「ユリイカ」(1976年) 青土社
通巻08-05号(1976年05月):オスカー・ワイルド-ダンディズムの栄光と悲惨-

  (1)ウォルター・ペイター『「ドリアン・グレイの画像」』(前川祐一訳)
  (2)イェイツ『みごとな語り手/童話』(出淵博訳)
  (3)バーナード・ショウ『「理想の夫」』(金谷展雄訳)
  (4)アーサー・シモンズ『非凡なエンタティナー』(諏訪部仁訳)  
  (5)マックス・ビアボン『典型としての精神』(金谷展雄訳)
  (6)ホルヘ・ルイス・ボルヘス『怪物じみた芸術家』(松本耿夫訳)
  (7)エドマンド・ウィルソン『最も悲劇的なものを』(中村健二訳)  
  (8)W・H・オーデン『信じがたい生涯』(中矢一義訳)
  (9)西村孝次『ワイルドの墓』
  (10)なだいなだ『ワイルド雑感』  
  (11)高橋たか子『渇いた女サロメ』
  (12)川村二郎『暖いアイロニー』
  (13)磯田光一『故人的快楽んいついて』  
  (14)野島秀勝『仮面と存在への飢渇』
  (15)富士川義之『批評としての自立』
  (16)大沢正佳『ワイルド・グース・ジョイス』  
  (17)由良君美『世紀末・象徴主義』
  (18)田中美代子『敗け犬としての芸術家』
  (19)前川祐一『評伝オスカー・ワイルド』  
  (20)内村直也『ワイルドの演劇』
  (21)郡司正勝『「真面目が肝心」』
  (22)村松英子『危険な妖しい「河」』  
  (23)川崎淳之助『風習喜劇』
  (24)中山公男『ビヤズリー』
  (25)池内紀『ホイッスラー』  
  (26)岡田隆彦『ラファエロ前派』
  (27)石子順造『ホールワード』
  (28)窪田般彌『ワイルドとカミュ』  
  (29)梅田昌志郎『ワイルドとロレンス』
  (30)井上輝夫『美の殉教者』
  (31)松田修『ワイルドとダグラス』  
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  (32)出淵博『イェイツとネルヴァル』  
  (33)飯吉光夫『エンツェンスベルガー』

通巻08-08号(1976年07月):プルースト-現代文学の原点-

  (1)ラモン・フェルナンデス「感情の保証と心情の間歇」(野村圭介訳)
  (2)ミシェル・ビュトール「もう一つの七面体」(西永良成訳)
  (3)ジョルジュ・プーレ「批評意識」(佐々木涼子訳)
  (4)ジェラール・ジュネット「物語の誕生」(松崎芳隆訳)  
  (5)フェルナン・グレーグ「神秘」(岩崎力訳)
  (6)ガブリエル・ジョシポヴィッチ「自己を探しもとめる声」
  (7)河盛好蔵「『プルースト研究』など」  
  (8)保苅瑞穂「プルーストの恋文」
  (9)宇波彰「ドゥルーズとプルースト」
  (10)岩崎力「『神秘』評釈」  
  (11)饗庭孝男「聖なる<自然>」

通巻08-11号(1976年10月):三島由紀夫-傷つける美意識の系譜-

  (1)保田與重郎『たゞ一人』
  (2)杉浦明平『いわでもの記』
  (3)吉田満『三島由紀夫の苦悩』
  (4)作田啓一『「仮面の告白」』  
  (5)佐藤忠男『大審問官を夢みた男』
  (6)竹内良知『三島由紀夫管見』
  (7)大木英夫『神の死の神学』  
  (8)出口裕弘『鏡の亀裂』
  (9)野島秀勝『距離の悲哀』
  (10)田坂昂『「午後の曳航」』  
  (11)岸田秀『三島由紀夫論』
  (12)渡辺広士『三島由紀夫のデーモン』
  (13)橋川文三/野口武彦『対話:三島由紀夫と昭和史』  
  (14)佐伯彰一『三島由紀夫と世紀末』
  (15)中村稔『三島氏の思い出』
  (16)辻井喬『その日豊饒の海で』  
  (17)いいだもも『三島のお化けが出る』
  (18)松本健一『恋闕者の戦略』
  (19)上野昂志『「太陽と鉄」』  
  (20)佐佐木幸綱『「憂国」』
  (21)田中美代子『三島由紀夫論』
  (22)福島章『金閣寺-詩と事実の間-』  
  (23)利光哲夫『ギリシア悲劇と三島』
  (24)山内久明『英国からみた三島の死』

通巻08-12号(1976年11月):ランボオ

  (1)ランボオ「イリュミナション抄」(渋沢孝輔訳)
  (2)マチルド・モーテ「ランボオとヴェルレーヌ」
  (3)ルネ・リシャール「アルチュール・ランボオ」(及川馥訳)
  (4)アトレ・キタン「閉域・開放・空間化」(平井啓之訳)  
  (5)マリー=ジョセフィーヌ・ウィタケル「イリュミナション」(岩崎力訳)
  (6)平井啓之「『後期詩篇』の問題点」
  (7)野島秀勝「ランボオの顕現節」  
  (8)花輪莞爾「域外の眼」
  (9)有田忠郎「ランボオとオカルティズム」
  (10)宇佐美斉「ランボオと幻想の都市」  
  (11)窪田般弥「夜を明かす者たち」
  (12)粟津則雄/出口裕弘/渋沢孝輔「共同討議:なぜランボオか」
  (13)中上健次「翻訳した詩」  
  (14)清水邦夫「<図書館>とランボオ」
  (15)渡辺広士「見者の手紙」
  (16)諸田和治「ランボオと中原中也」  
  (17)奥本大三郎「ランボオの自画像」
  (18)篠田浩一郎「『母音』の形象」
  (19)山口佳己「『見者の手紙』の『人』」  
  (20)湯浅博雄「アシーシュの詩」

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