「ユリイカ臨時増刊:ステファヌ・マラルメ」 青土社
通巻18-10号(1986年09月)

  (1)ステファヌ・マラルメ「魔術」(菅野昭正訳・解説)
  (2)竹内信夫訳・解説「マラルメは答える」
  (3)井原鉄雄「J・ドゥーセ図書館とマラルメ」
●マラルメの宇宙
  (4)高橋英夫「マラルメの遺品」
  (5)クロード・アバスタド「マラルメの<書物> -ひとつの神話的自画像-」(松本雅弘訳)  
  (6)高橋睦郎「幼溺註 -人に驕えし少年の美しき夢路に その昔」
●徹底討論
  (7)菅野昭正/荒川修作/澁沢孝輔「虚無の闇の中で苦闘したマラルメのあとで」  
●マラルメと十九世紀
  (8)ジュリア・クリステヴァ「マラルメにおける<金銭> -マラルメのテクスト経済学-」(松島征訳)
  (9)高山宏「白のメトドロジー -詩人ステファヌ・マラルメの世紀末-」
  (10)立仙順朗「パナマ事件とマラルメ銀行」  
  (11)川瀬武夫「マラルメとアナーキズム」
  (12)吉田城「1874年の上流生活点描」
  (13)竹内信夫「マラルメと同時代の言語学 -『ブレアル原理』をめぐって-」  
  (14)川瀬武夫「マラルメのドイツ嫌い?」
●マラルメを読む  
  (15)ポール・ド・マン「マラルメを読むブランショ -あるいは非人格性について-」(加藤光也訳)
  (16)三好郁朗「デリダとマラルメ -『二重の会』について-」  
  (17)ジャン・イポリット「骰子一擲とサイバネティクス」(西谷修訳)
  (18)川瀬武夫「『死者の太陽』」
●生成する詩的言語  
  (19)清水徹「ある対話について -マラルメとヴァレリー-」
  (20)兼子正勝「マラルメの『エドディアード』 -あるいは境界線の劇-」
  (21)ジョン・ノイバウアー「マラルメのアルス・コンビナトリア」(山西龍郎訳)  
  (22)丘沢静也「言語の格子 -マラルメ・ツェラン・三島-」
●マラルメと芸術
  (23)市川雅「エロスと観念の鳥 -S・マラルメと舞踏-」  
  (24)メアリ・アン・コーズ「マラルメとデュシャン -鏡、階段、そして賭博台-」(松田嘉子訳)
  (25)平島正郎「マラルメとドビュッシィ -夢想から羽搏きあらわれる心象-歌」
  (26)ピエール・ブーレーズ「ソナタよ、お前は何を私にのぞむのか -『第三ソナタ』について」(笠羽映子訳)
  (27)庄野進「マラルメの観相学のために」

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