『季刊 is -panoramic magazin-』ポーラ文化研究所
 No.19:宴(1982)/表紙少破れ有 500円

     ・「対談:文化の爛熟と宴」(中村真一郎/小田島雄志)
     ・「魔の宴の系譜 -上古から近世文学まで-」(森山重雄)
     ・「雅びやかな宴 -ワトーとロココの宴-」(窪田般彌)
     ・「オペラ座界隈と関の酒場 -遊びにおける都市空間の分割-」(喜安朗)
     ・「祝宴の影 -ロシア農民の婚礼と魔術師-」(坂内徳明)
     ・「宴の身体 -連歌と一揆と-」(松岡心平)
     ・「まれびとを迎える宴」(三隅治雄)
     ・「『磯遊び』と『山遊び』の世界 -宴と性のフォークロア-」(小松和彦)
     ・「ヴァルプルギスの夜の宴」(高橋義人)
     ・「宴の現象学 -現代<宴>考-」(中野収)
     ・「シェイクスピアの宴と反・宴 -劇中の<宴>の意味の構造-」(喜志哲雄)
     ・「詞華競宴録」(須永朝彦)

     ● 連 載
       「アニマル・レクシコン12:猪-あるいは豚-」(中村凪子)
       「部屋の宇宙誌19:椅子の背中」(海野弘)
       「一角獣物語2:一角獣狩り」(種村季弘)
       「見出された都市<上海>3:幻想都市」(春名徹)
       「劇場と演劇の精神史9:積物・看板・提灯 (三)」(服部幸雄)
       「ラヴズ・ボディ3:ペルソナについて」(ノーマン・O・ブラウン)

 No.23:性(1983) 500円

     ・「対談:エロス・美・ジェンダー -<性>の始原を求めて-」(多田智満子/池澤康郎)
     ・「性科学と精神医学の狭間 -恋愛の3要素をめぐって-」(鎮目恭夫)
     ・「性解放の双面の貌-フロイト・ライヒ・マルクーゼ-」(片岡啓治)
     ・「『今・ここ』の関係を超えて -<身体と性>の今日的課題-」(三橋修)
     ・「老人の性の回路 -『翁』説話と風流の芸能-」(山折哲雄)
     ・「振動する性の身体 -タントリズムの身体技法-」(中沢新一)
     ・「性のイリュージョン -初代芳澤あやめ-」(土屋恵一郎)
     ・「性差の発生 -児童画が語るもの-」(安斎千鶴子)
     ・「『性』の未来的構図 -ポスト・サービス社会のセクシュアリティ-」(粉川哲夫)
     ・「脳機能と性交行動」(千葉康則)
     ・「ナウアのセクシュアリテの征服 -メキシコの民衆生活誌-」(山本哲士)
     ・「図版構成・性の博物図鑑 -神経症的でないセックス・ヒストリー-」(荒俣宏)

     ● 連 載
       「アニマル・レクシコン16:牛」(中村凪子)
       「部屋の宇宙誌23:マウント」(海野弘)
       「一角獣物語6:芸能者としての一角獣」(種村季弘)
       「見出された都市<上海>7:都市へ、あるいは都市から」(春名徹)
       「劇場と演劇の精神史13:役者の名 (一)」(服部幸雄)
       「ラヴズ・ボディ7:自由について」(ノーマン・O・ブラウン)

 No.51:旅行者(1991) 売切れ

     ・「旅は縮尺可能である」(赤瀬川原平)
     ・「対談:世界が自らの素肌を見せてくれるとき」(日野啓三/藤原新也)
     ・「漂白の理論 -旅行者としてのカミーロ・ホセ・サラ-」(今福龍太)
     ・「室内旅行者の憂鬱」(伊井直行)
     ・「未知もなければ既知もない幸福な<外>の住人」(丹生谷貴志)
     ・「20世紀廃墟ツアー」(伊藤俊治)
     ・「旅行業者と鉄道」(小池滋)
     ・「読む旅行案内書の文化」(中川浩一)
     ・「情報を金に変えた男シャルル・ルイ・アヴァス」(鹿島茂)
     ・「道々に刺茨の歓迎 -ベンガル・灼熱の春の旅路-」(臼田雅之)
     ・「失われた『夜の航海』」(田中仁彦)
     ・「観光ツアー風俗誌」(平野勝巳)

