『季刊人類学』京都大学人類学研究会編/社会思想社
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第1巻1号(創刊号) (1970)/小口ヤケシミ、表紙背ヤケ有 500円
- ○「創刊のことば/編集方針」
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- (1)「部族社会の系統性の研究」(和崎洋一)
- (2)「シコクビエと早乙女」(佐々木高明)
- (3)「農民の行動様式と農業発展」(祖田修)
- (4)「眼は王様」(根元進)
- (5)「精神人類学の視野」(藤岡喜愛)
- (6)「ボルネオ紀行」(岩田慶治)
- (7)「人類学志願」(中村彰)
- (8)「ロンドの五年間」(梅棹忠夫)
- (9)「クライド・クラックホーン」(祖父江孝男)
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- (ほん)「農業文化の起源」(中尾佐助)
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- (座談会)「『季刊人類学』のめざすもの」(岩田慶治/飯島茂/村武精一/梅棹忠夫)
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第1巻2号 (1970)/小口ヤケシミ、表紙背ヤケ有 売切れ
- (1)「聖と俗とのコミュニケーション」(谷泰)
- (2)「タイにおける"モチ稲栽培圏"の成立」(渡部忠世)
- (3)「カセダウチ小論」(小野重朗)
- (4)「『機械化人類学』の妄想」(小松左京)
- (5)「子ウシのくちがせとラクダのブラジャー」(石毛直道)
- (6)「ニュージーランドにおける人類学教育」(石森秀三)
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- (現地報告)
- ・「シェルパ族の食生活を探る」(柳本治美)
- ・「ニューギニア高地におけるリーダーシップ」(畑中幸子)
- ・「パキスタン・インドの旅から」(加藤秀俊)
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第1巻3号 (1970)/小口ヤケシミ、表紙背ヤケ有 帯付 600円
- (1)「アンチ・ホモ・ファーベル -アリになったサルの話-」(小泉英雄)
- (2)「『アンチ・ホモ・ファーベル』へのコメント」(坂上昭一)
- (3)「台所文化の比較研究」(石毛直道)
- (4)「焼畑農耕民のウキとなれずし」(松原正毅)
- (5)「伝染病の生態」(桑原治雄)
- (6)「ルース・ベネディクト」(米山俊直)
- (7)「オスカー・ルイスの『貧困の文化』」(高山智博)
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- (現地報告)
- ・「フィジーの民族音楽をたずねて」(成沢玲子)
- ・「中央アフリカの言語調査より帰って」(江口一久)
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第1巻4号 (1970)/小口ヤケシミ、表紙背ヤケ有 売切れ
- (1)「統辞類型論 -日本語の位置づけについて-」(和田祐一)
- (2)「現代諸言語の類型的とらえ方-『統辞類型論』に対する解説的注釈-」(和田祐一)
- (3)「イセエビとはしか-民族薬学へのアプローチ-」(吉田集而)
- (4)「日本における茶の系譜」(松下智)
- (5)「白老アイヌの社会生活習慣について」(田畑アキ/藤村久和)
- (6)「アルフレッド・クローバー」(松園万亀雄)
- (7)「縦横人類学」(三川目四)
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- (現地報告)
- ・「北カメルン・ヒデ族の飲酒と諸行事」(江口一久)
- ・「イタリアの山の村から」(谷泰)
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第2巻1号 (1971)/小口ヤケシミ、表紙背ヤケ有 帯付 800円
- (1)「エチオピアの栽培植物の呼称の分類とその史的考察-雑穀類をめぐって-」(福井勝義)
- (2)「考現学と世相史(上)-現代史研究への人類学的アプローチ-」(梅棹忠夫)
- (3)「人類学への私見-マルクスに関連して-」(川添登)
- (4)「私と人類学-パリ大学民族学科のころ-」(岡本太郎)
- (5)「民衆生活ノート」(篠田統)
- (6)「アーサー・ケストラー『機械の中の幽霊』」(藤岡喜愛)
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- ・「座談会『家族の構造』をめぐって」(増田光吉/太田武男/佐々木高明/米山俊直)
- ・「『家族の構造』の著者から」(中根千枝)
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第2巻2号 (1971)/小口ヤケシミ、表紙背ヤケ有 売切れ
- (1)「縄文時代の社会組織」(大林太良)
