『城丸章夫著作集 (不揃い/分売)』城丸章夫著作集編集委員会編
       /青木書店(93)/小口少ヤケ、カバ少アセ有 函欠

 第01巻:現代日本教育論 売切れ

    第1章 近代学校論
      第1節 学校とは何か
      第2節 近代教教育の社会的基底
      第3節 日本の義務教育
    第2章 基礎学力論
      第1節 読・書・算
      第2節 基礎学力論
      第3節 基礎学力論の動向
    第3章 改訂学習指導要項領批判
      第1節 改訂学習指導要領の教育観
      第2節 改訂学習指導要領の児童観
    第4章 集団教育論
      第1節 自治活動
      第2節 集団教育の概念と今日的意義
      第3節 道徳教育論
    第5章 教育運動論
      第1節 戦後の教育運動の概観
      第2節 日本の教師の当面する課題
      第3節 勤評闘争と教師

    ○  民主教育の指標 -第1巻解説(志摩陽伍)

 第02巻:民主主義と教育 2500円

    第1章 教育と実生活の結合
      第1節 全面発達論をめぐって
      第2節 教科と実生活の結合
      第3節 国民の課題と民主的教育
      第4節 国民生活と生活指導運動
    第2章 教育政策と教育運動
      第1節 現代の民主主義文化と教育
      第2節 人材開発をめぐる学校管理理論と学力論
      第3節 能力主義は正義か
      第4節 民主諸闘争と国民教育運動
    第3章 学校づくりと教育の課題
      第1節 学校運営と校長・教育集団
      第2節 職能主義『民主主義』について
      第3節 子どもの発達と現代の学校
      第4節 現代の学校の役割と民主主義
      第5節 学校づくりの課題
      第6節 男女共学
      第7節 教師の懲戒権をめぐって
    第4章 地域に根ざす教育の創造
      第1節 団地住民の生活要求と教育
      第2節 教師が地域に根ざすということ
      第3節 地域の民主化とは何か
      第4節 地域・子ども・民主主義

    ○ 教育と実生活との結合とはなにか -第2巻解説-(境野健兒)

 第03巻:生活指導と人格形成 3000円

    第1章 戦後生活綴方運動と生活指導
    第2章 民主的人格の形成
      第1節 民主的人格形成の原則
      第2節 生活指導の目的
    第3章 生活指導と道徳教育
      第1節 道徳教育をこう考える
      第2節 生活指導と生徒指導
      第3節 現代の子どもをどうとらえるか
      第4節 民主的人間像 -民主主義的教養について-
    第4章 生活指導と集団づくり
      第1節 民主的行動と思想をどう育てるか
      第2節 要求と指導
      第3節 生活認識と価値観の形成
      第4節 生活指導における民主主義の原則
      第5節 生活指導の理論と小川太郎
      第6節 生活綴方と生活指導 -生活綴方の再検討のために-
    第5章 生活指導運動の課題
      第1節 生活指導の民主的原則を探究する -全生研第六回大会基調提案-
      第2節 生活指導研究の当面の課題
      第3節 集団づくりと民主的学校の創造 -全生研第十六回大会基調提案-

    ○ 民主的人格形成論の教育学的意義 -第3巻解説-(竹内常一)

 第04巻:生活指導と自治活動 3000円

    第1章 生活指導とは何か
      第1節 生活指導入門
      第2節 生活指導の思想と構造
    第2章 教科外活動の教育課題
      第1節 教科外諸活動の教育的位置と展望
      第2節 学校教育としての教科外諸活動
    第3章 自治的集団論
      第1節 児童会生徒会の自治権はなぜ必要か
      第2節 民主的集団の特質
      第3節 高校生徒自主活動における基礎集団の必要性
    第4章 文化活動
      第1節 子どもの発達と遊び
      第2節 文化活動と集団づくり
      第3節 共同の利益をうみだす喜びを
    第5章 集団の指導とは何か
      第1節 教育実践のつかみ方
      第2節 『指導』とは何か
      第3節 教師が原案提出をすることについて
      第4節 前期的実践の今日的課題

    ○ 『学校自治』への構図 -第4巻解説-(平井威)

