徹太郎」   ・「眞船豊」
      ・「堀辰雄」    ・「永井龍男」    ・「中原中也」    ・「大岡昇平」
      ・「井上靖」

 ●『頭の洗濯』

 第09巻:近代詩に就て/英語と英國と英國人 (1979)/蔵印、小口少ヤケ、函背ヤケ有 月報付 800円

 ●『近代詩に就て』
     ・近代に於る純粋の観念に就て        ・ラフォルグ                ・ヴァレリイ
     ・ボオドレエル               ・近代と頽廃

 ●『英語と英國と英國人』
     ・「英語」                 ・「英語教育に就て」            ・「英語上達法」 
     ・「續英語上達法」             ・「英語修得法」              ・「讀むことと話すこと」
     ・「英語と英會話」             ・「英作文に就て」             ・「英語の感覚」
     ・「英語と英文學」             ・「戦後の英語教育」            ・「二十四時間勤務」
     ・「英國の文學というもの」         ・「語學と文學」              ・「英文學と英語學」
     ・「私の修業時代」             ・「文學以外」               ・「チャアチルと沙翁の臺詞」
     ・「英國再検討」              ・「感想」                 ・「旅の印象」
     ・「英國點描」               ・「マンチェスタア漫歩」          ・「チェスタア」
     ・「ロンドンの公園めぐり」         ・「ロンドンの公園と郊外」         ・「英國の四季」
     ・「日光浴」                ・「英國のビイル」             ・「英國のクラブ」
     ・「英國の料理」              ・「食べものと飲みもの」          ・「飲んで食べた思ひ出」
     ・「英國人の食べもの」           ・「お茶の時間」              ・「パンとバタ」
     ・「國民性」                ・「對日感情」               ・「英國の落ち着きということ」
     ・「シェイクスピア」            ・「英國人に就て」             ・「常識」

 第10巻:シェイクスピア物語/文学概論 (1979)/函ヤケシミ有 月報帯付 売切れ

 ●『シェイクスピア物語』
     ・「ヴェニスの商人」            ・「十二夜」                 ・「ハムレット」
     ・「リヤ王」                ・「マクベス」                ・「嵐」

 ●『文学概論』
     ・「言葉」        ・「詩」        ・「散文」        ・「劇(補足)」

 第11巻:文句の言ひどほし/書き捨てた言葉 (1979)/函少シミ有 月報帯付 2000円

 ●『文句の言ひどほし』
     ・「どこでもさうなのだらうか」            ・「御感想を一つ」
     ・「文句ばかり言ふことはない」            ・「神様が見ていらつしやる」
     ・「芸術祭に参加しよう」               ・「もうかうしちやいられません」
     ・「平和を愛しませう」                ・「内職に傘の骨削り」
     ・「隣の奥さんが十六ミリを買った」          ・「外人の方がお出でになる」
     ・「どこか行く所はないだらうか」           ・「あの頃はよかつた」
     ・「何とかなりますよ」                ・「ちよちちよちあばばばば」
     ・「の為に戦ひませう」                ・「日本人のことですから」
     ・「くろがねの」                   ・「ちよつとアメリカまで」
     ・「まるでパリのやうです」              ・「お恥しい次第で」
     ・「やつと少し解つて来ました」            ・「ばらしちまへ」
     ・「私には私の考へがある」              ・「のやうなものでも」
     ・「文句の言ひどほし」

 ●『書き捨てた言葉』
     ・「あやまちなし」             ・「鬢絲」                 ・「年輪」
     ・「親に孝に」               ・「親と子」                ・「父に就て」
     ・「詩句の効用」              ・「女」                  ・「動物の話」
     ・「海」                  ・「涼風」                 ・「架空旅行記」
     ・「旅の気分」               ・「旅」                  ・「京都」
     ・「もう一度行つてもいい」         ・「沿線の眺め」              ・「人間らしい生活」
     ・「三楽」                 ・「なんで忙しくなるか」          ・「忘年会」
     ・「正月」                 ・「春の酒」                ・「酒」
     ・「日本酒の味」              ・「旅と味覚」               ・「東北の食べもの」
     ・「落ち穂拾ひ」              ・「木の芽田楽」              ・「九州の思ひ出」
     ・「鯨の肉」                ・「食べもの遍歴」             ・「食べものの話、又」
     ・「秋と食べもの」             ・「あんなこと、こんなこと」        ・「文明と野蛮」
     ・「一つの傾向に就て」           ・「金の話」                ・「見聞ところどころ」
     ・「茶の間」                ・「家具」                 ・「何でもない家具」
     ・「昔の銀座」               ・「昔の町」                ・「地方色」
     ・「暇潰し」                ・「東京の将来」              ・「暑さ」
     ・「廃虚への招待」             ・「火星にもの申す」            ・「入学試験」
     ・「膽試し」                ・「文壇登龍術」              ・「あてこすりの効用」
     ・「お説教」                ・「いつまでも続くこと」          ・「今昔」
     ・「随筆風に」               ・「批評と随筆」              ・「本」
     ・「私の読書遍歴」             ・「本の話」                ・「あの頃」
     ・「鉢の木會」