     ● 連 載
       「風景劇場・毛利元就紀行2:海と島の空間」(海野弘)
       「テクスチュール・ファン・ド・シエクル6:狩りの後」(高山宏)
       「風の眼の部族6:亀の島を走る」(管啓次郎)
       「同時進行の物語第二部21:曇り空のロンドンも、こうなればすっかりパラダイス」(石田修武)
       「『辺境』の東西南北23:ロシアの無力位性の風」(川端香男里)
       「絶景の幾何学2:眠る人々」(伴田良輔)

 No.57:地下世界(1992) 売切れ

     ・「カリエール大探検」(港千尋)
     ・「明るい闇のなかで -寓話的に-」(小林康夫)
     ・「天界の洞窟、地底の宇宙 -付.池底の夢想史-」(永瀬唯)
     ・「地球の腹のさぐりあい」(島村英紀)
     ・「地下の情報 -恐竜と化石-」(小島郁生)
     ・「解剖展覧会」(宮島美子)
     ・「地下都市論ノート」(海野弘)
     ・「地下世界通信 -ドイツ鉱山文学の系譜-」(今泉文子)
     ・「日本の地下世界のイメージ」(小松和彦)
     ・「中国古代人の地下世界観 -馬王堆帛画雑感-」(三浦國雄)

     ● 連 載
      新「鏡と皮膚 -芸術のミュトロギア1-」
      新「オルペウスの鏡」(谷川渥)
       「風の眼の部族12:花の邦を、めぐる旋律」(管啓次郎)
       「同時進行の物語第二部27:ヨソ者一人、後悔雨アラレ」(石山修武)
       「『辺境』の性28:世界は変わらない?」(大室幹雄)
       「絶景の幾何学8:隆起する乳房」(伴田良輔)
       「詩人の部屋3:上底・下底」(稲川方人/建畠哲/川端隆之/伊藤比呂美)

 No.59:山(1993) 500円

     ・「ヴィクトル・ユゴー -山頂の懐胎と鳥瞰的視点-」(鹿島茂)
     ・「機械仕掛けの神の峰」(永瀬唯)
     ・「偽りの山」(郡司正勝)
     ・「異貌の山々 -迷宮としての絵画-」(狩野博幸)
     ・「椿村」(前登志子)
     ・「京都の山はハベ山だった!?」(小椋純一)
     ・「ハルツからダヴォスへ -『山』の健康神話をめぐって-」(今泉文子)
     ・「インド -正山メールと中心のシンボリズム-」(小倉泰)
     ・「Visual 山のカタログ」(編集部)
     ・「偽りの山・懐胎の山 -中国人の山中遊戯-」(武田雅哉)
     ・「山神考」(赤坂憲雄)

     ● 連 載
       「鏡と皮膚 -芸術のミュトロギア3-」
       「メドゥーサの首」(谷川渥)
       「風の眼の部族14:中国的タヒチ」(管啓次郎)
       「同時進行の物語第二部29:私有することから自由になるプログラムを持つ家」(石山修武)
       「絶景の幾何学10:カップルズ」(伴田良輔)
       「詩人の部屋5:隣り」(稲川方人/建畠哲/川端隆之/伊藤比呂美)

