『トーマス・マン全集 全13巻(分売)』/新潮社(71-71)
 第01巻:ブデンブローク家の人々 森川俊夫訳(1972)/小口少ヤケシミ、函ヤケ帯少破れ有 月報付 1000円

 第02巻:大公殿下/ワイマルのロッテ (1972)/小口ヤケ、函ヤケスレ有 帯月報付 売切れ

  ・『大公殿下』(山下肇訳)
  ・『ワイマルのロッテ』(佐藤晃一訳)
  ・『自作について -「大公殿下」について-』(山下肇訳)

 第03巻:魔の山 (1972)/小口ヤケ少シミ、函ヤケ有 月報付 1500円

  ・『魔の山』(高橋義孝) 
  ・『自作について -「魔の山」入門-』(滝沢弘訳)

 第04巻:ヨゼフとその兄弟たち(1) (1972)/小口ヤケ少シミ、函ヤケスレ有 月報欠 売切れ

 ・『ヨゼフとその兄弟たち(1)』 
    序章 地獄行(高橋義孝訳) 
    ヤコブ物語(高橋義孝訳)
    若いヨゼフ(佐藤晃一訳)
    エジプトのヨゼフ (第一章 - 第四章)(菊盛英夫訳)

 第05巻:ヨゼフとその兄弟たち(2) (1972)/小口少ヤケシミ、函ヤケ有 月報付 売切れ

  ・『ヨゼフとその兄弟たち(2)』
     エジプトのヨゼフ(第五章 - 第七章)(菊盛英夫訳)
     養うヨゼフ(佐藤晃一訳)(高橋義孝訳)
  ・「自作について -「ヨゼフとその兄弟たち」(土屋明人訳)
     十六年(高橋義孝訳)
  後記 解題(森川俊夫)

 第06巻:ファウストゥス博士 (1971)/小口ヤケ、函ヤケ有 帯月報付 売切れ

  ・『ファウストゥス博士』(円子修平訳)
  ・『自作について』
     「ファウストゥス」について(円子修平訳)
     「ファウストゥス博士」の成立(佐藤晃一訳)
  後記 解題(森川俊夫)

 第07巻:選ばれし人/詐欺師フューリスク・クルルの告白 (1972)/小口ヤケ、函ヤケ帯破れ有 月報付 売切れ

  ・『選ばれし人』(佐藤晃一訳)
  ・『詐欺師フューリスク・クルルの告白』(高橋義孝訳)
  ・『自作について』
     小説「選ばれし人」注釈(滝沢弘訳)
    「詐欺師フューリスク・クルルの告白」の一章への注解(根本道也訳)
  後記 解題(森川俊夫)

 第08巻:短篇/戯曲/詩 (1971)/小口ヤケ少シミ、函ヤケ有 月報付 売切れ

  ●『短篇』
     「幻想」  「転落」  「幸福への意志」  「幻滅」  「死」
     「小男フリーデマン氏」 「道化者」  「トビーアス・ミンダーニッケル」
     「衣装戸棚」 「しっぺ返し」  「ルイースヒェン」  「墓地への道」
     「神の剣」  「トリスタン」  「飢えたる人々」   「トニオ・クレーゲル」
     「神童」   「ある幸福」   「予言者の家にて」  「生みの悩み」
     「ヴェルズンゲンの血」     「逸話」       「鉄道事故」
     「なぐり合い 「ヴェニスに死す」 「主人と犬」 「無秩序と幼い悩み」
     「マーリオと魔術師」 「すげかえられた首」 「掟」 「欺かれた女」
     「少年エノク」
  ●『戯曲』
     「フィオレンツァ」(森川俊夫訳)
  ●『詩』
     「幼な児の歌」(山下肇訳)  「初期作品」(山下肇訳)
  ・『自作について』
     「フィオレンツァ」について(森川俊夫訳)
  後記 解題(森川俊夫)

 第09巻:講演と評論(1) (1971)/小口ヤケ少シミ、函ヤケ有 月報付 売切れ

  ●『講演と評論』
   ・「老フォンターネ」
   ・「シャミッソ」
   ・「ゲーテとトルストイ」
   ・「ゲーテの『親和力』について」
   ・「クライストの『アンフィトリュオン』」
   ・「レッシング論」
   ・「テーオドール・シュトルム」
   ・「アウグスト・フォン・プラーテン」
   ・「市民時代の代表者としてのゲーテ」
   ・「作家としてのゲーテの経歴」 
   ・「リヒャルト・ヴァーグナーの苦悩と偉大」
   ・「『ドン・キホーテ』とともに海を渡る」
   ・「フロイトと未来」
   ・「リヒャルト・ヴァーグナーと『ニーベルンゲンの指輪』」
   ・「ショーペンハウワー」
   ・「ゲーテの『ファウスト』について」
   ・「『アンナ・カレーニナ』」
   ・「ドストエフスキー論 -ただし控え目な-」
   ・「われわれの経験から見たニーチェの哲学」
   ・「ゲーテ・ファンタジー」
   ・「ゲーテとデモクラシー」
   ・「ハインリッヒ・フォン・クライストとその小説」
   ・「チェーホフ試論」
   ・「シラー試論」
  後記 解題(森川俊夫)