 第12巻:不信心/横道に逸れた文学論 (1979)/函少ヤケ有 月報帯付 2000円

 ●『不信心』
     ・「不信心」                ・「象牙の塔から誰が出たのか」       ・「知識人と政治」
     ・「命が惜しいことに就て」         ・「擬態」                 ・「古い話」
     ・「日本の風俗」              ・「日本のよさ」

 ●『横道に逸れた文学論』
     ・「読者の立場から見た今日の日本文学」   ・「文学昨今」               ・「戦後の文学」
     ・「大衆と文学」              ・「横道に逸れた文学論」          ・「日本の批評家と小説家」
     ・「文学の目的」              ・「読物と文学」              ・「一つの報告」
     ・「文学の範囲」              ・「二種類の文学」             ・「文学の正體」
     ・「言葉に就て」              ・「文学の位置」              ・「翻譯論」

 第13巻:新聞一束/残光 (1979)/函背少ヤケ有 月報付 2200円

 ●『新聞一束』
     ・「進歩といふこと」            ・「歴史なき国民」             ・「籖付きの年賀状」
     ・「画寝屋」                ・「一口噺」                ・「世相」
     ・「片付け仕事」

 ●『残光』
     ・「辰三の場合」              ・「流れ」                 ・「出廬」
     ・「残光」                 ・「空蝉」                 ・「邯鄲」

 第14巻:怪物/文學の樂み (1979)/蔵印、小口少ヤケ、函背少ヤケ有 月報付 1000円

 ●『怪物』
     ・「ロツホ・ネスの怪物その他」       ・「マンモスは生きてゐる」         ・「大きな魚」
     ・「鳥」                  ・「失はれた民族」             ・「藻の海と密林」
     ・「我々の祖先達が見た化けものの群」    ・「巨人と龍」               ・「足跡」
     ・「失はれた大陸」

 ●『文學の樂み』
     ・「大學の文學科の文學」          ・「讀める本」               ・「詩と散文」
     ・「硬軟兩派」               ・「東と西」                ・「古典の権威」
     ・「西洋」                 ・「何の役に立つのか」           ・「現實」
     ・「新しいといふこと」           ・「生きる喜び」              ・「孤獨」

 第15巻:大衆文芸時評 (1979)/蔵印、小口少ヤケ、函背少ヤケ 月報付 2500円

 ●『大衆文学時評』
     ・「昭和三十六年」
     ・「昭和三十七年」
     ・「昭和三十八年」
     ・「昭和三十九年」
     ・「昭和四十年」

 第16巻:餘生の文学/作者の肖像 (1980)/蔵印、小口少ヤケ、函ヤケスレ 月報付 売切れ

 ●『餘生の文学』
     ・「批評と文藝時評」            ・「文章論」                ・「諷刺と笑ひ」
     ・「書評に就て」              ・「日本文学と世界文学」          ・「時評」
     ・「文学は道楽か」             ・「言葉」                 ・「批評」
     ・「餘生の文学」

 ●『作者の肖像』
     ・「谷崎潤一郎」              ・「久保田万太郎」             ・「尾崎士郎と火野葦平」
     ・「川端康成(1)」            ・「川原康成(2)」            ・「梶井基次郎」
     ・「河上徹太郎」              ・「堀辰雄」                ・「中島敦」
     ・「水上勉」                ・「三島由紀夫」              ・「中村光夫」
     ・「大岡昇平」

