『ミュージアム・マガジン・ドーム(Dome)』 日本文教出版
 通巻07号:展覧会の思想 (1993.4) 800円

    ・DOME創刊一周年記念インタビュー:「私と美術館」(嘉門安雄)
   ● 『展覧会の思想』
     ・「インタビュー:美術と出会う愉しみは、生きる楽しみ」(荻原佐和子)
     ・「展覧会のできるまで」
    -------------------------------------------------------
     ・あそびじゅつ:「ヘンリー・ムーアの小宇宙」ティーチャーズ・ガイド
     ・インタビュ−:作品をかける壁は神聖なもの(本江邦夫)
     ・ドキュメント:「美術が二倍半位わかりそう逆入門展」の方法(正木基/家村珠代)
     ・ボクのミュージアム紀行7:四人目のハンマリングマン(山本育夫)
     ・ポーレポーレ:時代を切り結ぶ目をもって...(芹沢泰律)
     ・ワンポイント・ミュージアム:兵庫県立近代美術館

 通巻09号:子ども論 (1993.8) 800円

   ● 『子ども論 -「ウゴウゴ・ルーガ」から「モモ」まで、子どもと芸術をめぐる物語-』
     ・「わからないって、こんなにチャーミングなことだった!(桜井郁子/西豊)
     ・「学芸員が『見つけた』子どもたち」
     ・「トピックTOPIC『グリコのおまけ』物語」(加藤裕三)
     ・「シュタイナーの子どもたち」(子安美知子)
    -------------------------------------------------------
     ・ボクのミュージアム紀行9:窓ぎわのトットちゃんと青い空(山本育夫)
     ・ポーレポーレ:新しいワークショップのあり方が見える(浜中英侑)
     ・ワンポイント・ミュージアム:川村記念美術館

 通巻12号:日本美術の読み方 (1994.2) 売切れ

   ● 『日本美術の読み方』
     ・「そうだ、京都、行こう -京都古寺の仏像を訊ねて-」(副島弘道)
     ・「『日本の神』はどのように表されたのか? -神道絵画や神道建築に見る、日本の神-」(山本陽子/重富滋子)
     ・「CD-ROMにおさめられた、プライス・コレクション」(ジョン・プライス/悦子・プライス)
     ・「53年ぶりに並んだ、光琳、抱一の『風神雷神図』」
    -------------------------------------------------------
     ・展覧会の思想:雨のなかの天地耕作
     ・ボクのミュージアム紀行:レオナルド・ダ・ヴィンチの誘惑(山本育夫)
     ・ポーレポーレ:仏教美術を愛する気持ち(古屋彰司)
     ・ワンポイント・ミュージアム:江戸東京博物館(伊藤光子)

 通巻13号:保存・修復のレッスン -美術品のお医者さん- (1994.4) 800円

   ● 『保存・修復のレッスン -美術品のお医者さん-』
     ・「七九〇年ぶりの大修理 -東大寺国宝金剛力士立像の解体修理を終えて-」(西川新次)
     ・「絵画が語りだすもうひとつの物語」(田中千秋)
     ・「日本油絵の保存・修復の状況は、百三十年前の由一の時代と変わっていない?」(歌田眞介)
     ・「ヨーロッパで学んだ修復の技術」(河口公生)
    -------------------------------------------------------
     ・ボクのミュージアム紀行:フランクフルトで噛った、セザンヌの青林檎(山本育夫)
     ・ポーレポーレ:子どもとアーティストが、いっしょに描くオリンピック・ドリーム」(福山小夜)
     ・ワンポイント・ミュージアム:ジェイブ美術館(菅原孝美)

