『アフリカ研究 -通巻46号(95年)より通巻59号(01年)-』 日本アフリカ学会編
第46号(1995.3)

●論文 
   (1)木村大治「バカ・ピグミーの発話重複と長い沈黙」
   (2)大倉三和「ケニアの資本主義発展論争の再検討」  
   (3)佐々木重洋「『呪薬の神』としての仮面」
   (4)竹内潔「狩猟活動における儀礼性と楽しさ -コンゴ北東部の狩猟採集民アカのネット・ハンティングにおける協同と配分-」
●研究ノート  
   (5)田尻敦子「セネガルのイスラム教団ムリディーヤの聖俗分担構造」

第47号(1995.9)

●論文 
   (1)田原範子「コスモロジーとリアリティー-ガーナ、アサンテの事例より-」
●研究ノート  
   (2)羽佐田勝美「虚空と現実-西ケニアにおける総選挙(1969-92)からの一考察-」
●アフリカ講座
   (3)構造調整期の都市社会-出稼ぎ民コロニーの分散とUターン現象-」  
●現地だより
   (4)久保利夫「『今日の悪性マラリア予防実践学、アフリカの医療現場から-」
●研究情報  
   (5)星野次郎「『海外渡航者のための医療情報サーヴィス』の公開について」
   (6)板倉英世「第14回国際熱帯医学・マラリア学会のお知らせ」

第49号(1996.9)

●論文 
   (1)杉村和彦「富者と貧者-そのクム人的形態-」
   (2)石原美奈子「オモロのクランの歴史研究の可能性について」  
   (3)都留泰作「バカ・ピグミーの精霊儀礼」
   (4)高根務「輸出作物生産と階層-ガーナのココア生産農村の事例から-」
●研究ノート  
   (5)大立目信六「1995年、ザイール、Kikwatで流行したエボラ出血熱について」

第50号(1997.3)

  ・小田英郎「『アフリカ研究』50号発刊に寄せて」
●論文 
   (1)牧野久美子「南アフリカの黒人意識運動の視点から」  
   (2)吉國恒雄「初期ハラレ・タウンシップのコミュニティーと社会運動、1935-1947:アフリカ人民衆史における戦前・戦後の連続性について(英文)」
   (3)正木響「CFAフランの制度とUEMOA諸国の経済成長」
   (4)中条廣義「中部アフリカ・コンゴ北部における熱帯雨林の生態と土地利用ッ1. 二次遷移ッ」
   (5)野中健一「中央カラハリ砂漠のグイ・ガナ=ブッシュマンの食生活における昆虫食の役割」  
●現地だより
   (6)東英生「サルの利用から保護への転換期(ケニアより)」

第51号(1997.12)

●論文 
   (1)北西功一「狩猟採集民アカにおける食物分配と居住集団」
   (2)藤本武「品種分類に映し出される人びとと植物の関わり-エチオピア西南部の農耕民マロの事例から-」  
   (3)増田研「語られる民族と『われわれ』の類型化-エチオピア南西部バンナ首長筋の起源伝承の分析より-」
●研究ノート
   (4)佐藤千鶴子「南アフリカにおけるアフリカ人農村研究の課題」

第52号(1998.3)

●論文 
   (1)高橋基樹「現代アフリカにおける国家と市場:資源配分システムと小農発展政策の観点から」
   (2)曽我亨「ラクダの信託が生む絆-北ケニアの牧畜民ガブラにおけるラクダの信託制度-」  
   (3)片上英俊「女性夫概念と家財産複合-女性婚の記述をめぐって-」
●研究ノート
   (4)落合雄彦「西アフリカ学生同盟の創設(1925年)前夜の在英アフリカ系人学生諸組織」  
   (5)峯陽一「南アフリカ史と都市化」
●研究情報
   (6)佐藤廉也「第13回国際エチオピア学会報告」

第53号(1998.12)

●論文 
   (1)杉山祐子「『伐ること』と『焼くこと』-チテメネの開墾方法に関するベンバの説明論理と『技術』に関する考察」
   (2)西浦昭雄「南アフリカ鉄鋼業の発展と政府の役割に関する一考察」  
●書評
   (3)飯田卓「森山工『墓を生きる人々-マダガスカル、シハナカにおける社会的実践-』」
   (4)落合雄彦「小川了『可能性としての国家誌-現代アフリカ国家の人と宗教-』」  
   (5)遠藤貢「佐藤誠編『南アフリカの政治経済-ポスト・マンデラとグローバライゼイション』-」
   (6)高橋基樹「末原達郎『アフリカ経済』」

第54号(1999.3)

