『堺利彦全集 全6巻』川口武彦編/法律文化社(70-71)
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第1巻:社会主義への出発(1971)/小口ヤケ、函ヤケ有 帯欠 月報付 売切れ
- (1)『万朝報』
- (2)『三十歳記(日記)』
- (3)『小説と随筆』
- ・当世品定(小説) ・蝶くらべ(小説) ・望郷台 ・不知所往列伝
- (4)『「枯川随筆」その他』
- ・赤裳川 ・酒の世の中 ・危機一髪 ・兵太郎塚
- ・隔塀詩人 ・製鉄詩人 ・たもと草 ・浴泉雑記
- ・汽車中所見 ・御殿場を観るの記 ・源氏野分の巻 ・清風盧
- ・見真録 ・読一葉全集
- (5)『言文一致普通文』
- ・目録 ・第一編 総論 ・第二編 文例
- ○ 編者あとがき
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第2巻:婦人・家庭論(1971)/小口ヤケ、函ヤケ帯アセ有 月報付 売切れ
- (1)『家庭の新風味』
- ・家庭の組織 ・家庭の事務 ・家庭の文学 ・家庭の親愛
- ・家庭の和楽 ・家庭の教育 ・家庭の新風味補遺
- (2)『「家庭雑誌」より』
- (3)『小説と随想』
- ・悪魔 ・百物語 ・貧を記す ・例の漫筆二、三
- ・人間小景 ・理想なき政治家 ・地方人士に告ぐ
- (4)『労働問題(小説)-ゾラ原作「労働」抄訳-』
- ・まえがき ・労働問題 ・「労働問題」付録
- ○ 編者あとがき
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第3巻:反戦平和と国際主義(1970)/小口ヤケ、函ヤケ帯破れ有 月報付 売切れ
- (1)『週刊「平民新聞」』
- (2)『週刊「直言」』
- (3)『「光」』
- (4)『日刊「平民新聞」』
- (5)『「大阪平民新聞」「日本平民新聞」週刊「社会新聞」』
- (6)『「世界婦人」』
- (7)『平民日記』
- (8)『赤旗事件の回顧』
- (9)『貝塚より(獄中通信)』
- (10)『小説 白頭の恋』
- ○ 編者あとがき
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第4巻:冬の時代を生きる(1971)/小口ヤケ、函ヤケ背傷み有 帯月報付 1000円
- (1)『「売文集」より』
- 第一編:剣と針
- 序(売文社の記) ・唯物的歴史観 ・唯物的歴史観研究 -山路愛山兄の批評に答う-
- ・宗教とは何ぞや ・子に対する僕の態度 ・木下尚江君の態度を評す
- 第二編:霧と雫
- ・暮春の古服 ・死の趣味 ・墓地見物 ・寸馬豆人
- ・逆徒の死生観 ・浮世顧問
- (2)『「現代思想」より』
- ・大杉と荒畑 ・大杉君と僕 ・胡麻塩頭
- (3)『「へちまの花」より』
- (4)『バーナード・ショウの作品紹介』
- ・武装と人 ・新聞切抜き ・監獄学校 ・ピグマリオン
- (5)『「新社会」より』
- (6)『「唯物史観の立場から」「恐怖・闘争・歓喜」』
- ・「唯物史観の立場から」の序 ・「恐怖・闘争・歓喜」の序
- ・河上肇君を評す ・石川型の社会主義者 ・福田時代から河上時代へ
- ・唯物史観と理想主義(対話二編)
- ・現代社会主義の最も恐るべき弊害 -「社会問題研究」における河上肇君の道徳論を評す-
- ・婦人界の三思想家 -与謝野晶子・平塚明子・山川菊栄- ・大正八年の社会的総勘定
- ・恐怖・闘争・歓喜 -人間と自然、国家と国家、階級と階級- ・普通選挙と労働組合