 通巻14号:海外のミュージアム&ミュージアム・エデュケーション -海外のミュージアムにタッチする- (1994.6) 800円

   ● 『海外のミュージアム&ミュージアム・エデュケーション -海外のミュージアムにタッチする-』
     ・「ルーヴル美術館大学『美術館学のカリキュラム』」(長谷川栄)
     ・「ロンドンだより」(水谷みつる)
     ・「素顔のMOMA」(林容子)
     ・「東西のミュージアム」(フェリス・フィッシャー)
    -------------------------------------------------------
     ・展覧会の思想:脱美術館への光り(森司)
     ・ボクのミュージアム紀行:ボク流『二つの"種をまく人" -どちらがサロン出品作か』論争の決着(山本育夫)
     ・ワンポイント・ミュージアム:川崎市市民ミュージアム(佐藤実)

 通巻15号:発言するミュージアム建築・ここでしか味わえないな、この感じ。 (1994.8) 1000円

   ● 『発言するミュージアム建築・ここでしか味わえないな、この感じ。』
     ・「奈義町現代美術館:第三世代美術館宣言」(磯崎新/宮脇愛子)
     ・「イサム・ノグチの仕事場:イサム・ノグチが残した、この世にまたとないミュージアム」(和泉正敏)
     ・「直島ベネッセハウス:瀬戸内海に浮かぶ、リゾート・ミュージアムの波打ち際」(秋元雄史)
     ・「大原美術館:地域に浸透する『回遊式ミュージアム』」(原道彦)
     ・「丸亀市猪熊弦一郎現代美術館:楽しい駅前美術館、建築がそのままステージに」
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     ・ボクのミュージアム紀行:湯河原で「ものえ派」について考えた(山本育夫)
     ・ポーレポーレ:二千年の歳月を経て輝きはじめる、グラス・ビーズのように(楠瀬浩二)
     ・ワンポイント・ミュージアム:安田火災東郷青児美術館(村山智子)

 通巻16号:美術ジャーナリズムと美術館・問われはじめた「私たちの美術や美術館」像 (1994.10) 1000円

   ● 『美術ジャーナリズムと美術館・問われはじめた「私たちの美術や美術館」像』
     ・「美術ジャーナリズムの所在」(田中幸夫)
     ・「公立美術館は社会教育施設?」(椎名節)
     ・「美術館問題を浮き彫りにする現代美術」(菅原教夫)
     ・「新聞時評が掘り起こした、生の美術と美術館」(田中三蔵)
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     ・続ロンドンだより:ホワイトチャペルから吹いてくる風(水谷みつる)
     ・ボクのミュージアム紀行:瓦礫の山の上に僕らは座り、トゲトゲしい気持ちで途方に暮れている。(山本育夫)
     ・ポーレポーレ:二十年前に撮った幻のドキュメンタリー映画(久里洋二)
     ・ワンポイント・ミュージアム:紙の博物館(小宮英俊)

 通巻18号:ミュ−ジアムと言葉・ミュージアムにおける、言葉の役割について考える (1995.2) 500円

   ● 『ミュ−ジアムと言葉・ミュージアムにおける、言葉の役割について考える』
     ・「セルフ・ガイドの現在」(広島現代美術館、東京国立近代美術館ほか)
     ・「言葉を持たない美術館、言葉を持たない学芸員」(若桑みどり)
     ・「子どもの展覧会にも、スムーズに作品を貸してくれるような時代」(平田健生)
     ・「ドキュメント:滋賀県立美術館『アートベンチャー冒険美術』」
     ・「ドキュメント:ホール・オブ・ホ−ルズのセルフ・ガイドを解剖する」
    -------------------------------------------------------
     ・ボクのミュージアム紀行:もうすぐ春だね、おっさん博物館(山本育夫)
     ・ポーレポーレ:コールド・インスティチュートでの五日間(井出洋一郎)
     ・ワンポイント・ミュージアム:村内美術館(後藤トキ子)

