『アニマ 1990年(通巻208号 - 通巻219号)』 平凡社
 通巻208号 (01月号):帰化動物 -そのたくましき生態-  300円

 ● 特集 I:帰化動物 -そのたくましき生態-
     ・「ペットからパイオニアへ -タイワンリス、鎌倉の森を走る」(田村典子)
     ・「都市に見るふるさとの熱帯 -インク、東京の空に舞う」(日野圭一)
     ・「日本の湖沼を呑む -増えつづけるブラックバスとブルーギル」(森文俊)
     ・「ぬりかえられる日本の淡水魚相」(多紀保彦)
     ・「ニッポン帰化植物Who’s Who」
     ・「対談:動物たちは”壁”を超える」(別役実/今泉吉晴)
     ・「最初の帰化植物はだれ? -その起源と歴史をたどる」(中村一恵)
     ・「日本の主な帰化植物一覧」
     ・「帰化植物の”ユートピア” -哺乳類のいなかった国からの報告」(C・M・キング)
 ● 特殊 II:ペンギン・ウォッチング
     ・「極寒の氷原に生きる -エンペラペンギンのふしぎな繁殖生殖」(G・ロバートソン)
     ・「子育てにわが身をけずる -アデリーペンギン観察記」(綿貫豊)
     ・「動物園でペンギン・ウォッチング -体のつくりから行動まで」(福田道雄)
     ・「セイブ・ザ・ペンジン -”ペンギン基金”の3年間」
 ● 寄稿
     ・「オオタカ -水場での”一杯”」(新開孝)
     ・「学会レポート:世界に追いつき追い越せ -日本動物行動学会」(藤岡正博)
     ・「学会レポート:いま、生態学に問われているものは? -国際生態学会プレシンポジウム」

 通巻209号 (02月号):わたしの動物自慢  300円

 ● 特集 I:わたしの動物自慢
     ・「対談:僕のネコ彼女のシーラカンス」(日高敏隆/内田春菊)
     ・「秘蔵っ子ものがたり」(高田宏他)
     ・「スペシャリストの仲間たち」(千石正一他)
     ・「ウチの子はチャンピオン」
 ● 特集 II:渡り来る猛禽
     ・「ケアシノスリの冬」(熊谷勝)
     ・「シロフクロウ、大雪山に舞う」(千葉圭介)
     ・「鍋田干拓の猛禽たち」(前田崇/本若博次/森井豊久)
     ・「アカハラダカが渡る」(津田堅之介)
     ・「冬の猛禽ウォッチング・ハウツー」(藤本和典)
 ● 寄稿
     ・「ベニヒワ -雪上の群舞」(林大作)
     ・「天竜川のザザムシ採り」(樋口英夫)
     ・「学会レポート:クジラは資源たりうるか -シンポジウム『鯨類の資源研究と管理』」(木白俊哉)

 通巻211号 (04月号):花と動物 -その不思議なきずな-  300円

 ● 特集:花と動物 -その不思議なきずな-
     ・「ハエを誘惑する妖花 -ラフレシアの受粉の謎をさぐる」(今森光彦)
     ・「花蜜を食べる森の曲芸師 -チビフクロモモンガの生態」(クリス&サンドラ・ポリット)
     ・「赤い花は蜜のしるし -鳥媒花とハチドリのカカワリ」(本誌編集部)
     ・「カムフラージュの天才 ランに化けるハナカマキリ」(海野和男)
     ・「高度な『擬態』のお手並 -花をめぐるクモたち」(新海栄一)
     ・「”なり年”現象の謎 -熱帯雨林の木と動物の奇妙な関係」(北島薫)
     ・「花を助けるコウモリたち -その特殊な適応を見る」(吉行瑞子)
     ・「虫媒の期限はどこにある?」(藤山家徳)
     ・「対談:花と餅ちつ持たれつ、ムシのいいお話」(奥井一満/湯浅浩史)
 ● 寄稿
     ・「ウグイ -堰への跳躍」(桜井淳史)
     ・「下北に”海のサル”を追う -ある群れの三年間の記録」(松岡史朗)
     ・「花を味わう人びと -花食の文化誌」(吉田よし子)
     ・「ステゴドン、海を渡る -ウォーレス線の東と西」(ファクロエル・アジズ)
     ・「学会レポート:メコンデルタのオオヅル会議」(百瀬邦和)
 ● 新連載
     ・「東京猫町」(荒木経惟)