 No.66:文化としての乳房(1994) 800円

     ・「血の乳」(小池寿子)
     ・「乳房の森」(鎌田東二)
     ・「乳房が視姦されるまで -『古ヨーロッパ』から
            『インド=ヨーロッパ』への女神像変遷」(鶴岡真弓)
     ・「ホテル・ジャンヌ」(伴田良輔)
     ・「乳房が眼を閉じる」(松浦寿輝)
     ・「制度化された乳房 -女体と権力の結び目としての『乳房』-」(本田和子)
     ・「哺乳という形態」(養老孟司)
     ・「哺乳類の誕生 -哺乳がもたらしたもの-」(阿部永)
     ・「なぜ乳房は魅力的なのか -動物学から見た乳房-」(幸島司郎)
     ・「女神VS女神?」富島美子)
     ・「Visual 乳房表彰」

     ● 連 載
       「思考の天球、寓意的に2:激怒せよ、乳房!」(小林康夫)
       「タイム・マシン文学史4:秘密の家」(若島正)
       「世の途中から隠されていること3:大仏伝」(木下直之)
       「エスパス・アクアティーク水の記憶の旅2:セーヌの日曜日」(山田登世子)
       「新黄道十二宮・情念動物学3:犬」(鹿島茂)

 No.67:<影>イリュージョン(1995) 売切れ

     ・「visual <影>イリュージョン」
     ・「江戸の幻影」(岡戸敏幸)
     ・「オンブロマニア -プロジェクションの近代史-」(高山宏)
     ・「影の紳士録」(池内紀)
     ・「シルエット大臣」(本城靖久)
     ・「ポストモダン・ダブル」(風間賢二)
     ・「梶井基次郎の<影>」(谷川渥)
     ・「黒衣論 -黒は影か-」(郡司正勝)
     ・「影のオカルティズム」(小松和彦)
     ・「泉鏡花 -身体のイメージ・身体の影-」(石光泰夫)
     ・「影絵の形象と境界」(宮尾慈良)

     ● 連 載
       「思考の天球、寓意的に3:影、あまりにも人間的な」(小林康夫)
       「タイム・マシン文学史5:未来の言語」(若島正)
       「エスパス・アクアティーク水の記憶の旅3:海のセラピー」(山田登世子)
       「新黄道十二宮・情念動物学4:猫」(鹿島茂)

 No.71:失われた書物(1996) 売切れ

     ・「架空図書目録、あるいは知の倉庫について」(宮下志朗)
     ・「アレクサンドリアの世紀末」(巽孝之)
     ・「未完の愚劣の記念文書」(鹿島茂)
     ・「失われていた書物』(高宮利行)
     ・「本は避けられない」(平出隆)
     ・「レニ・レナピの書」(管啓次郎)
     ・「容器としての皮膚」(建石種志)
     ・「Visual オルビス・リヴァイズド」(高山宏)
     ・「ヴァンダーブーフ -本のマニエリスム-」(高山宏)
     ・「<逸書百篇>のダイナミズム」(武田雅哉)
     ・「不完全な<アレフ>」(若島正)
     ・「本と鏡」(谷川渥)
     ・「偉大なる虚空のエクリチュール -スタニスワフ・レムの架空図書館-」(沼野充義)

     ● 連 載
       「思考の天球、寓意的に7:幽霊のその後」(小林康夫)
       「タイム・マシン文学史9:窓、雪、蝶」(若島正)
       「世の途中から隠されていること7:ヤマトタケルと兼六園」(木下直之)
       「エスパス・アクアティーク水の記憶の旅7:温泉ベルエポック」(山田登世子)
       「新黄道十二宮・情念動物学8:鼠」(鹿島茂)

 No.72:<占い>の精神史(1996) 800円

     ・「それは世界の真実を表わしている」(佐藤亜紀)
     ・「占いを数理する」(宮崎興二)
     ・「宅配便のジンクス」(池田香代子)
     ・「Visual 占いの場景」
     ・「占いの精神史・断章」(小松和彦)
     ・「古代の占い」(和田萃)
     ・「悪夢を違える」(古橋信孝)
     ・「草木言語雨託宣列島」(鎌田東二)
     ・「陰陽道の起原と日本的変貌」(村山修一)
     ・「世紀末の陰陽師 -院政期における安倍晴明像をめぐって-」(田中貴子)
     ・「籖引き将軍と石清水八幡 」(今谷明)
     ・「巫女の変貌 -戦国から近世へ-」(黒田日出男)