 通巻19号:ワークショップという作法 (1995.4) 500円

   ● 『ワークショップという作法』
     ・「再び、街から美術館へ、美術館から街へ」(及部克人)
     ・「ドキュメント:わくわくワークショップ in 香北」
     ・「なんにもつくらなくていいんだ、まず、見て・感じて・考える力を発見する」(高橋直裕)
     ・「ドキュメント:世田谷美術館・大人のためのミュージアム・オリエンテーリング」
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     ・ボクのミュージアム紀行:おっさん博物館の顛末(山本育夫)
     ・ポーレポーレ:ナショナル・ジオグラフィック日本版、ついに登場(大河原暢彦)
     ・ワンポイント・ミュージアム:フジタ ヴァンテ(山口和美)

 通巻20号:とんでもなく素敵な、美術教師たち -学校とミュージアム、どんどん開け可能性の芽- (1995.6) 500円

   ● 『とんでもなく素敵な、美術教師たち -学校とミュージアム、どんどん開け可能性の芽-』
     ・「公立中学校が、現代美術館に変わった! -IZUMIWAKU Project-」(村上タカシ)
     ・「美術はガキの武器になりえるか?という、勇ましい名前の展覧会」(吉田悦治)
     ・「東京造形大学附属横山記念マンズ−美術館」(海本健)
     ・「多摩美術大学附属美術館」(仙仁司/小林宏道)
     ・「武蔵野美術大学美術資料図書館」(大塚直文/小野寺玲子)
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     ・展覧会の思想:アジアに触れる、アジアが触れる(中村誠)
     ・新連載・ボクのアート・リーディング1(山本育夫)
     ・ワンポイント・ミュージアム:台東区立下町風俗資料館(丸浜晃彦)

 通巻22号:見世物小屋から美術館へ -日本の「美術」・「美術館」事始め- (1995.10) 売切れ

   ● 『見世物小屋から美術館へ -日本の「美術」・「美術館」事始め-』
     ・「驟雨の向こうに、ぼんやりと神戸の街が...」(岡泰正)
     ・「見世物は美術が生まれ育った家」(木下直之)
     ・「『螺旋展画閣』幻想行」(北沢憲昭)
     ・「『工芸』が『自我』を持つ時」(樋田豊次郎)
    -------------------------------------------------------
     ・ボクのアート・リーディング:ポール・デルボーの覚醒(山本育夫)
     ・ワンポイント・ミュージアム:神奈川県立生命の星地球博物館(奥野花代子)

 通巻23号:あの街でこの街で、広がる試み、美術館教育 -美術館は展覧会だけしいる場所じゃない- (1995.12) 800円

   ● 『あの街でこの街で、広がる試み、美術館教育 -美術館は展覧会だけしいる場所じゃない-』
     ・「カロを巡って、ギャラリー・トーク」(ティム・マーロウ/橋本啓子)
     ・「アニメやコミックの人気キャラクターも勢ぞろい」(寺島洋子)
     ・「初心の輝き、なにもかもが新鮮な光景」(守屋雅史)
     ・「おじちゃん、今年はやらないの?」(山本哲士)
     ・「基本的なことの積み重ねを、大切に...」(亀田正司)
    -------------------------------------------------------
     ・ボクのアート・リーディング:人間として最も根本的なものが、ガリガリと食ひつぶされてゆく時代」(山本育夫)
     ・ワンポイント・ミュージアム:伊丹市立美術館(坂上義太郎)

 通巻24号:展覧会のバースディ -担当学芸員に聞いた、展覧会の誕生秘話- (1996.2) 500円

   ● 『展覧会のバースディ -担当学芸員に聞いた、展覧会の誕生秘話-』
     ・「ああ、いま夏が終わって秋になったんだと」(和多利志津子/和多利浩一)
     ・「スクーターや醤油びんや漫画に紛れ込んだ現代美術」(家村珠代)
     ・「川口さん、アフリカにいながら、日本にいたのだ」(川口幸也)
     ・「影を読み解くと、日本人の感受性のあり方が、見えてくる」(岡戸敏幸)
    -------------------------------------------------------
     ・アート・ランダム:1994年 CIMAM JAPAN MEETING(国際美術館会議日本総会議事録から)
     ・ボクのアート・リーディング:ロスコの自殺を見届けた絵?の前で(山本育夫)
     ・ワンポイント・ミュージアム:東京都江戸東京博物館分館・江戸東京たてもの園

