「ユリイカ」(1973年) 青土社
通巻05-02号(1973年02月):梶井基次郎

  (1)安岡章太郎『模倣について』
  (2)阿部昭『真剣な遊戯』
  (3)坂上弘『私の一篇』
  (4)吉行淳之介/川村二郎『討議:書くこと見つめること』  
  (5)桶谷秀昭『梶井基次郎』
  (6)高橋英夫『「器楽的幻覚」雑考』
  (7)中野孝次『自己んお残像と自己と』  
  (8)諸田和治『闇のなかの事物』
  (9)岡田隆彦『閃光と「意志の中ぶらり」』
  (10)渡辺広士『青春と病気と文学』  
  (11)太田越智明『桜んお樹の下から李の花へ』
  (12)石川弘編『梶井基次郎年譜/文献案内』

通巻05-05号(1973年05月):田村隆一

  (1)谷川俊太郎「田村さん」
  (2)「田村隆一アルバム」
  (3)西脇順三郎「田村隆一の詩境」
  (4)吉岡実「田村隆一・断章」  
  (5)会田綱雄「田村隆一という男」
  (6)高橋英夫「垂直への断想」
  (7)池田満寿夫「攪乱する詩人」  
  (8)田村隆一/飯島耕一「余技としての文学」
  (9)磯田光一「詩的スターリニズムの運命」
  (10)野口武彦「永遠不眠者の行方」  
  (11)森川達也「田村隆一・抽象詩の空間」
  (12)佐々木幹郎「真昼の風」
  (13)星野徹「田村隆一の散文詩」  
  (14)岩成達也「田村隆一における怖れの仮説」
  (15)鍵谷幸信「翻訳を拒否することばの自立」
  (16)饗庭孝男「沈黙と叫びの歌」  
  (17)渡辺広士「『時』の終り」

通巻05-09号(1973年08月):文学の時間

   (1)矢島文夫『オリエントの宗教的時間』
   (2)ウィリアム・ブレイク『精神の旅人』(土岐恒二訳)
   (3)土岐恒二『「精神の旅人」の時間構造』
   (4)富士川義之『時間のなかの風景』  
   (5)河村錠一郎『ある日生まれある日死ぬ』
   (6)円子修平『時間の貌』
   (7)高辻知義『シュタイガーの時間論』  
   (8)饗庭孝男『自然と時間
         −小林秀雄/萩原朔太郎/志賀直哉/三島由紀夫/島尾敏雄/辻邦生』
   (9)岩崎力『<失われた時>をめぐるコラージュ』
   (10)山本功『ランボーにおける二つの時間』  
   (11)ジャン=ルイ・バッケス『<連続性>とういことばについて−バシュラール論』(及川馥訳)
   (12)桑原万寿太郎『動物の感受する時間』
   (13)小尾信弥『宇宙の時間 人間の時間』  
   (14)野口広『カタストロフィーの思考』
   (15)天沢退二郎/入沢康夫『徹底討論:銀河鉄道の「時」』
   (16)松本俊夫『もう一つの時間』  
   (17)鈴木志郎康『生きる時間』
   (18)山本信『時間は「何」でないか』
   (19)廣松渉『時間論のためのメモランダム』  
   (20)ホルヘ・ルイス・ボルヘス『円環的時間』(土岐恒二訳)
   (21)呉茂一『「時」について』

通巻05-11号(1973年11月):猫−文学への新しい視点−

   

  (1)吉岡実「フォーサイド家の猫」
  (2)中江俊夫「語彙集第百五十八章」
  (3)長田弘「ねこたちのプラカード」
  (4)高橋睦郎「わが猫Gattaに与うる捨章」  
  (5)白石かずこ「猫への思考」
  (6)諏訪優「ネコには髭がよく似合う」
  (7)北村太郎「秋猫記」  
  (8)吉原幸子「猫」
  (9)三輪秀彦「代償としての猫−ポール・レオトーと猫−」
  (10)池内紀「ホフマン断面−ホフマンと猫−」  
  (11)富士川義之「黒猫の恐怖−エドガー・アラン・ポーと猫−」
  (12)土岐恒二「寓意と幻視−グレイ、ブレイクと猫−」
  (13)高橋康也「ノンセンス猫四態−キャロル、リア、エリオットと猫−」  
  (14)阿部良雄「剥製にすべきではないだろう−ボードレールと猫−」
  (15)千足伸行「猫と近代美術」
  (16)大庭みな子「好奇心」  
  (17)吉田知子「なぜか猫を見ると気が狂う」
  (18)八切止夫「カナしいネコの話」
  (19)水木しげる「猫の道」  
  (20)辻征夫「雉の王冠」
  (21)永六輔「猫と結婚して」
  (22)金井美恵子「暗殺者」  
  (23)長谷川四郎「猫ノート」
  (24)宗谷真爾「猫と娼婦とマリファナと」
  (25)松田修「非Aの聖獣−古典文学と猫−」  
  (26)越智治雄「夏目家の猫−夏目漱石と猫−」
  (27)谷川健一「猫の民俗誌−民俗学と猫−」
  (28)岡田隆彦「猫いらず−世紀末と猫−」  
  (29)原子朗「朔太郎と猫−萩原朔太郎と猫−」
  (30)グリム「粉屋のおんぼろ小僧とお猫さん」(矢川澄子訳)

通巻05-15号(1973年12月):北原白秋−日本の世紀末−

  (1)金子光晴『白秋さん』
  (2)村野四郎『白秋の歌』
  (3)河盛好蔵『「おもいで」と「桐の花」』
  (4)草野心平『白秋印象』  
  (5)小野忠重『白秋と画家たち』
  (6)紀田順一郎『出版人・北原白秋』
  (7)久保忠夫『北原白秋と江戸文化』  
  (8)原子朗『世紀末詩人群像』
  (9)岡田隆彦『パンの会について』
  (10)種村季弘『水源の涸れるとき−童貞空間の崩壊をめぐって−』  
  (11)磯田光一『日露戦後の迷宮願望−潤一郎・荷風・白秋−』
  (12)野口武彦『北原白秋その一面−真紅のエロティシズム−』
  (13)饗庭孝男『無邪気な錯乱−その宗教性について−』  
  (14)飯島耕一『北原白秋と萩原朔太郎』
  (15)吉本隆明/大岡信/山本太郎/入沢康夫/鮎川信夫『共同討議:北原白秋の復建』
  (16)外山滋比古『白秋におけるエディター・シップ』  
  (17)由良君美『月琴・胡弓・万国地図』
  (18)谷川俊太郎『白秋寸感』
  (19)加藤郁乎『音ずれメモランダム』  
  (20)馬場駿吉『「竹林清興」をめぐって』
  (21)岡井隆『北原白秋断片』
  (22)松田修『所有と喪失』  
  (23)中井英夫『昼見えぬ星』
  (24)高橋英夫『白秋と迢空−歌と批評−』
  (25)佐佐木幸綱『「桐の花」断想−思想としての韻律−』  
  (26)松永伍一『白秋私記−白秋とその風土−』
  (27)『年表・北原白秋と日本の世紀末/北原白秋研究主要参考文献』

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