 第17巻:ヨオロツパの世紀末/瓦礫の中 (1980)/蔵印、小口少ヤケ、函背少ヤケ有 月報付 売切れ

 ●『ヨオロツパの世紀末』

 ●『瓦礫の中』

 第18巻:繪空ごと/文學が文學でなくなる時 (1980)/蔵印、小口少ヤケ、函背ヤケ有 月報付 売切れ

 ●<『繪空ごと』/font>

 ●『文學が文學でなくなる時』

 第19巻:私の食物誌/本當のやうな話 (1980)/蔵印、小口少ヤケ、函背ヤケシミスレ 月報付 売切れ

 ●『私の食物誌』
    ・「私の食物誌」              ・「食物の美」               ・「酒の味その他」
    ・「酒と風土」               ・「飲む場所」               ・「立食式」
    ・「旨いもの」

 ●『本當のやうな話』

 第20巻:金澤/文明に就て (1980)/函少シミ有 月報帯付 売切れ

 ●『金澤』

 ●『文明に就て』
    ・「文明に就て」              ・「明治の時代」              ・「文化の手觸り」
    ・「山の中」                ・「ひからびることに就て」         ・「大人の世界」
    ・「一つの幻影の跡」            ・「流轉」                 ・「風土」
    ・「文明と文化」              ・「例へば激動の時といふこと」       ・「探すのでなくてここにあるもの」
    ・「新聞の見出しが教へてくれること」    ・「今といふ大変な時代」          ・「新聞記事にならないことに就て」

 第21巻:書架記/ヨオロッパの人間 (1980)/函少ヤケ有 月報帯付 2000円

 ●『書架記』
    ・「ラフォルグの短篇集」          ・「『ヴァリエテ』」            ・「プルウストの小説」
    ・「ドヌ詩集」               ・「『悪く華』」              ・「ワイルドの批評」
    ・「エリオット・ポオルの探偵小説」     ・「マルドリュス譯の『千夜一夜』」     ・「ホツプキンス詩集」
    ・「『パルマの僧院』」           ・「イエイツ詩集」             ・「『ブライヅヘッド再訪』」
    ・「『テスト氏』」             ・「ディラン・トオマス詩集」

 ●『ヨオロツパの人間』
    ・「ヨオロツパの人間」           ・「中世紀」                ・「英国女王エリザベス一世の宮廷」
    ・「十七世紀」               ・「ホレス・ワルポオル」          ・「十八世紀の女達」
    ・「ヴォルテエル」             ・「フランス革命」             ・「十九世紀(1)」
    ・「十九世紀(2)」            ・「ランボオ」               ・「ヴァレリイ」

 第22巻:交友録/東京の昔 (1980)/蔵印、小口少ヤケ、函背少ヤケ 月報付 2000円

 ●『交友録』
    ・「牧野伸顕」               ・「G・ロウェス・ディツキンソン」      ・「F・L・ルカス」
    ・「河上徹太郎」              ・「中村光夫」                ・「横光利一」
    ・「福原麟太郎」              ・「石川淳」                 ・「ドナルド・キイン」
    ・「小暮保五郎」              ・「若い人達」                ・「吉田茂」

 ●『東京の昔』

 第23巻:英国に就て/埋れ木/覚書 (1980)/蔵印、小口少ヤケ、函ヤケ傷み 月報付 1000円

 ●『英国に就て』
    ・「象徴」                 ・「英国昨今」                ・「英国紀行」
    ・「英国の文化の流れ」           ・「英国の形」                ・「ヴィクトリア風」
    ・「英国の絵」               ・「英国の飲み屋」              ・「ロンドン」

 ●『埋れ木』

 ●『覚書』

 第24巻:本が語つてくれること/言葉といふもの (1980)/蔵印、小口少ヤケ、函背少ヤケシミ有 月報付 2600円

 ●
     ・時評(昭和四十六年)          ・文藝時評(昭和四十七年)          ・本を讀む為に
     ・本が語つてくれること

 ●
     ・言葉といふもの             ・説話                    ・日本語
     ・素朴に就て               ・讀むことと書くこと             ・控え目に
     ・無駄を省くこと             ・言ふことがあることに就て          ・何もいふことがないこと