 通巻28号:日本美術、再見/学校の「図工・美術」が消滅する? (1996.10) 1000円

   ● 『日本美術、再見』
     ・「生きつづけてきた『ひとがた』の行方」(天野一夫)
     ・「日本画の『脱亜』の先に」(山口泰弘)
     ・「広重が表した旅浪漫」(松田重昭)
   ● 『学校の「図工・美術」が消滅する?』
     ・「どびだせ、めをだせ、こころだせ」(鈴石弘之)
    -------------------------------------------------------
     ・ドメスティック・キャッツ:厚塗りシャルダンが描いた猫
     ・「阪神大震災美術館・博物館総合調査」報告1、2を読む2
     ・セルフ・ガイドの波打ち際:「親と子のための現代美術入門」セルフ・ガイド(群馬県立近代美術館)
     ・母と子の「生活芸術のススメ」:なめて、たたいて、ガラガラで芸術体験(中森真子)
     ・ワークショップ倶楽部:「さいとおはなしができました」田中憲一は、子どもにどう読まれたか(坂本正文)
     ・ボクのアート・リーディング:美術品を解剖する快楽(山本育夫)
     ・ワンポイント・ミュージアム:山田かまち水彩デッサン美術館

 通巻29号:東北、文学紀行/パソコンを使って「私のむらの美術館づくり」 (1996.12) 800円

   ● 『東北、文学紀行』
     ・「霧にけむる、イギリス海岸をゆく」(宮沢賢治記念館、宮沢賢治イーハトーブ館他)
     ・「啄木というフィクション」(山本玲子)
     ・「風土に届かなかった、光太郎の言葉」(高村光太郎記念館、高村山荘)
   ● 『パソコンを使って「私のむらの美術館づくり」』(金澤文利)
    -------------------------------------------------------
     ・ドメスティック・キャッツ:猫好きボナール 欄干猫
     ・アート・ランダム:美術館問題、内部からの告発1
     ・セルフ・ガイドの波打ち際:「芸術あそび」ガイドブックにみる自由感(ドイツ・ハノーヴァー・シュプレンゲル美術館)
     ・コラム:セゾン美術館で、4年ぶりの「あそびじゅつ」ジョージ・シーガル展のギャラリー・トーク(一條彰子)
     ・母と子の「生活芸術のススメ」:見立てて遊ぶ(中森真子)
     ・ワークショップ倶楽部:平塚美術館「読むワークショップ」を読む
     ・ボクのアート・リーディング:土に埋められた少年(山本育夫)
     ・ワンポイント・ミュージアム:下山(にざやま)芸術の森発電所美術館


 通巻31号:展覧会のオムニバス (1997.4) 500円

   ● 『展覧会のオムニバス』
     ・「展覧会レビュー」
     ・「東京ビッグサイトで、何が起こったのか? -『アトピック・サイト』展における『検閲』問題-」(福住治夫)
     ・「10年間『稀有』なコレクション -『開館10周年記念/コレクション10年の歩み/芸術と素朴』展-」(遠藤望)
     ・「『学芸員の卵』がつくった展覧会 -TAMA VIVANT '96-」
    -------------------------------------------------------
     ・新連載・名画植物図鑑:ジギタリスの花は、毒にも薬にも?
     ・新連載・美術家の歩き方:「作品」の出現、「展覧会の出現」(彦坂尚嘉)
     ・新連載・MEPでダンスを
         :体感する美術'96 アーティストを考えるサバイバル・ツール(佐倉市立美術館)
         :中学校美術指導資料シリーズ(香川県中学校教育研究会美術部会)
     ・新連載・動物便覧:「アルノルフィーニの婚礼」
     ・ボクのアート・リーディング:振り向くと、その人が立っていた(山本育夫)
     ・ワンポイント・ミュージアム:中村正義の美術館 -春のやわらかな光りにつつまれて-