     ● 連 載
       「思考の天球、寓意的に8:占・口上の裏表」(小林康夫)
       「タイム・マシン文学史10:ゼロ時間へ」(若島正)
       「世の途中から隠されていること8:御影雑考」(木下直之)
       「エスパス・アクアティーク水の記憶の旅8:スピード世紀末」(山田登世子)
       「新黄道十二宮・情念動物学9:蝙蝠」(鹿島茂)

 No.80:空想旅行(1998) 売切れ

     ・「旅行記の幻想性」(川端香男里)
     ・「マルコ・ポーロを讃えて」(四方田犬彦)
     ・「Visual 幻想の地図」(谷川渥)
     ・「義経のバリヴァー旅行記」(海野弘)
     ・「小人国、君子国そして女の国への旅 -『鏡花縁』にみる空想の海外旅行-」(張競)
     ・「ヤコブ・ダンコーナ『光の都市』をめぐる断章」(中野美代子)
     ・「もうひとつの世界」(鹿島茂)
     ・「旅は鳥の翼に乗って -中東文学における飛行譚の系譜-」(杉田英明)
     ・「ヴァイキング・ジャズ」(巽孝之)
     ・「『人生は旅/旅は幻覚』の旅行記」(風間賢二)
     ・「飛ぶのはコワイ、か?!」(小谷真理)

     ● 連 載
       「パリのいにしえの物語4:宿命の都市」(小池寿子)
       「文様漂流 最終回:文様はほんとうに漂流した」(田中優子)
       「レーリッヒとロシア文化の地平4:チュルリョーニス・サリヤン・ピロスマニ」(沼野充義)
       「世の途中から隠されていること 最終回:日本の原始人」(木下直之)
       「身体と境界 最終回:身体と旅」(タイモン・スクリーチ)

 No.83:天から降ってくるものと、地から出てくるもの -タイムカプセル地球号-(2000) 500円

     ・「天から降ってくるものと、地から出てくるもの」(木下直之)
     ・「隕石は宇宙のタイムカプセル」(田賀井篤平)
     ・「石の長者・木内石亭とそのネットワーク」(井上優/伊東ひろ美)
     ・「池底の上つ世」(野口武彦)
     ・「地下世界の所有権」(河野眞知郎)
     ・「地を見つめ、地を読む」(小松和彦)
     ・「球体ミレニア」(高山宏)
     ・「『天』から降ってきたもの・『地』から出てきたもの」(永瀬唯)
     ・「天空からのマレビト」(鎌田東二)
     ・「経塚 -五十六億七千万年の伝言-」(河野眞知郎)
     ・「タイムカプセルと『守』-物と記憶の継承-」(船越幹央)
     ・「現代日本のタイムカプセル一覧」
     ・「Underground」(畠山直哉)
     ・「エッセイ・日記・詩」(平出隆)
     ・「ボナヴェントゥーラ・アドヴェンチャー」(武村知子)
     ・「市場主義」(野村喜和夫)
     ・「祖父の迷いの多い人生」(青柳いづみこ)

     ● 連 載
       「地球国ニッポンのKEIMO戦争3:それでも建築家であろうとしている者」(石山修武)
       「unbuilt Japan(できそこなった日本)3:災害のモニュメント」(橋爪紳也)
       「古美術の20世紀 -視線の変節3:1972年の高松塚古墳-『発見報道』の雛形』(山下裕二)
       「摩滅の賦3:オパールの盲目」(四方田犬彦)
       「レーリッヒとロシア文化の地平7:深まる謎」(沼野充義)
       「ポケモン夢日記3:21世紀の浦島太郎」(渡邊直樹)
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