 第10巻:評論(2) (1972)/小口ヤケ、函ヤケ帯破れ有 月報付 売切れ

  ●『講演と評論』
    「ヒルゼと私」            「演劇試論」   「フリードリヒと大同盟」
    「シュペングラーの所説について」   「コスモポリタニズム」  「結婚について」
    「文化中心としてのミュンヘン」    「近代精神史におけるフロイトの位置」
    「現代における作家の精神的状況」   「現代におけるドイツ作家の使命について」
    「古典学芸と人文主義」        「小説論」
    「思考と生活」            「三人の巨人」
    「無常礼讃」             「芸術家と社会」
  ●『頌詞』
    「ヘルマン・ヘッセの七十歳の誕生日に」   「ヘルマン・ヘッセに」
  ●『序文と書評』
    「ロシア文学アンソロジー」      「一粒の麦もし死なずば...」
  ●『日記と自伝』
    「パリ訪問記」   「略伝」   「私の時代」   「自分のこと」
  ●『自伝雑篇』
    「『鏡にうつして』」   「甘い眠り」   「ボン大学哲学部長への書簡」
    「精神的生活形式としてのリューベック」   「リトル・グランマ」
    「一九四九年ゲーテ生誕記念日に際して」
  ●『雑篇』
    「『善き』ハインリッヒ・ハイネ」      「ボンの文学史協会への報告」
    「アルコールについて」     「ハイネ覚え書」    「ダンテについて」
    「私の仕事の進め方」   「読書界における成功」    「映画について」
    「ローベルト・ムジールの『特性のない男』」       「フモールとイロニー」
    「新『正書法』」
  ●『政治論』
    「ドイツ共和国について」  「理性に訴える」   「来るべきデモクラシーの勝利について」
    「自由の問題」   「ドイツの聴取者諸君(抄)」  「ドイツとドイツ人」
  後記 解題(森川俊夫)

 第11巻:評論(3) (1972)/小口ヤケ少シミ、函ヤケ帯少破れ有 月報付 売切れ

  ●『非政治的人間の考察』
  ●『時事論』
    「文化と社会主義」    「社会主義信奉」     「ドイツを憂うる(抄)」
    「ヨーロッパに告ぐ」   「ボン大学との往復書簡」 「スペイン」
    「『尺度と価値』」    「この平和」       「ヒトラー君」
    「文化と政治」      「この世界大戦」     「運命と使命」
    「私はなぜドイツへ帰らないか」  「日本のある青年に」 「『理解すること』」
  後記 解題(森川俊夫)

 第12巻:書簡 (1972)/小口ヤケ少シミ、函ヤケ有 月報帯付 1500円

  ・「書簡 (1894-1955)」
  後記 解題(森川俊夫)
  付録:索引、日付順一覧、書き出し・末尾一覧

 別巻:トーマス・マン研究 (1972)/小口ヤケ少シミ、函ヤケ帯破れ有 月報付 売切れ

  ●『トーマス・マン研究」
    ・「弟トーマス」(ハインリッヒ・マン)
    ・「わたしのパパ」(モーニカ・マン)
    ・「修辞家トーマス・マン」(ヴァルター・イェンス)
    ・「トーマス・マンにおけるユマニスムと錬金術」(マルグリット・ユルスナール)
    ・「トーマス・マンの肖像に寄せて」(テオドール・W・アドルノ)
    ・「抵抗の歴史」(佐藤晃一)
    ・「トーマス・マン」(ユルゲン・クチンスキー)
    ・「『大公殿下』について」(ヘルマン・J・ヴァイガント)
    ・「偸盗の神とその詩人」(ヴァルター・イェンス)
    ・「『魔の山』論」(ヘルマン・J・ヴァイガント)
    ・「『ワイマルのロッテ』論」(エルンスト・カッシーラー)
    ・「『ヨゼフ物語』と神話」(ケート・ハンブルガー)
    ・「デーモンとの出会い」(モーリス・ブランショ)
    ・「『選ばれし人』について」(ヨナス・レッサー)
    ・「『遊び』とその様ざまな背景」(ジョルジ・ルカーチ)
    ・「トーマス・マン年譜」(ハンス・ビュルゲン/ハンス-オットー・マイヤー)
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