 通巻32号:シンポジウムの楽しみ方 (1997.6) 500円

   ● 『シンポジウムの楽しみ方』
     ・「世田谷美術館シンポジウム:神話を越えて -アート・美術館・表象の21世紀を問う-基調報告を聞く/ドキュメント」
     ・「世田谷美術館シンポジウム:神話を越えて -アート・美術館・表象の21世紀を問う-パネル・ディスカッション/ドキュメント」
                                           (今福龍太/千野香織/日比野克彦/川口幸也)
    -------------------------------------------------------
     ・名画植物図鑑:「池の表面、池の深淵」を浮遊する睡蓮
     ・美術家の歩き方:絵画でも彫刻でもない、不思議なワーク(橋田尚之)
     ・MEPでダンスを
         :「20世紀のイギリス彫刻/ティーチャーズ・ガイドとワーク・シート」(彫刻の森美術館)
         :ジュニア・ガイドブック(国立国際美術館)
     ・動物便覧:「聖十字架の発見とソロモン王とシバの女王の会見」
     ・ボクのアート・リーディング:セザンヌの絵を解剖した。な、なんという、セザンヌ!(山本育夫)
     ・ワンポイント・ミュージアム:15年計画で進行中の、雄大な野外展示ゾーン(札幌芸術の森美術館)

 通巻35号:子どもミュージアム・ドキュメント (1997.12) 500円

   ● 『子どもミュージアム・ドキュメント』
     ・「子どものための博物館・キッズプラザ大阪:建物を貫く巨大なアート・モニュメントがシンボル」
     ・「ふなばしアンデルセン公園・子ども美術館:子どもたちの夢が実現した、パフォーマンスゾーンとクラフトゾーン」(大勝睦美)
     ・「浜田市世界こども美術館:世界の子どもたちの絵が見られるぞ」(高野訓子)
     ・「トピック:心のテーマパーク/養老天命反転地 -まさに奇蹟だね。僕たちの生きているあいだには実現できないと思っていたんだ-」(平林恵)
    -------------------------------------------------------
     ・名画植物図鑑:水面に、いま、落ちたばかりの椿の一輪
     ・美術家の歩き方:無惨の底の底には光が(堀浩哉)
     ・動物便覧:「子供時代のグレイ卿とレディ・メアリー・ウェスト」
     ・アート・ランダム:こころざしの終焉が起り始めている?
     ・ボクのアート・リーディング:ゴッホの向日葵を比べてみると(山本育夫)
     ・ワンポイント・ミュージアム:知ってるようで知らない、お金の世界(日本銀行金融研究所 貨幣博物館)

 通巻36号:ここまでできる!最新ミュージアム・エデュケーション (1998.2) 500円

   ● 『ここまでできる、最新ミュージアム・エデュケーション』
     ・「所蔵作品による子どもを対象とした展示 -夏休み子どもの美術館『6つのぼうけん』-」(名古屋市美術館)
     ・「体感する美術'97まちへ出よう - 風と精霊と人の声」(佐倉市立美術館)
     ・「宇都宮美術館『森ニイマス』」(岡本康明)
     ・「京都国立近代美術館・館所蔵世界の近代写真II:漂流教室 イメージの図書館から中学生18人が創る18の展覧会」(河本信治)
    -------------------------------------------------------
     ・名画植物図鑑:静かな気迫を磨いていた人のたたずまいが
     ・美術家の歩き方:僕の前には、受け継ぐべき絵画がなかった(高見沢文雄)
     ・MEPでダンスを:「ポンピドー・コレクション展」のあれこれ(東京都現代美術館)
     ・動物便覧:「即興(渓谷)」
     ・ボクのアート・リーディング:「背面」は無防備なくせして、意味深である(山本育夫)
     ・ワンポイント・ミュージアム:民芸運動の作家たち作品1,000点(アサヒビール大山崎山荘美術館)
     ・アート・ランダム:「懐柔アート」と「自主検閲」の横行するクニ