 第05巻:集団主義と教科外活動 売切れ

    第1章 『生活指導』の社会的背景
      第1節 家庭のうつしとしての子ども
      第2節 義務教育と国民教育思想
      第3節 戦前の家族主義イデオロギーと教育
      第4節 家族主義イデオロギーのゆくへ
      第5節 戦後の社会的変化と子ども
      第6節 公教育の危機
    第2章 学力テスト闘争と子ども
      第1節 テストを拒否する子ども
      第2節 若干の考察
    第3章 規律・解放・しつけ・自主性
      第1節 『規律』このいやらしいもの
      第2節 『解放』とは何か
      第3節 しつけについて
      第4節 規律と自主性
      第5節 規律と『生活指導』の計画化
    第4章 集団主義教育の必要性
      第1節 集団主義ということば
      第2節 集団主義教育の三つの萌芽
      第3節 集団主義教育の本質
      第4節 現代の集団主義的教育
    第5章 自治活動と教科外諸活動
      第1節 自治活動と経営=管理
      第2節 自治活動と教科外諸活動
      第3節 教科外諸活動と教科
    第6章 教科構造と教科外諸活動
      第1節 法でいう『教科』
      第2節 真理・真実としての教科
      第3節 社会的・歴史的なものとしての教科
      第4節 教科の構造と教科外諸活動
      第5節 教科外活動の構造
    第7章 学級文化の諸問題
      第1節 資本主義社会の文化と児童文化
      第2節 第二次世界大戦後の文化と児童文化
      第3節 青少年文化運動と学校の教科外活動
      第4節 学級文化の問題点
    第8章 集団を育てる手段としての文化活動
      第1節 文化活動の意義
      第2節 教科外活動との関係
      第3節 新聞
      第4節 壁新聞
      第5節 仲よしポスト
      第6節 日記と日誌
      第7節 文集
      第8節 童話
      第9節 紙芝居・幻灯
      第10節 人形劇・劇
      第11節 シュプレヒコール・ページェント・歌声
      第12節 栽培・飼育
      第13節 工作
      第14節 遊び・スポーツ
    第9章 クラブ活動
      第1節 クラブ活動の状況
      第2節 クラブ活動の本質
      第3節 クラブ活動と子どもの自主性
      第4節 クラブ活動の活動様式
      第5節 クラブ活動の指導
    第10章 学校行事と学校行事等
      第1節 五八年の指導要領の特質
      第2節 指導要領の行事観
      第3節 戦後実践の特質
      第4節 学校行事の民主化を阻むもの
    第11章 地域子ども会の問題点 -あとがきにかえて-
      第1節 『生活指導』の腐敗
      第2節 地域組織の現状
      第3節 地域子ども会の矛盾
      第4節 地域子ども会の役割
      第5節 学童保育

    ○ 生活指導の学校論的把握 -第5巻解説-(竹内常一)

 第07巻:体育・スポーツ論 3000円

    第一部:体育教育の本質
    第1章 体育の正しいあり方を考えるために -体育についてのうったえ-
      第1節 私はあえて発言する
      第2節 体育における民主的伝統
      第3節 戦後体育への不満
    第2章 学校体育の問題点
    第3章 心身をもみほぐすこと
      第1節 心とからだ
      第2節 もみほぐしの必要
      第3節 肉体の権利
    第4章 体育と道徳教育
      第1節 体育をゆがめるもの
      第2節 体育はどのような認識を育てるか
      第3節 グループ学習の再検討
      第4節 体育と道徳教育
    第5章 体育と愛国心
      第1節 ふしぎな伝統
      第2節 武道と愛国心
      第3節 教練と愛国心
      第4節 体操と愛国心
      第5節 スポーツと愛国心
      第6節 体育教師と愛国心
    第6章 保健・体育科学習指導要領批判 -昭26・28の指導要領を中心として-
      第1節 保険の検討
      第2節 体育指導要領の検討
      第3節 まとめ
    第7章 新学習指導要領(昭和33年)・保健体育科の批判
      第1節 少しは改善しようと努力している
      第2節 子どもを知らない指導要領
      第3節 人間の心を忘れた指導要領
      第4節 しつけ主義の保健
    第8章 体育教師に望む
      第1節 体育家と体育教師のちがい
      第2節 伝統的な体育指導
      第3節 新しい体育指導への道
      第4節 民主的な人間関係
      第5節 自覚と野心とを
    第9章 体育教育の本質
      第1節 体育とは何か
      第2節 体育文化の特質
      第3節 教育としての体育
      第4節 体育における認識
      第5節 体育のねらい
    付 章 体育科はどうあるべきか 1956年8月

    第二部 体育・スポーツ論
    第1章 近代教育における身体論
      第1節 近代思想における身体論
      第2節 近代学校と社会的身体要求
      第3節 日本における身体観 -若干のおぼえがきとして-
    第2章 身体と教育・福祉
      第1節 学校教育における保健・体育の位置
      第2節 学校における福祉と体育
    第3章 体育・スポーツの思想
      第1節 体育・スポーツと精神の教育
      第2節 体育・スポーツと平和・民主主義の教育
      第3節 人間形成と『武道』を考える
      第4節 教育と体力・技術
      第5節 体育学習における子どもの権利
    第4章 スポーツ・クラブ論
      第1節 クラブ活動の原理
      第2節 体育クラブの組織
      第3節 クラブ集団の運営
      第4節 学校運動部(体育部)の問題点を探る -非行と暴力にかかわりつつ-
    第5章 民主的体育運動
      第1節 民主体育について -1963年全国民間体育研究合同集会の基調報告-
      第2節 日教組教研集会・保健体育分科会のあゆみ
    第6章 教育政策と体育 -軍国主義と体育-
      第1節 学習指導要領 (1968年) と学校体育
      第2節 戦後教育30年と学校体育
      第3節 現代の軍国主義と体育(1) -70年代への見とおし-
      第4節 現代の軍国主義と体育(2) -80年代への見とおし-