 第25巻:詩と近代/旅の時間 (1980)/蔵印、小口少ヤケ、函少ヤケ有 月報付 1200円

 ●『詩と近代』
     ・詩と近代                ・ボオ                    ・ボオドレエル
     ・ランボオ                ・ヴァレリイ                 ・エリオット
     ・シャアロット・ブロンテ         ・ロレンス「息子と恋人」           ・P・G・ウッドハウス
     ・小林秀雄                ・中原中也                  ・日本の近代詩
     ・世紀末の精神と今日

 ●『旅の時間』
     ・飛行機の中               ・昔のパリ                  ・大阪の夜
     ・英國の田舎               ・東北本線                  ・ニュー・ヨークの町
     ・ロンドン                ・神戸                    ・京都
     ・航海

 第26巻:詩に就て/時をたたせる為に (1980)/函少ヤケ、背少アセ有 月報帯付 売切れ

 ●『詩に就て』

 ●『時をたたせる為に』
    ・「時をたたせる為に」           ・「無為」                  ・「着るもの」
    ・「貯金箱」                ・「行く付けの店」              ・「富」
    ・「年末」                 ・「東風西風」                ・「気質」
    ・「パリ再訪」               ・「外国」                  ・「瓦全」
    ・「画間の火事」              ・「夏の酒」                 ・「三島さんのこと」
    ・「文士」                 ・「志賀直哉のこと」             ・「大佛さんの文章」
    ・「日夏さんのこと」            ・「阿部さんのこと」

 第27巻:時間/昔話 (1980)/蔵印、小口少ヤケ、函少ヤケ有 月報付 売切れ

 ●『時間』

 ●『昔話』

 第28巻:定本落日抄 (1981)/蔵印、小口少ヤケ、函背少ヤケ有 月報付 売切れ

 ●
     ・「思ひ出」                ・「京都」                 ・「疊敷き」
     ・「あんよはおじよず」           ・「三題噺」                ・「ドナルド・キイン氏のこと」
     ・「道草」                 ・「變化」                 ・「風俗時評」
     ・「寺小屋」                ・「人間以外の動物と人間」         ・「外國の生活」
     ・「本棚に竝んだ本」            ・「酒談義」                ・「金澤」
     ・「明治の時代」              ・「東京所見」               ・「二日酔ひ」
     ・「酒、旅その他」             ・「閑文学」                ・「呉の町」
     ・「酒と肴」                ・「腰辨になるの記」            ・「老後」
     ・「文學と學問」              ・「ロンドン訪問記」            ・「公害」
     ・「酒、肴、酒」              ・「アメリカの酒場」            ・「ロンドンの飲み屋」
     ・「外國での日本文學」           ・「神戸の味」               ・「超特急」
     ・「童心雑記」               ・「我が町」                ・「留學の頃のこと」
     ・「禁酒の勧め」              ・「乞食と王子」              ・「年のせゐ」
     ・「動物」                 ・「サナトリウム」             ・「金澤、又」
     ・「季節」                 ・「河上さんのこと」            ・「英語で書いた文學」
     ・「本のこと」               ・「英國のこと」              ・「昔の『批評』」
     ・「父のこと」               ・「父を語る」               ・「父を廻つて」
     ・「又」                  ・「帝國海軍」               ・「言葉その他」
     ・「墓」                  ・「とぼけることの効用」          ・「季節、又」
     ・「戦後」                 ・「金澤、又々」              ・「母のこと」
     ・「正月」                 ・「本の話」                ・「電話がない話」
     ・「薬」                  ・「文學界の七十年」            ・「美味求眞」
     ・「春」                  ・「場所」                 ・「樫村實」

 第29巻:思ひ出すままに/怪奇な話 (1981)/蔵印、小口少ヤケ、函背少ヤケ有 月報付 売切れ

 ●『思ひ出すままに』

 ●『怪奇な話』
     ・「山運び」                ・「お化け」                ・「酒の精」
     ・「月」                  ・「幽霊」                 ・「老人」
     ・「流轉」                 ・「化けもの屋敷」             ・「瀬戸内海」

 第30巻:變化/道端 (1981)/蔵印、小口少ヤケ、函背少ヤケ有 月報付 売切れ

 ●『變化』

 ●『道端』
     ・「物語」                 ・「山野」                 ・「道端」
     ・「木枯し」                ・「一人旅」                ・「帰郷」
     ・「町竝」                 ・「櫻の木」

