『幻想文学』
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- 第2号:ケルト幻想 2000円
- 「愛蘭文学回想 -矢野峰人インタビュー」
- 「ケルト逍遥 -井村君江インタビュー」
- 「フィオナ・マクラウド -スコットランド神秘主義運動の象徴-」荒俣宏
- 「W・B・イェーツの『ヴィジョン』と神話の体系」鈴木弘
- 「小説の迷宮・迷宮の小説 -フラン・オブライエンのメタ・ノヴェル-」赤井敏夫
- 「フィオナ・マクラウド珠玉選 -髪あかきだふうと/猟師/精-」松村みね子訳
- 「松村みね子著作年譜」井村君江編
- 「大正の夢、夢の華 -松村みね子とその時代-」東雅夫
- 「『しるえっと』より」矢野峰人
- 「ケルト入門ブック・ガイド」
- 「ラヴクラフト、ダンセイニを語る」H・P・ラヴクラフト
- 「幻想絵草子 -いまわなき王国の王女-」A・E・コッパード
- 「『抱擁』日野啓三 -危機と再生の予感を孕む幻視録-」ブック・インタビュー
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- 第4号:アーサー・マッケン/英米恐怖文学事始 2000円
- 「地より出でたる」アーサー・マッケン
- 「帰ってきた兄の話」アーサー・マッケン
- 「ロンドン冒険記」アーサー・マッケン
- 「ブックガイド:マッケンを読む」
- 「ブックガイド:未訳書篇」南條竹則
- 「夜、歩くひと」富山太佳夫
- 「シオンの顕現 -アーサー・マッケンと<オカルト>-」法水金太郎
- 「都市と魔界の二断章」大崎崇彦
- 「聖杯伝説の原典を求めて」天沢退二郎
- 「牧神の誘ない」平井呈一
- 「アーサー・マッケン回想」ロバート・ヒリヤー
- 「恐怖文学出版夜話 -紀田順一郎インタビュー」
- 「『恐怖と怪奇』の頃 -都筑道夫インタビュー」
- 「回想の平井呈一 -由良君美インタビュー」
- 「『贋物漫遊記』完全不在のスペクタクル・エッセイ -種村季弘インタビュー」
- 「神秘学最前線・日本篇:須佐之男の系譜」水神祥
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- 第5号:伝奇ロマン -漂泊民幻想の深層へ- 1800円
- 「風太郎、八犬伝を語る -山田風太郎インタビュー」
- 「戒厳令の前夜に -五木寛之インタビュー」
- 「名もなき庶民の夢がたり -半村良インタビュー」
- 「無窮迷路の世界」半村良
- 「ブックガイド:幻想伝奇ロマン50選」幻想文学会編
- 「血に塗れた歌舞 -隠れたものと顕われたもの-」松田修
- 「『異界』としての想像力 -江戸期伝奇ロマンの濫觴-」高田衛
- 「わが闇を狐火燃えて駆けめぐり」宗谷真爾
- 「暗殺剣としての文学 -伝奇ロマン受容の背景をめぐって-」尾崎秀樹
- 「本朝モノ・カタリ談義:オカルト・ジャパネスク」松岡正剛/荒俣宏
- 「『槿』草場に匂う妄想譜 -古井由吉インタビュー」
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- 第7号:幻想児童文学 1800円
- 「幻想児童文学50選」幻想文学会編
- 「幻想児童文学を読むための10冊の本」編集部編
- 「コロボックルという名の小宇宙 -佐藤さとるインタビュー」
- 「クマと北斗とシャーマニズム -神沢利子インタビュー」
- 「虚構を生きる -舟崎克彦インタビュー」
- 「プリオシン海岸のくるみの実 -別役実インタビュー」
- 「少女は現実逃避する -立原えりかインタビュー」
- 「アニミズムがポタポタ -三木卓インタビュー」
- 「佐藤さとる『タツオの島』をめぐって」岩田慶治
- 「佐藤さとる『大きな木がほしい』をめぐって」植田実
- 「山中恒『おれがあいつであいつがおれで』をめぐって」川本三郎
- 「オニリスムの彼方へ -天沢退二郎の『三つの魔法』-」堀切直人
- 「運動場体としての少年身体 -三木卓『かれらが走り抜けた日』をめぐる試論-」鎌田東二
- 「『空想の部屋』を前にして」森田暁
- 「幻想児童文学をめぐる三つの質問」神宮輝夫
- 「幻想絵草紙:どこにもゆけない道」三田村信行/深谷朱人画
- 「『オレンジ党、海へ』大地と水と夢 -天沢退二郎インタビュー」
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- 第8号:ロストワールド文学館 1800円
- 「十九世紀とロストワールド幻想」高山宏
- 「恐龍文学必携」諸星翔
- 「恐龍小説談義 -田中光二インタビュー」
- 「秘境小説談義 -山田正紀インタビュー」
- 「秘境と謎と怪奇 -黒沼健インタビュー」
- 「怪獣学事始」森茂太郎
- 「怪獣について私たちが知っている二、三の事柄」鈴木聡
- 「恐龍少年は死なず」石上三登志/菊地秀行
- 「恐龍グラフィティ -目で見るロストワールド-」
