『馬淵東一著作集(分売/補巻欠)』社会思想社(1974)/小口少ヤケ、函背少アセ有
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第1巻 2000円
- 第一部:親族組織
- ・「ブヌン、ツォウ両族の氏族組織と婚姻規定」
- ・「ブヌン、ツォウ両続の親族名称 (1)」
- ・「ブヌン族に於ける獣肉の分配と贈与」
- ・「キルヒホフ『親族呼称と親族結婚』」
- ・「ゴールデンワイザー『人類学』」
- ・「原始家族における単系性」
- ・「家族・氏族・部族 -ロヰーの近著『社会組織』をめぐって」
- 第二部:社会と社会組織
- ・「高砂族の系譜」
- ・「山地高砂族の地理的知識と社会・政治組織」
- ・「中部高砂族の祭団」
- ・「南方圏の社会」
- ・「波照間島その他の氏子組織」
- ・「トゥルンワルト『東アフリカに於ける黒人と白人』」
- ・「ワーナー『黒人文明』」
- 第三部:社会と文化
- ・「人類文化の探究」
- ・「高砂族に関する社会人類学」
- ・「モルガン『古代社会』の内幕」
- ・「沖縄研究における民俗学と民族学」
- ・「沖縄民俗社会研究の展望」
- ・「太平洋学術会議・極東先史学会議に出席して」
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第2巻 2500円
- 第一部:インドネシアの社会と文化
- ・「インドネシア農耕民と土地」
- ・「インドネシア未開民に於ける政治統合の若干様式」
- ・「インドネシア民俗社会」
- ・「クンチョロニングラト編『インドネシアにおける諸村落』」
- ・「フロクラーヘ『インドネシアの社会関係』」
- ・「クロイト『中央セレベスに於ける西部トラジャ族』」
- ・「斎藤正雄著『東印度の文化』」
- ・「ミュンスターベルガー『インドネシア創世神話に関する民族学研究』」
- ・「ミュンスターベルガー『ニアス島とマルケサス諸島』」
- ・「フィリピンの民族と文化」
- ・「中部台湾および東南アジアにおける呪術的・宗教的土地所有権 (邦訳)」
- 第二部:種族史 (エスノヒストリー)
- ・「高砂族の分類 -学史的回顧-」
- ・「高砂族の移動および分布 (第1部)」
- ・「高砂族の移動および分布 (第2部)」
- ・「研海地方に於ける先住民の話」
- ・「マッカイ博士の布教せるS瑪蘭平埔族に就て」
- ・「沖縄と台湾 -伝承における関連と無関連」
- ・「沖縄と台湾 -砂金交易をめぐる史実と口碑伝承-」
- ・「高砂族民族史」
- 第三部:作物と農耕文化
- ・「ポリネシア人」
- ・「ジャワと云ふ名称の由来」
- ・「インドネシアの食物文化」
- ・「言語上より見たるインドネシアの物質文化 (1)」
- ・「言語上より見たるインドネシアの物質文化 (2)」
- ・「バダ族の母稲・父稲・子稲」
- ・「稲米語彙の分布図の説明」
- ・「沖縄の穀物起原説話 (邦訳)」
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第3巻 4000円
- 第一部:オナリ神をめぐる類比と対比
- ・「中部高砂族の父系制に於ける母族の地位」
- ・「台湾中部諸部族の社会組織 (邦訳)」
- ・「沖縄先島のオナリ神 (1)」
- ・「沖縄先島のオナリ神 (2)」
- ・「マラヨ・ポリネシア諸族における親族儀礼の二つの型 (邦訳)」
- ・「姉妹の霊的優越 (邦訳)」
- ・「オナリ神をめぐる類比と対比」
- ・「ブヌン族の親族名称におけるオマハ型への傾向 (邦訳)」
- ・「ミード女史著『アドミラルティ諸島に於ける親族』」
- ・「ファース著『吾等ティコピア島民』」
- ・「ド・ヨセリン・ド・ヨング『オイラタ村落』」
- ・「ジュノー著『バントゥ族の習俗』」
- 第二部:信仰と儀礼
- ・「パングツァハ族の神々」
- ・「パングツァハ族の神々 (続)」
- ・「イヴァンズ・プリチャード『アザンデ族の妖術、託宣及び呪術』」
- ・「粟をめぐる高砂族の農耕儀礼」
- ・「ブヌン族の祭と暦」
- ・「高砂族に於ける鞦韆」
- ・「阿里山ツォウ族の道路祭」
- ・「タイの部落神と家神」
- ・「爬竜船について」
- ・「琉球世界観の再構成を目指して (邦訳)」
- ・「マンダラの源流」
- 第三部:研究者の横顔と研究の展望
- ・「移川先生の追憶」
- ・「故小川先生とインドネシア語研究」
- ・「編者あとがき (鹿野忠雄『東南亜細亜民族学先史学研究』第二巻)」
- ・「あとがき (奥野彦六郎『南島の原山勝負制の構成』によせて)」
- ・「故クロイト博士とインドネシア民族学」
- ・「故ヘルト教授とその民族学的業績」
- ・「柳田先生と戦後の沖縄研究」
- ・「六年の後に -バタビア協会雑誌の復刊-」
- ・「『南方土俗』景印本刊行に寄せて」
- ・「吉野清人『宗教生活の基本構造』の刊行によせて」
- ・「宮城文『八重山生活誌』の刊行によせて」
- ○ あとがき/著作目録/略歴