- ・政治運動、社会運動、労働運動 ・社会主義思想の淵源およびその発達
- ・社会主義は怠惰を奨励せざるか ・社会主義の世の中ではだれが肥くみをするか
- ○ 編者あとがき
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第5巻:科学的社会主義運動の飛翔(1971)/小口ヤケ、函ヤケ帯アセ有 月報付 売切れ
- (1)『社会講談』
- ・鋳掛け松 ・大塩騒動 ・パリ・コンミュンの話
- (2)『「火事と半鐘」より』
- ・はしがき ・何が幸いになるか分からぬ
- ・身を殺して仁をなす話 ・たれのこしらえた「道理」か
- ・二種の潔癖 ・本流・傍流・横流・逆流 ・日本社会運動の人々
- ・社会改革案とその実現力 ・お上品学者ラッセル ・「氷とげんこつ」
- ・「労働者の天下」
- (3)『「猫の首つり」より』
- (4)『「米泥棒」「地震国」「桜の国地震の国」より』
- ・「桜の国地震の国」の序 ・二大米泥棒 ・陣羽織の桃太郎と前だれ掛けの桃太郎
- ・どちらもあたり前 ・知識階級に与う ・宗教病者に与う
- ・宗教の麻酔的効能 ・流行二種 ・おめでたい往生
- ・ありふれたこと ・四分の一払い込みのデモクラシー
- ・「国民葬」と「革命葬」 ・形成促進の一機会 ・やるならおやりなさい
- ・擾乱と悲惨の蓋然性 ・そんなに心配することはない
- (5)『「女の世界」その他』
- ・女の世界(一) ・女の世界(二) ・女の世界(三)
- ・女の世界(四) ・女の世界(五) ・有産者の妻、無産者の妻
- ・婦人運動の精神 ・「女天下」の社会学的解説 ・「女人創造」
- ・女の演説 ・チョット面白いというくらいのもの ・所有権の道徳的聖化
- (6)『評伝と評論』
- ・中江兆民と幸徳秋水 ・山口孤剣君を思う ・「大臣待遇」セン・カタヤマ
- ・菊池寛君とわたし ・欧化主義と国粋主義 ・精神主義と潔癖
- ・有島武郎氏の絶望の宣言 ・ロシア革命第五周年 ・留置場の夢
- ・日本政界の現在および未来 ・桃色主義者との問答 ・無産党合同の趨勢
- ・当局者辞任せよ
- (7)『社会時評 -「新社会」より(その二)-』
- ○ 編者あとがき
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第6巻:日本社会主義運動の回想(1970)/一箇所マーカ、小口ヤケ、函ヤケ有 帯月報付 売切れ
- (1)『堺利彦伝』
- ・第一期:豊津時代(上) ・第一期:豊津時代(下) ・第二期:東京学生時代
- ・第三期:大阪時代(上) ・第三期:大阪時代(下) ・第四期:二度目の東京時代
- ・第五期:福岡時代 ・第六期:毛利家編集時代 ・予の半生(「半生の墓」より)
- (2)『社会主義運動史話』
- ・平民社時代(一箇所マーカ有)
- ・売文社時代 ・大杉、荒畑、高畠、山川 ・大逆事件とその前後
- (3)『日本社会主義運動における無政府主義の役割
- (4)『日本社会主義運動小史』
- (5)『論説と評論』
- ・社会運動に投ぜんとする青年に与う ・三本松 ・山川均君についての話
- ・震災の獄中 ・なつかしい「自叙伝」 ・斎藤翁の追憶
- ・ユートピア獄 ・入獄前後 ・豊多摩から巣鴨へ
- ・あの短刀 ・和田久太郎君の事ども ・秩父騒動
- ・メーデーの思い出 ・煙突男 ・故郷のあこがれ
- ・好適・有効・邪魔 ・水平社大会の印象 ・維新史の新研究
- ・市会を階級闘争の新戦場たらしめよ
- ○ 堺利彦年譜/編者あとがき