    ○ 民主的体育・スポーツの『総監督』-第7巻解説-(内海和雄)

 第08巻:教育課程論・授業論 3000円

    第1章 教育課程
      第1節 教育課程
      第2節 教育課程の社会的背景
      第3節 『総合学習』の検討
      第4節 提案・教育課程の自主編成とは
    第2章 『学習指導要領』批判
      第1節 教育課程の構造
      第2節 教育課程の編成
      第3節 学習指導要領の分析
    第3章 教科・教材
      第1節 教材論を考えるなかで
      第2節 教科書論
      第3節 教科・教材の研究についての若干の覚えがき
    第4章 学習・形式・教育技術
      第1節 指導とはなにか
      第2節 学習と形式
      第3節 指導の技術としての教育技術
    第5章 授業における指導
      第1節 集団過程と授業の組織化
      第2節 低学年の教科と授業
      第3節 授業における『訓育』の本質と可能性

    ○ 学校教育の構造と教育的指導と授業における訓育 -第8巻解説-(岩垣攝)

 第09巻:平和教育論 5000円

    第1章 軍国主義教育批判 -戦争と教育-
      第1節 軍国主義教育論 -若干の基礎的検討-
      第2節 正義と忠義
      第3節 天皇制について
      第4節 天皇と神道
      第5節 沖縄が問いかけるもの
      第6節 被爆者問題から何を学ぶか
    第2章 平和教育の理論
      第1節 いまこそ平和教育を
      第2節 平和教育とは何か
      第3節 平和のための学校行事設定の意義
      第4節 未来につなげる戦争の学習
      第5節 核未来戦争をどう教えるか
      第6節 平和教育の視点から地理学習を見直す
      第7節 十五年戦争の教材化をめぐって
      第8節 『空襲』を教材研究する意味
      第9節 ヒロシマ・ナガサキに立つことの意味
      第10節 平和教育運動の成果と課題
    第3章 人格形成にとっての平和教育 -管理主義教育批判と平和教育-
      第1節 平和教育と集団のちから
      第2節 集団づくりと平和教育
      第3節 反動的教育と子どもの発達
      第4節 『スパルタ教育』批判
      第5節 管理主義と管理主義教育
      第6節 生きること・死ぬることをどう教えるか
      第7節 生きるめあてを育てる平和教育
      第8節 霊魂と宗教

    ○ 城丸章夫における戦争と平和 -第9巻解説-(水内宏)

 第10巻:軍隊教育と国民教育 5000円

    第一部:軍隊教育と国民教育
    第1章 軍隊教育と国民教育(1)
      第1節 『軍隊』の概念
      第2節 『徴兵制』の概念
      第3節 わが国の徴兵制
      第4節 徴兵制と志願兵制
      第5節 徴兵制と下士志願
      第6節 国民教育との関連についての見とおし
    第2章 軍隊教育と国民教育(2)-軍隊内務書の研究-
    第3章 軍隊教育と国民教育(3)-徴兵制度上の特典と師範学校における兵式体験-

    第二部:戦時下の師範学校史
    第1章 戦時下教育の背景と概観
    第2章 戦時下訓育と学校報国団 -学校自衛隊の問題を含めて-
      第1節 本問題の理解のために
      第2節 戦時下前期の訓育
      第3節 戦時下後期の訓育
    第3章 勤労奉仕・勤労動員
      第1節 勤労奉仕の開始と黒砂農場
      第2節 昭和一六・一七年度の状況と仁戸農場
      第3節 昭和一八年度の状況
      第4節 学徒勤労動員制度
      第5節 昭和一九・二〇年度の状況
    第4章 女子部勤労動員・戦災
      第1節 女子師範・師範女子部の勤労奉仕・勤労動員
      第2節 女子部の戦災と犠牲
    第5章 徴兵制・軍事訓練・出陣
      第1節 還らぬ学友たち
      第2節 兵役法の改正と師範学校生徒
      第3節 戦時下軍事訓練
      第4節 学徒隊の戦闘隊移行

    ○ 天皇制分析と軍隊教育研究の意義 -第10章解説-(遠藤芳信)
    ○ 城丸章夫略年譜/著作目録
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