 ●『博物記』
     ・「小型の大動物」             ・「ネス湖の未知の大動物」         ・「海の大百足」
     ・「琥珀」                 ・「シベリアの動物」

 補巻1:剣橋の学生生活他 (1981)/蔵印、小口少ヤケ、函地ヤケ 月報付 売切れ

     ・「剣橋の学生生活」            ・「ケンブリッヂの大学生」         ・「英国のインテリゲンチャ」
     ・「英国の芝」               ・「ウインザア公」             ・「英国の教師達」
     ・「英国の青年と自由」           ・「英国の学生気質」            ・「英国人気質」
     ・「ロンドンの飲み屋」           ・「詩に就て」               ・「舊刊案内」
     ・「『無常といふこと』以後」        ・「『俘慮記』の頃」            ・「文学作品の翻譯」
     ・「歴史と時代小説」            ・「石川淳『西游目録』」          ・「読みもの」
     ・「言葉に即して考へる」          ・「小説の笑ひ」              ・「連歌」
     ・「文章」                 ・「言葉」                 ・「現代詩に就て」
     ・「父の読書」               ・「不思議な国のアリス」          ・「私の読書遍歴」
     ・「酒の飲み方に就て」           ・「海底旅行への誘ひ」           ・「結婚は恋愛の墓場だらうか」
     ・「帝国海軍末期の二等水兵」        ・「辻留」                 ・「醉旅」
     ・「むかしは静かな町だつたが...」      ・「専門家」                ・「中学時代の芸術論」
     ・「政治と漫画」              ・「毛竝と育ちと」             ・「年上の女」
     ・「漫画に就て」              ・「野蛮と文明に就て」           ・「好色」
     ・「本のこと」               ・「アメリカ紀行」             ・「大デュウマの美食」
     ・「きだみのる氏のこと」          ・「餘暇」                 ・「東京の町」
     ・「古田さんのこと」            ・「戦争中の生活」             ・「古田さんのこと」
     ・「戦争中の生活」             ・「話にならないこと」           ・「お化けのこと」
     ・「東京」                 ・「春」                  ・「武田泰淳氏のこと」
     ・「春、又」                ・「文庫と私」               ・「政治」
     ・「洋酒天国」               ・「犬その他」               ・「過去」
     ・「贅澤な話」        

 補巻2:読む領分/年譜・索引 (1981)/蔵印、小口少ヤケ、函ヤケ 月報付 売切れ

     ・「ハムレットに就て」           ・「『息子と恋人』」            ・「本當のの話」
     ・「T・S・エリオット」           ・「オスカア・ワイルドのこと」       ・「英国の詩」
     ・「今昔物語」               ・「断絶から連絡へ」            ・「『テムペスト』随想」
     ・「或る国語に就て」            ・「イィヴリン・ウォオ『ギルバート・ピンフォルドの試練」
     ・「読む領分」               ・「谷崎潤一郎『蓼喰う虫』」        ・「三島由紀夫『愛の渇き』」
     ・「大岡昇平『野火』」           ・「神西清『恢復期』」           ・「井上靖『風林火山』」
     ・「水上勉『五番町夕霧楼』」        ・「大正の名作」              ・「大佛次郎『ごろつき船』」
     ・「ドナルド・キイン『日本との出会い』」  ・「石川淳『夷斎俚言』」          ・「グレアム・グリイン『愛の終り』(田中西二郎譯)」
     ・「河上徹太郎『わが旅わが友』」      ・「『古今奇観 上』(千田九一他譯)」   ・「中村光夫『現代作家論』」
     ・「寺田透『詩的なるもの』」        ・「丸谷才一『エホバの顔を避けて』」    ・「丸谷才一『梨のつぶて』」
     ・「中野好夫『シェイクスピアの面白さ』」  ・「バルザック『おどけ草紙』(神西清譯)」 ・「河野多恵子『不意の聲』」
     ・「秋山駿『無用の告発』」         ・「稲垣足穂『ヒコーキ野郎たち』」     ・「中村光夫『明治・大正・昭和』」
     ・「舟橋聖一『瀧壺』」           ・「金井美恵子『兔』」           ・「白洲正子『十一面観音巡礼』」
     ・「福原麟太郎『われとともに老いよ』」   ・「文藝時評」

 ○年譜・解題・索引

全集端本
書籍目録へ
トップ頁へ