- (2)「切腹考抄」(千葉徳爾)
- (3)「弥生式文化の系譜についての実験考古学的試論-抉入片刃石斧をめぐって-」(松原正毅)
- (4)「民衆生活ノート(2)」(篠田統)
- (5)「バリ島の古村における方位観念について」(大重幸二)
- (6)「『縦横人類学』を読む」(山中源二郎)
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第2巻3号 (1971)/小口ヤケシミ、表紙シミ背ヤケ有 売切れ
- (1)「人類学的に見たバウムによるイメージの表現」(藤岡喜愛/吉川公雄)
- (2)「あくたいもくたい考-悪態の諸相と機能-」(星野命)
- (3)「日本的社会関係における<基本的概念群>」(米山俊直)
- (4)「タコのかたきうち-ポリネシアの一漁具をめぐって-」(石毛直道)
- (5)「ヤミ市の考現学メモ-大阪梅田のバラックなど-」(樋口敬二)
- (6)「民衆生活ノート(3)」(篠田統)
- (7)「東南アジアの住居-分布を中心として-」(杉本尚次)
- (8)「ブラジル・ハリ・キュウ旅行」(出口京太郎)
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第2巻4号 (1971)/小口ヤケシミ、表紙背ヤケ有 600円
- (1)「ヒトの足-その形態と機能について-」(水野祥太郎)
- (2)「馬のり論序説」(水原洋城)
- (3)「民衆生活ノート(4)」(篠田統)
- (4)「ジャカルタ雑考-一つの印象論-」(腹忠彦)
- (5)「ドゥスン族の焼畑技術とその儀礼-ボルネオ島北部の山地陸稲栽培民の事例から-」(長岡康規)
- (6)「シェルパ族の食事」(柳本治美)
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第3巻1号 (1972)/小口少ヤケ、表紙背ヤケ有 帯付 600円
- (1)「森林とサル-霊長類の進化における生態学的アプローチに関するエッセイ-」(河合雅雄)
- (2)「紀行文にみられる日本人のアメリカイメージ」(加藤秀俊/田中のり子)
- (3)「民衆生活ノート(5)」(篠田統)
- (4)「フューラー・ハイメンドルフ教授の横顔」(飯島茂)
- (5)「エンブリー『須恵村』の学説史的位置」(米村俊直)
- (6)「須恵村調査の思い出」(牛島盛光)
- (7)「韓国日記-朝鮮社会・文化論のための覚書-」(鈴木満男)
- (8)「ヨーロッパの野外民家博物館訪問記」(杉本尚次)
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第3巻2号: (1972)/小口ヤケ、表紙背ヤケ有 帯付 600円
- (1)「カミの住み家-あるいはアニミズム再考-」(岩田慶治)
- (2)「アフガニスタンの民族音楽-民族音楽学の周辺をめぐって-」(藤井知昭)
- (3)「トヒノミとドングリ-堅果類の加工方法に関する事例研究-」(松山利夫)
- (4)「民衆生活ノート(6)」(篠田統)
- (5)「心理人類学の構想」(浜口恵俊)
- (6)「クンブのシェルパにおける経済の変遷」(鹿野勝彦)
- (7)「『人類学』私考-とくに『調査』をめぐって-」(小西正捷)
- (8)「モンゴル紀行」(西川幸治)
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第3巻3号 (1972)/小口ヤケシミ、表紙背ヤケ有 帯付 600円
- (1)「アニミズム再考-あるいは、続・カミの住み家-」(岩田慶治)
- (2)「ターザン、コナン、ジョン・カーター」(原忠彦)
- (3)「対人関係価値からみた『義理』-KG・SIVによる一資料-」(菊地章夫)
- (4)「民衆生活ノート(7)」(篠田統)
- (5)「扶余郊外(恩山)の別神祭-韓国の御柱祭-」(金井典美)
- (6)「ジュリアン・スチュワード」(米山俊直)
- (7)「『見られる』人類学-北カメルーン・フルベ族の街マルアで考えていること-」(江口一久)
- (8)「マレーシアのオラン・アスリ-セメライ族の点描」(御勢久右衛門)
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第3巻4号 (1972)/小口ヤケシミ、表紙シミ背ヤケ有 帯付 600円
- (1)「現代身体髪膚論-文化の理解にあたって身体の理解は不可欠だ-」(香原志勢)
- (2)「『脱穀場を清掃する』儀礼-ウガンダ、北部テソ社会におけるエタレ儀礼-」(長島信弘)
- (3)「栽培植物の起源-コムギを中心として-」(田中正武)
- (4)「民衆生活ノート(8)」(篠田統)
- (5)「秩父祭り-都市の祭りの社会人類学-」(中村孚美)
- (6)「生態心理学としての空間論」(栗田靖之)
- (7)「生きた岩壁画-西アフリカ・ドゴン族の図像表現-」
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第4巻1号 (1973)/小口ヤケ、表紙背ヤケ有 帯付 800円
- (1)「ヒマラヤの国々と音楽-ネパール民族音楽を中心に-」(藤井知昭)
- (2)「インドの新聞にみる求婚広告-苦悩するバラモン-」(辛島昇/辛島貴子)