 通巻37号:上野の森で何が起こった?/緊急アンケート報告 (1998.4) 500円

   ● 『最新ミュージアム・エデュケーション2:上野の森で何が起こった?』
     ・「『エイブル・アート'97』東京美術館」(岡崎清子)
     ・「『眠れる森の美術館』上野の森美術館」(窪田研二)
     ・「公開シンポジウム・ドキュメント(宇都宮美術館講堂・永守基樹)
        :『作る』教育と『終焉』/近代の作る概念、現代の作る概念、その変容について」
   ● 『緊急アンケート報告』
     ・「国立博物館・美術館、文化財研究所などの、民営化?決定!?」
    -------------------------------------------------------
     ・新連載・ささやかな光景:「聖母子と小さな洗礼者ヨハネ」
     ・新連載・フェイス・アップ:「家族の肖像」
     ・ワンポイント・ミュージアム:手塚ワールドに、年間26万人が(宝塚市立手塚治虫記念館)
     ・アート・ランダム:「懐柔アート」と「自主検閲」の横行するクニ

 通巻38号:美術館の写真、写真の美術館 (1998.6) 売切れ

   ● 『美術館の写真、写真の美術館』
     ・「横浜美術館 写真の領分」(天野太郎/倉石信乃)
     ・「座談会:事後の写真、事後の風景」(天野太郎/倉石信乃)
     ・「東京国立近代美術館フィルムセンター:写真による、写真の批評」(増田玲)
     ・「東京都写真美術館:女性が撮った写真の衝撃」(笠原美智子)
    -------------------------------------------------------
     ・ささやかな光景:名所江戸百景「市中繁盛七夕祭」
     ・フェイス・アップ:「十字架を担うキリスト」
     ・MEPでダンスを:岩波書店の「日本写真家」シリーズ、刊行中(桑原涼)
     ・ワンポイント・ミュージアム:一服野のお茶を味わいながら、茶道具を観る(畠山記念館)
     ・ボクのアート・リーディング:日本美術院100周年記念展を見る(山本育夫)
     ・アート・ランダム:この国の美術の行方、美術館の行方

 通巻39号:国際シンポジウム:「21世紀における文化展示の構築をめざして」公開シンポジウム・ドキュメント (1998.8) 売切れ

   ● 『博物館や美術館とは、何だったのか?そして、誰のためにあったのか?』
     ・「シンポジウム:21世紀における文化展示の構築をめざして問題提起/セッション報告/公開シンポジウムドキュメント」
                         (川口幸也/田村克己/デレ・ジュゲデ/アワン・モイス/落合一泰/岡真理子)
    -------------------------------------------------------
     ・ささやかな光景:「眠れるジプシー女」
     ・フェイス・アップ:「脅迫される暗殺者」
     ・MEPでダンスを:箱根の彫刻の森美術館で、キーファーを見る(与田美樹)
     ・ワンポイント・ミュージアム:お寺が埴輪のミュージアムになった(歴史の里・芝山ミュージアム)

 通巻40号:展覧会カタログを「見物」する (1998.10) 500円

   ● 『展覧会カタログを「見物」する』
     ・「森村泰昌『空装美術館』絵画になった私」(東京都現代美術館)
     ・「ジャスパー・ジョーンズ展」(東京都現代美術館)
     ・「気まぐれ美術館一洲之内徹と日本の近代美術」(目黒区美術館)
     ・「ル・コルビュジェ 1996-1997」(神奈川県立近代美術館)
     ・「牧 (もっけい)憧憬の水墨画」(五島美術館)
     ・「夏のワークショップ'94こんどはことばの展覧会だ」(水戸芸術館)
     ・「トピック:日本画は現代美術たりあるか?」(野地耕一郎)
    -------------------------------------------------------
     ・ささやかな光景:フラットフォードの水車場
     ・フェイス・アップ:「レンブラントサスキア」
     ・MEPでダンスを:宮城県美術館の「コレクション再見/アートウォッチング」を再見する
     ・ワンポイント・ミュージアム:産む人間主体のお産を考えたい(お産のミニ博物館)
     ・ボクのアート・リーディング:秋の光の中で、マネの描いた「背面」女性を観察する(山本育夫)