- 「幻想絵草紙:香山滋怪人奇獣図譜」谷弘兒画編
- 「蜥蜴の島 -香山滋作品復刻」香山滋
- 「怪獣見世物師 -香山滋作品復刻」香山滋
- 「秘境と怪獣・回想の香山滋 -田中文雄インタビュー」
- 「ロマンと幻想の詩人 -香山滋インタビュー」田中文雄構成
- 「境界線の眩暈 -フリオ・コルタサル追悼」旦敬介
- 「コルタサルの此岸と彼岸」蓑由己夫
- 「『龍膽寺雄全集』夢の王国見聞記 -龍膽寺雄インタビュー」
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- 第9号:怪奇幻想ミステリー 1800円
- 「怪奇幻想ミステリー50選」幻想文学会編
- 「幻想ミステリー:日影丈吉インタビュー」
- 「怪奇ミステリー:山田正夫インタビュー」
- 「恐怖ミステリー:阿刀田高インタビュー」
- 「幻想絵草紙:少女密偵団殿」中井英夫/建石修志画
- 「雪華葬刺し -赤江瀑作品の映像化-」松田修
- 「わたしの会いたい幽霊たち」森真沙子
- 「究極の情報」竹本健治
- 「ブック・インタビュー:新井素子」
- 「トーキング・スポット:宮崎駿 -ナウシカ宇宙の可能性-」
- 「『虚無への供物』という犯罪 -中井英夫論-」笠井潔
- 「逆流する文体 -久生十蘭の『予言』-」川崎賢子
- 「記憶するテクスト -日影丈吉論の試み-」鈴木聡
- 「ゲームとバリケード -竹本健治と笠井潔の作品空間-」堂本正樹
- 「対談:怪奇ミステリー戦後史」中島河太郎/紀田順一郎
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- 第11号:幻想SF 1800円
- 「幻想SF50選」幻想文学会編
- 「マニエリスム思想としての楕円体」荒巻義雄
- 「空想科学小説の時代」川又千秋
- 「戦後・私・SF:星新一インタビュー」
- 「身体性の変容が孕む幻想と怪奇:夢枕獏インタビュー」
- 「日本SF幼年期の終りに:石川喬司インタビュー」
- 「SFと<近代の終焉>:笠井潔インタビュー」
- 「サイレンス・フィクションの時代:川本三郎インタビュー」
- 「もうひとつの世界」菊地秀行
- 「夢意識より」野阿梓
- 「対談:始まりはからっぽの世界」日野啓三/山野浩一
- 「対談:<日本SF=早すぎたポストモダン>の終焉」きねずみあん/諸星翔
- 「UFOの夢」龍膽寺雄
- 「ブック・インタビュー:筒井康隆 -虚航船団-」
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- 第28号:吸血鬼文学館 -真紅のデカダンス- 1800円
- 「対談:吸血鬼 -この永遠なる憧憬」菊地秀行/須永朝彦
- 「死者たちの血の渇き -ドイツ吸血鬼文学誌-」前川道介
- 「メタファーとしての吸血鬼 -フランス吸血鬼文学誌-」森茂太郎
- 「『ドラキュラ』とその周辺 -不思議な物語-」稲生平太郎
- 「アメリカン・ヴァンパイア -モダン・ホラーの吸血鬼群像-」風間賢二
- 「吸血鬼における神話作用 -スラヴ吸血鬼文学誌-」大石雅彦
- 「『鬼』の変容 -日本吸血鬼文学誌-」谷川渥
- 「夜の末裔たち -吸血鬼映画ぎゃらりい-」菊地秀行
- 「ドラキュラの末裔たち -『マーティン』と『処女の生血』-」倉阪鬼一郎
- 「ヴァンパイア・オンステージ -演劇・音楽・舞踏にみる吸血鬼-」須永朝彦
- 「吸血鬼漫画の華麗な世界」
- 「小説ヴァン・ヘルシング」須永朝彦
- 「断章」バイロン/南條竹則訳
- 「夜ごとの調べ」ステンボック/加藤幹也他訳
- 「吸血鬼入門必携」諸星翔編
- 「世界吸血鬼名鑑」幻想文学編集部編
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- 第37号:ゴースト、ゴースト -英国幽霊物語- 1800円
- 「罌栗の馨り」マージョリー・ボウエン(南條竹則訳)
- 「ボズウォース頂上水路」L・T・C・ロルト(西崎憲訳)
- 「ファンタスマゴリア -幽霊テクノロジーと近代的夢想の隠喩学」テリー・キャッスル(高山宏訳)
- 「座談会:ゴースト・ストーリーに憑かれて」倉阪鬼一郎/南條竹則/西崎憲
- 「新歴史派の憑霊文化論」高山宏
- 「小猿がこわい -英国幽霊譚と科学思想-」風間賢二
- 「ルネッサンス演劇と幽霊」河合祥一郎
- 「英国スピリチュアリズム逍遥」小池壮彦
- 「英国近代小説における超自然」ドロシー・スパブラー(今本渉訳)
- 「幽霊たちの帰還」ジュリア・ブリッグス(佐藤弓生訳)
- 「倫敦幽霊屋敷探訪記:友成純一インタビュー」
- 「現代英国心霊模様:三浦清宏インタビュー」
- 「英国怪奇小説の愉しみ:紀田順一郎インタビュー」
- 「ペル・メルの幽霊たち」大瀧啓裕
- 「『幻の下宿人』と『スミー』」仁賀克雄
- 「デ・ラ・メアの『緑の部屋』」橋本槇矩
- 「児童文学の幽霊たち」金原瑞人