『アニマ 1992-93年(通巻232号 - 通巻247号終巻)』 平凡社
 通巻232号 (01月号):ツル -瑞鳥の動物学-  300円

 ● 特集:ツル -瑞鳥の動物学-
     ・「希少な種の未来を切り開く -最新ツル学」(ジョージ・W・アーチボルト)
     ・「ギャラリー:タンチョウの四季」
     ・「気流をとらえて渡る -ナベヅル・マナヅルの北帰行」(津田堅之介)
     ・「北欧の原野に生きる -スウェーデンのヨーロッパクロヅル」(ステューレ・カールソン)
     ・「悠久の大地の端鳥たち -中国最新ツル事情」(馬逸清/李暁民)
     ・「舞の行動学 -ツルのダンス・ディスプレイを究明する」(正富宏之)
     ・「トピックス ツルをめぐる4つの話題」
     ・「変化に満ちた系譜 -化石から探るツル目の古生物学」(エフゲニイ・N・クロチキン)
     ・「逆転したイメージ -神話・伝承にみるツルの実像」(松村一男)
 ● 寄稿
     ・「フリソデエビ -ヒトデを捕食」(望月昭伸)
     ・「生命あふれるウェットランド -日本湿地ネットワークの結成」(山下弘文)
     ・「冬のクモウォチング -越冬生態を知る」(新海栄一)
     ・「ケナガネズミの採食行動をとらえた」(湊和雄)
     ・「ルポ:日本のサケはいま」(平沢正夫)
 ● 新連載
     ・「野宿で発見紀行 原色フィールド図鑑」(本山賢司)

 通巻236号 (05月号):バードウォッチング海外編  300円

 ● 特集:バードウォッチング海外編
     ・「サバンナでサファリ -東アフリカに鳥を求めて」(内山晟)
     ・「大地と鳥たちの風景 -インド・バラトプル国立公園」(吉野信)
     ・「ヨーロッパ探鳥紀行 -イギリス・オランダ・フィンランドをめぐる」(M・ブラジル)
     ・「風に吹かれて西海岸をたどる -サンフランシスコからモンテレーまで」(浅見ベートーベン)
     ・「広大な保護区はバードパラダイス -コスタリカ・モンテベルデ保護区ほか」(藤本和典)
     ・「中国国境への旅・鶴鳥 -香港・米埔自然保護区」(園部浩一郎)
     ・「鳥相の厚さに魅せられて -おすすめできる台湾の探鳥地」(谷口高司)
     ・「巨鳥舞う高原のジャングル -タイ・カオヤイ国立公園」(小川巌)
     ・「大陸育ちの鳥を求めて -いちばん近い大陸・韓国へ渡る」(柚木修)
     ・「太平洋の交差点・ハワイ諸島 -生き残りの鳥たちをカウアイ島にさがす旅」(荒俣宏)
     ・「カウアイ島はバードウォッチャーズ・ガーデンだ」(柚木修)
     ・「エコ・ツーリズムを進めるために」(横山隆一)
 ● 寄稿
     ・「ユキウサギ -お花畑でのび」(千葉圭介)
     ・「海のゆりかご -テンジクダイ科の口内保育」(桑村哲生/小林安雅)
     ・「木とアリの奇妙な共生 -コスタリカのアカシアアリ」(海野和男)
     ・「自然を画布に切りとる -画家R・ベイトマンに聞く」
     ・「赤色の歴史 -染料昆虫コチニール」(角山幸弘/河合省三)

 通巻243号 (12月号):ヤメネコの行動学  300円

 ● 特集:ヤメネコの行動学
     ・「亜熱帯林に忍ぶ影 -イリオモテヤマネコの素顔を見る」(横塚眞己人)
     ・「枯草色のブッシュに瞳が閃く -ジャングルキャットとの出会い」(吉野信)
     ・「子育ては二年がかり -オセロットの特異な生活様式」(メル・サンキスト)
     ・「生命にあふれる島にヤマネコが還る -ボブキャットの再導入から判明した事実」(デュアン・R・ディッフェンバック)
     ・「河畔を舞台にした神出鬼没 -ジャガランディ調査に挑戦した日々」(クリストファー・フォーガン)
     ・「スコットランドの森の精 -ヨーロッパヤマネコの最新研究事情」(ローレンス・K・コルベット)
     ・「風景にとけ込む魔女的な動物 -小型ネコ類の斑紋と習性」(今泉忠明)
 ● 寄稿
     ・「イラガセイボウ -”岩”を穿つ」(藤丸篤夫)
     ・「”卵を産む哺乳類”の生活史 -ハリモグラの行動圏・繁殖・子育て」(ペギー・リスミラー)
     ・「街に眠る鳥たち -都市鳥のねぐらを見る」(井田俊明)
     ・「野生に魅せられた長い旅 -ロッキー山脈の動物と自然を求めて」(吉野信)
     ・「サバンナで生き残るために -日中に出産するパタスモンキー」(中川尚史)
     ・「ローレンツ研究所を訪ねて」(大川けい子)
     ・「学会レポート:飼育ゴリラ繁殖への道 -第2回ゴリラワークショップに参加して」(阿部敏計)

