「現代思想(1981年)」 青土社
-
通巻09-04号(1981年04月):科学の最前線 500円
- 山口嘉夫『素粒子の現在−クォークと軽粒子の世界−』
- 小田稔『宇宙物理学の現在−宇宙でいまなにが起こっているか−』
- 石井威望『電子工学の現在−エレクトロニクスは人類を変える−』
- 竹内敬人『化学の現在−人間を摸倣する技術−』
- 伊藤正男『神経科学の現在−脳はどこまでわかられているか−』
- 中村桂子『分子生物学の現在−遺伝子工学の展開−』
- 日高敏隆『動物行動学の現在−意味の復権−』
- 長野敬『医学の現在−問われる人間のアイデンティティ−』
- 斎藤正彦『数学の現在−現代数学とはなにか−』
- 村上陽一郎『現代科学の位相−知は分裂し融合する−』
-
通巻09-07号(1981年07月):構造主義以後 500円
- ロラン・バルト『テクスト、その理論』
- ジャック・デリダ『繋辞と代補ッ言語学に面しての哲学ッ』
- ポール・ド・マン『記号論とレトリック』
- ルネ・ジラール『レヴィ=ストロースにおける差異化・非差異化と現代批評理論』
- エドワード・サイード『テキスト、世界、批評家』
- H・ホワイト『現代批評における不条理派』
- 山口昌男『構造とテクスト』
-
通巻09-09号(1981年08月):記号論の展開 500円
- C・メッツ『アナロジーの彼岸』
- 中村雄二郎『都市・劇場・表徴』
- 川本茂雄『言語記号論への序説』
- 大江健三郎『フィクションの悲しみ』
- 丸山圭三郎『静的記号学と動的記号学』
- 池上嘉彦『エーコの記号論』
- 佐藤信夫『類義表現のレトリック』
- 大室幹雄『歴史の詩学への遠い覚書』
- 磯谷孝『記号論の構想とその展開』
-
通巻09-10号(1981年09月):国家と<私>/精神分裂病 500円
- 磯田光一『「大義」の普遍的構造』
- 山口昌男『権力のコスモロジー』
- 八木誠一『国家とわたし』
- 篠田浩一郎『国家と文字』
- 今村仁司『国家を否定する社会』
- 浅田彰『コードなき時代の国家』
- 栗本慎一郎『不可視の国家・<習俗>としての国家』
- 柄谷行人『形式化の諸問題』
- ------------------------------------------------------
- J・ラカン『<吹き込まれた>手記』
- グレゴリー・ベイトソン『ダブル・バインド(上)−精神分裂病論のために−』
- 花村誠一『分裂病者と脱男性化』
-
通巻09-12号(1981年11月):人類学の変貌 500円
- ヴィクター・ターナー『パフォーマンスとしての人類学』
- アーネスト・ゲルナー『構造主義とは何か』
- ルネ・ジラール『暴力と表象ー神話テクストにおける−』
- ジェームス・クリフォード『レナルトと民族誌学』
- ブルース・カッフェラー/山口昌男『人類学を超えて』
- 青木保『「劇場国家」論の可能性』
- 今村仁司『人類学と社会哲学』
- 宮田登『境にひびく音−都市のフォークロア−』
- 大室幹雄『テキスト解読の祝祭性』