●論文 
   (1)高根務「小農生産における制度とインセンティブ:南部ガーナのココア生産における分益小作の事例から-」
   (2)渡辺和仁「隷属民と宣教師-19世紀中葉のガーナにおけるメソジスト宣教団の活動に関する考察」  
   (3)安洋巳「土地囲い込みとしての植林行動-タンザニア中央部集村の事例-」
●書評と紹介
   (4)林晃史「北川勝彦『日本・南アフリカ通商関係史研究』」  
   (5)杉村和彦「廣瀬昌平・若月利之編『西アフリカ・サバンナの生態環境の修復と農村の最盛』
   (6)半澤和夫「高村泰雄・重田眞義編『アフリカ農業の諸問題』」  
   (7)矢内原勝「池野旬・武内進一編『アフリカのインフォーマル・セクター再考』」

第55号(1999.12)

●論文 
   (1)竹村景子「『方言』と『標準語』-スワヒリ語話者の方言意識調査から-」
   (2)藤井真理「18世紀フランスの黒人奴隷貿易-インド会社によせるセネガル経営-」  
   (3)落合雄彦「ECOMOGの淵源-アフリカにおける『貸与される軍隊』の伝統-」
   (4)岩井雪乃「自然保護区と地域住民の生計維持-セレンゲティ国立公園とロバンダ村の事例」
●研究ノート  
   (5)平田浩司「ブガンダ王国における土地制度」

第56号(2000.3)

●論文 
   (1)矢澤達宏「20世紀前半のブラジル黒人新聞のなかのアフリカとアフリカ系人 -アフリカ志向の観点から評価するブラジル黒人運動-」
   (2)立入郁「GISとリモートセンシングを用いた遊牧移動と生態的条件の関連性の評価 -北ケニア・レンディーレランドにおける例-」  
●研究ノート
   (3)徳永奈緒子「タンザニア婚姻法における『男女平等』」
   (4)佐藤章「コートディヴォワール独立運動におけるアフリカ人農業組合(SAA)の役割:再検討の試み」  
●研究情報
   (5)富永智津子「女性フォーラム-設立の主旨と女性研究の地平-」
   (6)モニカ・セハス「ラテンアメリカからアジア・アフリカ地域を考えること -メキシコ大学院大学アジア・アフリカ研究センター-」

第58号(2001.3)

●特集:21世紀のアフリカ研究
   (1)上田元「日本におけるアフリカ研究-1990年代の人文地理学-」
   (2)河合香吏「アフリカのヒトと自然にむけて-生態人類学」  
   (3)沢田順弘/Kurkura Kabeto/中山勝博「東アフリカ大地溝帯の地球科学的研究-回顧と展望-」
   (4)末原達郎「アフリカの農業・農村社会・農学研究の展開過程」
   (5)戸田真紀子「政治学」  
   (6)山極寿一「アフリカニストの霊長類学」
   (7)吉國恒雄「アフリカを史学する立場-『歴史(あるいは歴史学)の終わり』の奔流の中で」
●論文   
   (8)武内進一「『紛争ダイヤモンド』問題の力学-グローバル・イシュー化と議論の欠落-」
   (9)西崎伸子「人と土地を分かつ自然保護-エチオピア・センケレ・スウィニーズハーテビースト・サンクチュアリーと地域住民の関係-」
●研究情報  
   (10)川田順三「第37回日本アフリカ学会学術大会合同シンポジウム『アフリカにおける部族・民族・国家、再び-政治社会再編成の可能性を探る-』」

第59号(2001.12)

  ・市川光雄「追悼:伊谷純一郎を悼む」
●特集:21世紀のアフリカ研究3
   (1)笠原稔「アフリカの地震・火山観測研究の展望」  
   (2)木村有紀「アフリカにおける考古学研究の回顧と展望」
   (3)小林聡史「アフリカの自然保護-保護区設定から住民参加型資源管理へ-」
   (4)佐藤哲「東アフリカ大湖群の魚類学」  
   (5)重田眞義「アフリカ研究と『開発』-研究と実践の実りある関係を求めて-」
   (6)松田素二「社会学とアフリカ研究」
●論文   
   (7)黒田真「タンザニア、イリンガ州高地農村における商業的トマト栽培の拡大過程」
   (8)加藤正彦「タンザニア・マテンゴ高原の集約的農業をめぐる社会生態」
   (9)椎野若菜「寡婦が男を選ぶとき-ケニア・ルオ村落における代理夫選択の実践-」  
   (10)石原美奈子「エチオピアにおける地方分権化と民族政治」
   (11)中野良彦/辻川寛/仲谷英夫/中務真人/石田英實
         「ケニア北部、サンブルヒルズ地域から発見された足跡化石について」
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