『アニマ 1975年(通巻22号 - 通巻33号)』 平凡社
 通巻22号 (1月号):失われゆく日本の野生動物記  300円

 ● 特集
   ・「沖縄の自然の象徴『ニグチゲラ』」
   ・「ノグチゲラを保護するには -私はこう考える」
   ・「山原の森のキツツキ 『ノグチゲラ』の生態を探る」(池原貞雄/青木保)
   ・「ノグチゲラ -蝕まれゆく沖縄の心」(森口)
 ● 新春特集
   ・「アマミノクロウサギを現地に見る」(鈴木博)
   ・「異端のアナウサギの祖先」(桐野正人)
 ● 海外調査報告
   ・「森林限界のサル ハヌマン・ラングールの生態を探る」(杉山幸丸)
 ● 海外記事
   ・「森林の巨人 ヘラジカの家畜化」(ミハイル・フロムチェンコ)
 ● 連載
   ・「日本の哺乳類」(今泉吉典)
   ・「教科書にない生物シリーズ」(林良博)
 
   ・「動物園紳士録」(吉野信)
  ・「対談今西錦司の世界」(今西錦司/米山俊直/谷泰)

 通巻23号 (2月号):クリークのある水田に棲む隣人 -カササギ  300円

 ● 特集
   ・「カササギはなぜ西九州の一部にしかいないのか」(久保浩洋/木下博行)
 ● 特別企画
   ・「生きている宝石 チョウの越冬卵と非越冬卵」(浜野栄晴/海野和男)
 ● 野生の旅
   ・「バナナール島のインディオを訪ねて」(岩合光昭)
 ● 海外記事
   ・「化石の語る氷河期のホラグマ」(ビョルン・クルテン)
   ・「サイガ物語」(A・G・バニコフ)
 ● 海外の論文を読んで
   ・「動物はなぜ群れをつくるのか」(今泉吉晴/益田一/羽仁進)
 ● 連載
   ・「対談今西錦司の世界」(今西錦司/藤岡喜愛/牧康夫)

 通巻24号 (3月号):野生チンパンジーの [性] と [社会] 300円

 ● 特集
   ・「タンガニイカ湖畔・マハレ山麓の住人 野生チンパンジーの [性] と [社会]」(西田利貞)
 ● 特別企画
   ・「カワウソ騒動記 特別天然記念物カワウソをめぐる問題点」(平沢正夫/今泉忠明)
 ● 海外記事
   ・「太平洋に浮かぶ小宇宙のハンター -ガラパゴスノスリ」(チッテ・ド・フリース)
 ● 寄稿
   ・「アフリカからの報告 サバンナ・モンキーの好奇心」(羽仁進)
 ● 連載
 
   ・「対談今西錦司の世界(終)」(今西錦司/小原秀雄/上山春平)

 通巻25号 (4月号):フィールド・ガイド 東アフリカ・大型野生動物の世界  300円

 ● 特集
   ・「フィールド・ガイド 東アフリカ・大型野生動物の世界」(小原秀雄/田中豊美/吉野信/羽仁進/吉田徹朗)
   ・「どこへいけば、なにがみられるか -国立公園、動物保護区ガイド」
   ・「アフリカの動物相 ーその特色と東アフリカ」
   ・「未央と進のアフリカ見聞 -父娘で語る生き物の魅力」(羽仁進/羽仁未央)
 ● 寄稿
   ・「キバシリの忍びの術 -へばりつき行動の記録をとる」(嶋田忠)
 ● 連載
   ・「日本の動物民話」(松谷みよ子)

 通巻27号 (6月号):バッタの大移動

 ● 特集
   ・「バッタの大移動 -人はこの強大なバッタの軍勢の前で常に無力であった」(日高敏隆/ジャンニ・トリトーリ)  300円
 ● 海外記事
 
   ・「ウシはいかにして家畜となったか -その歴史と問題点」(ラッセル・キール)
● 寄稿
   ・「野生の旅 ネパールのインドサイ」(青木保)
   ・「海外の論文を読んで 鳥にもある『右利き』と『左利き』」(樋口広芳)
 ● シリーズ
   ・「ハチ・シリーズ 寄生蜂の生活諸相」(岩田久二雄/忍田中)
   ・「ニホンザル・シリーズ オスザルのゆくえ」(村松正敏)
 ● 連載
   ・「クストー海の百科」(ジャック・イブ・クストー)

 通巻28号 (7月号):クモの巣の建築学  300円

 ● 特集
   ・「クモの巣の建築学 -糸を紡ぎ、機を織るクモ」(萱嶋泉/栗林慧)
 ● 特別企画
   ・「オランウータンの森 ースマトラの森林伐採と保護」(ヘルマン・D・リュクセン)
 ● 寄稿
   ・「砂漠にも魚がいる」(レオンタイン・ナッペ/ロバート・リウ)
   ・「世界のネコの現状を語る」(P・ライハウゼン/小原秀雄)
   ・「野生への旅 スリランカの野生動物を訪ねて」(嶋田忠)
   ・「野尻湖のナウマンゾウ発掘調査」(本誌編集部)

 通巻30号 (9月号):翼なき飛行者 -高尾山のムササビ  300円

 ● 特集
   ・「翼なき飛行者 -高尾山のムササビ」(今泉吉晴/安藤元一/嶋田忠)
 ● 特別企画
   ・「ソロモン諸島マライタ島 ラウ礁湖の漁撈民を訪ねて」(秋道智弥)
 ● 寄稿
   ・「アリスイの巣立ち」(内海千樫)
   ・「フクロオオカミは絶滅したか」(ロバート・ブラウン)
   ・「世界最小の哺乳類」(ジョージ・ハインソーン)
   ・「海外の論文を読んで 昆虫の求愛給餌」(奥井一満)

 通巻31号 (10月号):白山のツキノワグマと山の博物誌  300円

 ● 特集
   ・「白山のツキノワグマと山の博物誌 -豊かさと静寂が支配するクマの森」(水野昭憲)
 ● 海外記事
   ・「組織的狩猟の熟練者 リカオン」(ダビッド・ハウストン)
 
 ● 寄稿
   ・「野生への旅 ベーリング海のオットセイ繁殖地 -セントポール島を訪ねて」(増田戻樹)
   ・「ミズナギドリ騒動と鳥類の保護」(青木保/小畔光一)
   ・「海外の論文を読んで 島に生息する鳥の『一腹卵数』は少ない」(樋口広芳)
 ● シリーズ
   ・「ハチ・シリーズ 単独性の狩蜂 アナバチの習性」(岩田久二雄)

 通巻33号 (12月号):冠島のオオミズナギドリ 無人島で繁殖する遠洋生活者  300円

 ● 特集
   ・「冠島のオオミズナギドリ 無人島で繁殖する遠洋生活者」(吉田直敏/村上好生)
   ・「霧の日の出来事」(村上好生)
   ・「ミズナギドリ科の鳥の渡り」(吉井正)
 ● 独立企画
   ・「鳥たちの楽園セイシェルス諸島」(羽仁進)
   ・「捕鯨船とクジラの間に割りこんだ」(三輪妙子)
   ・「大草原のなかで見たこと感じたこと 東アフリカツアーに参加して」
 ● シリーズ
   ・「ハチ・シリーズ 植物に還る マルハナバチ」(片山栄助)
 ● 連載
   ・「日本の哺乳類(終)」(今泉吉典)
生命・進化
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