『アニマ 1974年(通巻10号 - 通巻21号)』 平凡社
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通巻11号 (2月号):人に追われ後退していく、この愛らしき鳥 [カワセミ] 300円
- ● 特集
- ・「人に追われ後退していく、この愛らしき鳥 [カワセミ]」(嶋田忠)
- ・「カワセミとはどんな鳥か」(内田康夫)
- ・「都市近郊の清流、高麗川」(本誌編集部)
- ● 翻訳記事
- ・「草原に向かうヌーの大群」(ニコ・ティンバーゲン)
- ・「カタツムリの風変わりな結婚」(W・リーラート)
- ・「北極のオオカミとの愉快な出会い」(W・O・プリュイット)
- ● 寄稿
- ・「石廊崎にイノシシが出た」(吉野信)
- ● 連載
- ・「自然の散歩道=雪の上に残された動物の表徴」(常田英士)
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通巻12号 (3月号):夜を飛ぶコウモリ、その奇妙な生活 300円
- ● 特集
- ・「夜を飛ぶコウモリ、その奇妙な生活」(庫本正)
- ・「世界のコウモリ類」(今泉吉晴)
- ● 翻訳記事
- ・「オオツノヒツジ -ロッキー山脈に冬の生活を探る」(R・G・ペトッチ)
- ・「鳥狩りの断崖 -北大西洋フェール諸島の [ニシツノメドリ]」(フランソワ・ベル/ジェラール・ヴィエンヌ)
- ● 寄稿
- ・「モズの早贄、その特異な習性の意味するもの」(小川巌/嶋田忠)
- ・「バオバブの巨木を倒して食べる象」(羽仁進)
- ● 連載
- ・「自然の散歩道=人工の干潟に渡りくる鳥」(辻田寿夫)
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通巻13号 (4月号):すがたを見せたイリオモテヤマネコ/われわれは鯨を絶滅から救えるか 300円
- ● 緊急特集
- ・「すがたを見せたイリオモテヤマネコ」(今泉忠明)
- ・「700万年も生き続けたイリオモテヤマネコ」(今泉吉典)
- ● 特集
- ・「われわれは鯨を絶滅から救えるか」
- ・「鯨とはどんな動物か」(小原秀雄)
- ・「鯨類 -その進化と分類」(大隅清治)
- ・「鯨問題の本質はどこにあるか」(永戸豊野)
- ・「アメリカ国内の保護運動と日本政府の弁明」(今泉吉晴)
- ・「対論:鯨はだれのものか」(N・シュトウェル/大隅清治)
- ・「鯨に自決権を与えよ」(小原秀雄)
- ・「SY理論をめぐる問題点」(川崎健)
- ● 寄稿
- ・「オーストラリアの愛らしき珍獣 [コアラ]」(黒田靖夫/小野勇一)
- ● 連載
- ・「対談今西錦司の世界」(今西錦司/浦本昌紀/今泉吉晴)
- ・「自然の散歩道=武蔵野の寺に鳥を訪ねて」(有山高司/嶋田忠)
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通巻14号 (5月号):知られざるゴキブリの世界 300円
- ● 特集
- ・「知られざるゴキブリの世界」(石井象三郎/海野和夫)
- ・「それでもゴキブリは殺される」
- ● 寄稿
- ・「気まぐれな旅鳥『タゲリ』を撮る」(矢田新平/中村正博)
- ・「中国の奥地にパンダの生活を探る」(ワン・サン/陳和毅/陸長昆)
- ・「Anima Who’s Who 世界のネコ」(今泉吉典/吉野信)
- ・「沼にあつまつカバの群」(羽仁進)
- ● 連載
- ・「対談今西錦司の世界」(今西錦司/串田孫一/加藤泰安)
- ・「自然の散歩道=雪どけ水を集める天竜川」(宮崎学)
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通巻17号 (8月号):クモを狩る狩人 [キオビベッコウバチ] 300円
- ● 特集
- ・「クモを狩る狩人 [キオビベッコウバチ]」(忍田中/織田浩/得田之久)
- ・「夏休みのハチ観察教室」
- ・「狩蜂の草分け『クモバチ』の世界」(岩田久二雄)
- ● 海外記事
- ・「イギリスで野生化したニホンジカの100年」(ヘンリー・テナー)
- ・「絶滅にむかうビクニア」(ナンシー・フラワー)
- ● 寄稿
- ・「パラオの青い海」(楚山勇)
- ・「草原の静かな群れ、キリン」(羽仁進)
- ・「入江を白く濁らすフグの群れ」(行田哲夫/宇野寛)
- ● 連載
- ・「対談今西錦司の世界」(今西錦司/川喜田二郎/石毛直道)
- ・「自然の散歩道=草原の沼の小動物たち」(庄司定克)
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通巻19号 (10月号):エチオピア高原のゲラダヒヒ 300円
- ● 特集
- ・「エチオピア高原のゲラダヒヒ」(河合雅雄)
- ・「ゲラダヒヒについて」(江原昭善)
- ● 寄稿
- ・「ニホンオオカミはもういない -その残存説66年の記録」(平岩米吉)
- ・「蜂を食べるタカ -ハチクマの育雛」(宮崎学)
- ・「ついにとらえたカワセミの交尾」(嶋田忠)
- ・「キタキツネ -その野生の記録IV・こどもの遊び」(竹田津実)
- ● 連載
- ・「対談今西錦司の世界」(今西錦司/伊谷純一郎/水原洋城)
- ・「自然の散歩道=亜熱帯、奄美の動物たち」(鈴木博)
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通巻20号 (11月号):金華山のシカをとりまく生態系 300円
- ● 特集
- ・「金華山のシカをとりまく生態系」(伊藤健雄)
- ・「金華山の自然を守るためには、シカを間引かなければならない」
- ● 寄稿
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- ・「浮氷原にアザラシの血が流れる」(ジェラール・ヴィエンヌ)
- ・「日本近海に棲む鰭脚類の現状」(和田一雄)
- ・「アフリカからの報告 ライオンとジャッカル」(羽仁進)
- ・「インドネシアの鳥市をたずねて」(小川巌)
- ・「ニュージーランドの夜の鳥、キーウィ」(西田成夫/土田ヒロミ)
- ・「高校生物部アンケート報告」
- ・「第五回国際霊長類学会報告」
- ● 連載
- ・「対談今西錦司の世界」(今西錦司/伊谷純一郎/西田利貞)
- ・「自然の散歩道=廃田でタヌキが餌を漁る」(岩瀬純二)
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通巻21号 (12月号):森と水の世界 -アマゾンの野生動物 300円
- ● 特集
- ・「森と水の世界 -アマゾンの野生動物」(伊沢紘生)
- ・「南米の動物相とその変遷」(渡辺毅)
- ● 特別企画
- ・「中央アルプスの動物誌」(宮崎学)
- ・「追われてゆく哺乳動物の背景」(宮尾嶽雄)
- ● 海外記事
- ・「7羽のフクロウを育てる」(E・ラットクリフ)
- ● 寄稿
- ・「チョウの吸水行動」(海野和男)
- ・「ナベカの”テンジョウマワリ”」(臼杵秀昭)
- ・「アフリカからの報告 ペリカンのいる湖畔」(羽仁進)
- ● 連載
- ・「対談今西錦司の世界」(今西錦司/伊谷純一郎/原ひろ子)
- ・「自然の散歩道=夜の明治の森、高尾」(今泉吉晴)