- (3)「六つ目の仲間たち」(中村たかを)
- (4)「民衆生活ノート(9)」(篠田統)
- (5)「雲南シップ・ソーン・パンナーの統治形態に関する一考察-ルゥ族の政治組織・土地制度を中心に-」(田辺繁治)
- (6)「フェリックス・キージング」(石森秀三)
- (7)「トバ・バタックの病気と治療法」(吉田集而)
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第4巻2号 (1973)/小口ヤケシミ、表紙背ヤケ有 600円
- (1)「日本文化の構造的理解をめざして」(伊藤幹治)
- (2)「部族混住-部族集団の地縁性-」(和崎洋一)
- (3)「民衆生活ノート(10)」(篠田統)
- (4)「コライとタコトワン-ルカイ族のサトイモ加工法-」(松山利夫)
- (5)「東北スマトラ華僑水上部落の生態」(岩切成郎)
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- ・「座談会『焼畑の文化』」(宮本常一/中尾佐助/佐々木高明/端信行/福井勝義/石毛直道)
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第4巻3号 (1973)/小口ヤケシミ、表紙背ヤケ有 600円
- (1)「結縛の組織論」(額田巌)
- (2)「サルの母子隔離実験の問題点」(糸魚川直祐)
- (3)「民衆生活ノート(11)」(篠田統)
- (4)「登山家の色の好みとそのうつろいについて」(安田武)
- (5)「済州島から」(佐藤信行)
- (6)「イタリアから」(井上忠司)
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第5巻1号 (1974)/小口ヤケ、表紙アセ有 600円
- (1)「サケ・マスと縄文人」(高山純)
- (2)「日本語とチベット語-三つの不思議-」(岸本通夫)
- (3)「ベンガルのブラタ儀礼」(小西正捷)
- (4)「民衆生活ノート(13)」(篠田統)
- (5)「第9回国際人類学民族学会議に出席して」(祖父江孝男)
- (6)「祖先崇拝シンポジウム」(竹田聴洲)
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第6巻2号 (1975)/小口ヤケ、表紙アセ有 600円
- (1)「哺乳動物の社会進化いついての試論」(瀬戸口烈司)
- (2)「日本語の数詞の起源」(川本崇雄)
- (3)「成人式から楽隠居まで」(D・W・プラース/池田啓子)
- (4)「民俗分類の機能」(松井健)
- (5)「民衆生活ノート(18)」(篠田統)
- (6)「西サモア村落再訪記」(杉本尚次)
- (7)「スワヒリ語メモ」(和崎洋一)
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第6巻4号 (1975)/小口ヤケ、表紙アセ有 売切れ
- (1)「女房と山の神-わが妻を山の神と崇める由来-」(千葉徳爾)
- (2)「ボリビア・アマゾンにおけるゴム採集人の植物利用と栽培」(山本紀夫)
- (3)「民衆生活ノート(20)」(篠田統)
- (4)「コロナニ村素描-西アフリカ・セヌホ族の調査から-」(西村滋人)
- (5)「山地民考-オーシタ・アンビラン・コノイ物語-」(大島襄二)
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第7巻2号 (1976)/ヤケ、表紙アセ有 売切れ
- (1)「座談会:栽培植物と農耕の起源」(阪本寧男/田中正武/中尾佐助/堀田満/樋口隆康/渡部忠世/佐々木高明)
- (2)「漁撈活動と魚の生態-ソロモン諸島マライタ島の事例-」(秋道智弥)
- (3)「民衆生活ノート(22)」(篠田統)
- (4)「中央アンデスの凍結乾燥イモ、チューニョ-加工法、材料およびその意義について- 」(山本紀夫)
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第7巻4号 (1976)/ヤケ、表紙アセ有 600円
- (1)「オルドワイ谷ヒト科足化石の吟味」(水野祥太郎)
- (2)「醗酵法の故郷」(徳井賢)
- (3)「文化交流の提言-南西アラスカNelson島の事例から-」
- (4)「民衆生活ノート(22)」(篠田統)
- (5)「京都北山7カ村の食生活」(久世壇)
- (6)「現代ならいごと考-女の遊び論として-」(橋本敏子/野村和子/小林真喜子)
- (7)「ボールズ博士聞き書き」(ゴードン・T・ボールズ)
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第8巻4号 (1977)/ヤケ、表紙アセ有 500円
- (1)「座談会:アメリカ人による日本研究」(リブラ・T・スギヤマ/綾部恒雄/浜口恵俊/祖父江孝男/谷泰/米山俊直)
- (2)「方言性向語彙の研究-『期待される人間像』の語彙への反映-」(室山敏昭)
- (3)「義理と人情:KG-SIVによる検討」(菊池章夫)
- (4)「酒縁社会・考-学生街のスナックにおける『飲み人』たちの行動をめぐって-」(高田康孝)
- (5)「モンゴルの取材の旅から」(長井康平)