 通巻212号 (05月号):バードウォッチング・上級編 -野外鳥類学のすすめ-  300円

 ● 特集:バードウォッチング・上級編 -野外鳥類学のすすめ-
     ・「今、野外鳥類学がおもしろい」(樋口広芳)
     ・「天空を震わせる羽音 -オオジシギとの出会い」(重盛究/中村浩志)
     ・「野外鳥類学実践編 -10のフィールドワーク」
     ・「テクニック指南編 -フィールドワークが楽しく上手になる」
 ● 寄稿
     ・「アズマオオズアカアリ -獲物の解体」(坂水健祐)
     ・「えりに誘い、網を刺す -琵琶湖の伝説漁」(大塚高雄)
     ・「マンドリル”狩猟と密漁”のはざまで -カメルーン狩猟採集民の生活から」(三谷雅純)

 通巻214号 (07月号):‘90動物写真  300円

 ● 特集:‘90動物写真
     ・「対談:野生と向きあう眼」(宮崎学/星野道夫)
     ・「ギャラリー‘90動物写真」
     ・「北緯53度、原野を歩く -北サハリン自然紀行」(平野仲明)
     ・「現地で動物を見る、聞く、写す -海外フォトフィールドガイド」
     ・「座談会:私のフレーミング -動物カメラマン座談会」(吉野信/今森光彦/小林安雅)
     ・「海外動物写真家秀作選 -生命の動と静をえがく」
 ● 寄稿
     ・「ルポ:象牙はどこへ(下)-ゾウは象牙問題では守れない」(平沢正夫)

 通巻218号 (11月号):森のおくりもの -緑のめぐみと動物・人-  300円

 ● 特集:森のおくりもの -緑のめぐみと動物・人-
     ・「クマゲラの生きる樹海 -白神の森を歩く」(江川正幸)
     ・「樹木はわがすまい -動物たちのウッディライフ」(川道武男)
     ・「鳥の多い森、少ない森 -共存の条件をさぐる」(由井正敏)
     ・「森の錬金術師たち -土壌生物の世界」(寺田美奈子)
     ・「天然の味覚を味わう -森は豊から食料庫」(川瀬清)
     ・「森林美学よ生きかえれ -森の美しさを再発見」(足田輝一)
     ・「四季の顔を観る -森の季節学」(渡辺隆一)
     ・「秋の色彩を科学する」(谷田貝光克)
     ・「森の学校へのアプローチ -森や木を通して人間のありかたを探る」(中川重年)
     ・「首都圏に残された緑の宝島 -狭山丘陵の雑木林」(太田和夫)
     ・「雑木林の百年から生活文化を考える」(今北哲也)
     ・「私の森を語る」
     ・「対談:雑木山ライブ・トーク -昼は観察ざんまい、夜は焚き火を囲んで森話し」(本山賢司/木原浩)
 ● 寄稿
     ・「クロアシアホウドリ -求愛のディスプレイ」(金子博)
     ・「幻の鳥カンムリツクシガモ」(柿沢亮三/菅原浩)
     ・「ニュージーランドアオバズクを守る -絶滅危惧種の保護作戦」(J・ヒックス他)

 通巻219号 (12月号):ヒツジ -’91年干支の動物を知る-  300円

 ● 特集 I:ヒツジ -’91年干支の動物を知る-
     ・「さまざまに姿を変える野生 -イランのムフロン型ヒツジを分類する試み」(R・ヴェルデッツ)
     ・「地中海の島に生き続ける原種 -コルシカ島のムフロンの保護活動レポート」(D・デュプレ)
     ・「孤島に原始の姿を見る -セント・キルダのソーイシープ」(長谷川真理子)
     ・「ヒツジの王国を訪ねる -オーストラリア・ニュージーランドの牧場ガイド」(大内輝雄)
     ・「消えつつあるヒツジを守る -英国レア・ブリード・サバイバル・トラスト」(百瀬正香)
     ・「神のヒツジ、アルガリ -アジアに生きる家畜ヒツジの原種たち」(V・ガイスト)
     ・「牧民と母と子 -モンゴルに生まれたヒツジの一生」(小長谷有紀)
 ● 特集 II:宮沢賢治 自然を詩ったナチュラリスト-
     ・「生命の最も美しい表象 -賢治が書いた動物たち」(畑山博)
     ・「イギリス海岸の足跡化石 -時間と空間の流れを証明するもの」(亀井節夫)
     ・「もう一つの賢治像」(翳絵・金井一郎)
 ● 寄稿
     ・「オコジョ -毛換りの季節」(増田戻樹)
     ・「自然の懐に跳びこむ」(本誌編集部)
     ・「マイケル・デュマの世界」
     ・「アントヒルは宝の山 -アリが見つける微小化石」(土井健太郎)
     ・「アマゾンを開発から守ろう -マカレナ地域2万ヘクタールを買い上げて聖域に」(伊沢紘生)
生命・進化
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