「現代思想・臨時増刊号」 青土社
通巻03-09号(1975年09月):精神分裂病−文明のなかの人間存在− 800円

   L・ビンスワンガー『思い上がりの人間的意味について』
   M・メルロ=ポンティ『精神分析と現象学』
   D・ホルブルック『レイン論』
   J・ラカン『エメ』  
   M・マノーニ『誤解』
   東野芳明『狂気随想』
   小田島雄志『ハムレットの狂気』
   村上仁『精神分裂病をめぐる雑談』
   吉本隆明/森山公夫『精神分裂病とはなにか』  
   坂部恵『青−第四の色、狂気の境位』
   新井恵雄『哲学と精神医学−ヤスパースとビンスワンガーの場合−』
   前田利男『ヤスパースの精神病理学と精神分裂病』
   中井久夫『サリヴァンの分裂病論』
   北田穣之介『精神分析療法と精神分裂病論』  
   岸田秀『精神分裂病』
   阪本健二『精神分裂病という一存在様式の本質の一側面について−』
   野口昌也『精神分裂病』
   小此木啓吾『精神分裂病とフロイト』
   大橋博司『精神医学者としてのパラケルスス』  
   小田晋『日本人にとって狂気とは何か』
   福島章『分裂病者の犯罪と責任』
   小林司『精神障害に対する社会的差別』
   町山幸輝『狂気の生物学』
   荻野恒一『文化と狂気』  
   岡崎和郎『球体について』

通巻08-09号(1980年07月):地中海 800円

  若桑みどり『地中海の幻想−九枚の絵による−』
    〃  『人体表現における南と北』
  池澤夏樹『都市の星座−彷徨的地中海案内−』
  菅野昭正『ヴァレリーの地中海』  
  神吉敬三『闘牛の起源をめぐって』
  新倉俊一『プロヴァンスに戻れて』
  原広司『建築としての地中海』
  遠山一行/伊東俊太郎/樺山紘一/高階秀爾『シンポジウム:地中海世界とヨーロッパ』
  篠田一士『ザガールからバラータへ』  
  皆川達夫『グレゴリオ聖歌の成立についての再検討』
  中村雄二郎『ヴィコと共通感覚』
  吉田敦彦『ディオニソス・ザグレウスとキリスト』

通巻08-14号(1980年11月):禅 600円

    H・デュモリン『西洋における禅の受容』
    A・M・ピアチゴルスキー/山口昌男『仏教記号学に向けて』
    中村元『<さとり>のみでよいか?行をも必要とするのか?』
    古田紹欽『平和と禅−人間はその「と」に智慧を』  
    山崎正一『禅と現代文明』
    三枝充悳『禅を知るための序章』
    玉城康四郎『全人格的思惟の提唱−現代において、禅とは何か』
    三枝充悳/岸田秀『禅・仏教・精神分析』
    八木誠一『禅理解のための覚書』  
    柳田聖山『「十牛図」の人間学』
    秋山さと子『禅と精神分析』
    千葉康則『瞑想の脳生理学的考察』
    吉田大江『在家の禅』
    森本和夫『"テキスト"としての道元』  
    久野昭『私解現成公按』
    饗庭孝男『道元と私小説』
    金関寿夫『アメリカ文学と禅』
    諏訪優『アメリカの詩人たちと禅』
    目幸黙僊『禅とアメリカ』  
    田上太秀『インドにおける禅の軌跡』
    田中良昭『敦煌文献よりみた禅−禅における正統意識の展開−』
    沖本克己『唐代の禅−中国の禅1−』
    石井修道『宋代の禅−中国の禅2−』
    東隆真『日本の禅−曹洞宗の展開・臨済宗の展開−』  
    椎名宏雄『禅のことば』

通巻16-10号(19年月):ラテンアメリカ−増殖するモニュメント− 800円

  オクタビオ・パス『革命と円環−「交流」より−』(高橋均訳)
  ホセ・マリア・アルゲダス『ペルーにおけるインディヘニスモの存在理由』(細谷広美訳)
  ジョン・V・ムラ『ホセ・マリア・アルゲダス−ふたつの貌』(原毅彦訳)
  アレッホ・カルペンティエール/石井康史
    『ハバーナ監獄のハムレット−アヴァンギャルド・カルペンティエール−』  
  ホセ・バスコンセロス『宇宙的人種』(高橋均訳)
  ホセ・カルロス・マリアテギ『冬のカーニヴァル』(高橋均訳)
  落合一泰『ラテンアメリカのモニュメント、モニュメントとしてのアメリカ』
  今福龍太『オクタビオ・パスあるいは政治の対位法−「交流」から「曇天」へ−』
  彌永信美『アメリカの怪物たち』  
  多木浩二『ニューヨークのレーニン』
  中川久定『18世紀フランスにおけるインカ帝国』
  奥出直人『リオ・デ・ジャネイロに死す−黒いショパン・ルイス・モロウ・ゴトチョーク−』
  田之倉稔『マリアテギ−イタリアとの出会い−』
  岩井克人『バイ・バイ・ブラジル』  
  旦敬介『アマゾンの独立』

通巻30-03号(2002年02月):プロレス 800円

  ターザン山本/香山リカ『徹底討議:プロレスと社会−<過剰>の滅亡−』
     〃  『ロープワーク、流血、反則"一味の論理"とプロレス空間』

●プロレス空間への招待
  香山リカ『バチと出会い−馬場さんたちをめぐる短い考察−』  
  村松友視『イノキノ普通』
  松浦理英子『<真実>もまた消費されるのならば』
  佐々木正人『相撲と無知』

●プロレスの哲学的考察
  澤野雅樹『神々の演劇−プロレスと今日の悲劇について−』  
  入沢二基義『「ほんとうの本物」の問題としてのプロレス』
  柿本昭人『光を聴け!声を見るな!』
  小林正幸『プロレス社会学への招待』

●プロレスの原液/プロレスラーの光景
  井上義啓『プロレス原風景への輝線』  
  高部雨市『小人プロレスの憂鬱』
  前田日明『<イルミョン>−前田日明による前田日明−』
  長与千種『プロレスの割り切れなさに憑かれて』
  林あまり『歌人、プロレスを見る』
  大仁田厚/菜摘ひかる『麻薬ストリップ−欲深き者達へ−』
  斎藤文彦『プロレスはプロレス、ボーイズはボーイズ』

●プロレス史  
  流智美『プロレス史の遠近法−耳をひきちぎる「正統派」プロレスラーについて−』
  佐藤喜木『スープレックスが見たいんだ!−プラトンのプロレス−』
  小泉悦次『もう一人の力道山たち』
    〃 『女子プロレス 幻の10年−松永高司・小畑千代に聞く−』
  三熊宏治『歴史は繰り返す−馬場と猪木の冷戦−』

 

●プロレス空間の変容  
  東琢磨『ポストコロシアム(?)なプロレス空間へ』
  町山智浩『リアルアメリカ−WWFの変貌−』
  暮沢剛巳『「プロレスはプロレスである」−馬場と猪木の「七二年体制」を分かつもの−』
  岩上安身『<カミングアウト>と格闘の民営化−ミスター高橋に聞く−』

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