 通巻245号 (02月号):北極圏  売切れ

 ● 特集 I:北極圏
     ・「ポリニヤ -生命を育む豊かな海域」(イアン・スターリング)
     ・「海流が運ぶ生命 -北極海の多彩な海中生物たち」(ノーバート・ウー)
     ・「極地に生きる勇者 -ジャコウウシはいかに適応したのか」(ピーター・D・レント)
     ・「孤島の生活者たち -ウランゲリ島の自然と野鳥」(アルセーニー・V・クレチマル)
     ・「蒼氷に刻まれた歴史 -スピッツベルゲン島の氷河と地球環境」(辛島司郎)
     ・「ラップ発、トナカイ放牧の変貌 -北欧・北極圏の自然と環境汚染」(葛野浩昭)
     ・「融け出した永久凍土 -エヂマとツンドラステップ」(斎藤晨二)
     ・「『緑の地』を駆け出抜けた人びと -グリーンランドの4000年」(スチュアート・ヘンリ)
     ・「われ、極点をめざせり! -北極圏探検史」(武田文男)
 ● 特集 II:マグロ -外洋をゆく大回遊魚-
     ・「管理される国際魚 -漁業資源としてのマグロ」(三宅真)
     ・「海洋を突き進む巨魚の謎 -未知のマグロの世界を探る」(辻祥子)
     ・「進化のゆく末 -外洋への終わりなき旅」(中村泉)
     ・「下魚から高級魚へ -日本人とマグロの食文化」(鈴木晋一)
     ・「シチリア島の伝統マグロ漁 -地中海の大物を昔ながらの漁法で追い続ける男たち」(毛利甚八)
     ・「ドーナツ型水槽を大回遊 -マグロ飼育の舞台裏」(安倍義孝)
 ● 寄稿
     ・「カミソリウオの一種 -”炎”に包まれた龍」(望月昭伸)
     ・「下北の冬に生きる -本州で越冬するオオワシたち」(木下哲夫)

 通巻246号 (03月号):有袋類 -知られざる種の不思議な生活-  300円

 ● 特集 I:有袋類 -知られざる種の不思議な生活-
     ・「森に隠れたシロアリ食い -唯一の昼行性有袋類 フクロアリクイ」(トニー・フレンド)
     ・「花に群がる”ネズミ”たち -バンクシアとともに生きるフクロミツスイ」(ロン・ウーラー)
     ・「繁殖力の王者たちも絶滅しかけている -知られざる有袋類バンディクート」(ジョン・シーベック)
     ・「生息数は70頭 -キタケバナウォンバットの保護」(W・J・フィッシャー他)
     ・「故郷にたどりついた世渡りじょうず -キタオポッサムのしたたかな適応能力」
         (J・サイデンスティッカー/S・ランプキン)
     ・「アジアの有袋類はどこから来たのか -中国やタイで発見された化石をめぐって」(瀬戸口烈司)
     ・「有袋類は中国にもいた! -オポッサム科の化石発見レポート」(斉陶)
 ● 特集 II:ハイタカとツミ -森の軽快な狩人-
     ・「小さなタカに魅せられて -わがハイタカ研究の20年」(イアン・ニュートン)
     ・「わかってきた日本での生態 -富士山麓・ハイタカ観察記」(東條一史)
     ・「町に生きるツミ -彼らはなぜ住宅地に進出したのか」(平野敏明)
     ・「雑木林のツミ撮影記 -その子育てを写真でとらえた」(清田潔)
 ● 寄稿
     ・「アオサギ -”胸”を広げて日光浴」(照井克朗)
     ・「よみがえれ、ニホンアシカ -新発見された剥製と8ミリフィルム」(井上真央他)
     ・「希少種オオトrツグミ -日本の”固有種”が絶滅の危機に」(石田健/樋口広芳)
     ・「ヒグマ・その未知の生態 -カムチャッカからの新しいレポート」(V・A・ニコラエンコ)
     ・「学会レポート:ペンギン関係者の一大ネットワーク -第三回ペンギン会議全国大会に出席して」(上田一生)
生命・進化
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