 通巻44号:市民が参加してつくった展覧会 -平塚市美術館「幻想植物園」展の新鮮度-/ビオトープは、生きているミュージアム (1999.6) 売切れ

   ● 『市民が参加してつくった展覧会 -平塚市美術館「幻想植物園」展の新鮮度-』(端山聡子)
   ● 『ビオトープは、生きているミュージアム』(杉山恵一)
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     ・名画BOCAシーン2
     ・ささやかな光景:「春」(ジャン=フランソワ・ミレー)
     ・フェイス・アップ:「笞打たれるキリスト」
     ・MEPでダンスを:「平成九年度 地域・草の根交流欧州派遣事業/芸術と社会を結ぶ報告書」を読む
     ・ワンポイント・ミュージアム:元気で明るいサザエさん一家が勢ぞろい(財団法人 長谷川町子美術館)
     ・ボクのアート・リーディング:赤髪の背面少女が見ているものは何?(山本育夫)

 通巻45号:アートが変わる、社会が変わる -新しいアートの胎動 (1999.8) 500円

   ● 『トヨタ・エイブルアート・フォーラム東京セッション:アートが変わる、社会が変わる -新しいアートの胎動-』
     ・「エイブル・アートの可能性」(高橋直裕/はたよしこ/服部正/播磨靖夫/森田ゆかり/栗原彬)
     ・「プレゼンテーション1:エイブル・アートとは何か」(播磨靖夫)
     ・「プレゼンテーション2:アウトサイダー・アートとアール・ブリュットとは何か」(服部正)
     ・「セッション・第一部:エイブル・アートがアートを変える」
     ・「セッション・第二部:エイブル・アートが社会を変える」
    -------------------------------------------------------
     ・名画BOCAシーン3
     ・ささやかな光景:「ウルビーノのヴィーナス」
     ・フェイス・アップ:「当世風の結婚2/新婚時代」
     ・MEPでダンスを:デュシャンと利休が、マンズー美術館で出会ったとしたら...
     ・ワンポイント・ミュージアム:館内には「七つの子」のメロディが流れて(常陸国雨情の星・野口雨情記念館)
     ・ボクのアート・リーディング:ムンクの「背面絵画」を考察するのだ(山本育夫)

 通巻47号:3つのエピソード -ひろしま美術館「ゴッホのドービニーの庭」、
            静岡県立美術館「東アジア・油画の近代」展、岡山県立美術館「常設展観察日記」- (1999.12)
 800円

   ● 『3つのエピソード -ひろしま美術館「ゴッホのドービニーの庭」、静岡県立美術館「東アジア・油画の近代」展、
       岡山県立美術館「常設展観察日記」-』
     ・「3つのエピソード1:あのデッサンが贋作? 話題の著書『ゴッホの遺言』をめぐるエピソード」(古谷可由)
     ・「3つのエピソード2:東アジアの近代はタブーだった? 果敢に挑んだ学芸員たちのエピソード」(越智裕二郎/李美那)
     ・「3つのエピソード3:市民と学芸員が交換日記? 常設展示作品をめぐるエピソード」(柳沢秀行)
    -------------------------------------------------------
     ・名画BOCAシーン5
     ・ささやかな光景:「ダニエル・クロメリン・ヴァーブランク像」
     ・フェイス・アップ:「イーゼンハイム祭壇画(部分)/聖アントニウスの誘惑」
     ・MEPでダンスを:東京芸術大学の学生を中心としたグループ・へその実験室
     ・ワンポイント・ミュージアム:桃源郷を夢見る美術館(MIHO MUSEUM)
     ・ボクのアート・リーディング:今号は、ピカソの徹底的にブルーな、「背面2人女」との出会い旅編だ(山本育夫)

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